世界創生からの主な出来事 |
世界創生前 | 〜0年 | 忌まわしき獣(?)が二柱の創造者によって地上の遥か地下に封印される(?) |
上古 (世界誕生から900年代終盤まで) |
0年 | 世界の誕生。大洋にたゆたう波間よりホーリス、ウルダが誕生。 銀の月と金の月(後の太陽)が誕生。銀の月と金の月をつかさどる二柱の守護精霊(アラス)が その輝きからより生まれる。二柱の創造者、眠りに就く。 |
〜1年 | 森の女神ミディールの誕生。ミディールは地上の木々の始祖となる"世界樹"を導くべき地を探すため、 妖精族の始祖たちを伴って西へ旅立つ。妖精族の誕生。 |
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4年 | 世界樹が地上へと導かれ、森が誕生。 風の神ゼフルの誕生。 死を迎えた魂が安息を得る地である冥府が誕生。"静月の"アリンが彼の地の守護者となる。 |
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〜10年 | "世界"が現在のアルベール地方周辺までひろがる。このころから、"魔物"との遭遇が散発的に発生 | |
100年ごろ | 世界は現在のヴォナダーナ(南方)周辺までひろがる。 ヴォナダーナとニルダーナ(東方)を分かつ巨大な裂け目"デル`オウリ"が誕生。 |
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200年ごろ | 夜が誕生。金の月は太陽と呼ばれるようになり、太陽と月は空をさまよい始める。 夜を生み出した"魔法使い"※1ナティアは夜の女神となり、現在のリュナローンにあたる地に居を構える。 彼女を慕う者達によってリュナローンが勃興。ほぼ同時期に夜の妖精族が誕生。ナティアの弟※2が明かりの神となる。 ※1この時代、いわゆる「魔法使い」である神語魔法の使い手は存在しないため、別種の"魔法"の使い手と思われるが詳細は不明 ※2名前は伝えられていない |
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200年代 | "忘れざる都"ガラドこのころ勃興。 星の神ホーリスが誕生。夜空に星が生まれる。 この時期に"ニダリア(魔界)"が誕生、もしくは初めて地上と接触? |
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300年ごろ | 賢者リガート、炎を見出し、世界に遍在する"うつろい変転させる力"をリムラス山へと導く。 リガートは炎の神となリムラス山に居を構える。炎の妖精族(ドワーフ)が誕生。 冶金術が人間族の間に広まり、人間族の勢力が急速に拡大。妖精族(特に森の妖精族)との軋轢が表面化。 妖精族の一部はニルダーナ(西大陸)の北、"ニフ`メディリ`ディン(冥幻の樹海)"へと移り住み、外部から隔絶した 生活を送るようになる。"うつろい変転させる力"が強くなり、世界に悪影響が出始める。 このころ、"世界"は"ヴォナダーナ(南方)"の西端から"ハグルス`ギリス(雪と逃れるものの原野)"へと広がる。 |
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320年ごろ | "ハグルス‘ギリス(雪と逃れるものの原野)"の"魔法使い" ミルダが"停め滞らす力"を見出す。 ミルダは神々に四季を作ることを提案し、受け入れられる。 ミルダは雪の神となり四季が誕生。これよって世界は再び平穏を取り戻す。 |
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300年前半 〜900年前半 |
上古における"イェロール`クルム(黄金のまどろみの時代)"。この時期までに現在存在する種族のほとんどが誕生。 | |
940年ごろ | とある人間族の"魔法使い"が"塵の墓"と後に呼ばれる異界と接触。 そのことがきっかけとなって"モーグリア(地獄)"が誕生。 |
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952年 | 人間族によって作り出された"魂腐りの槍"ヒズニールによって明かりの神"(不明)"が崩御。 ヒズニールが振るわれた余波によって、"珠玉の都"メノーンの一帯(後の" 嘆きの森")が一瞬にして滅び※、 腐毒に覆われる。※メノーンの都では命あるすべてのものが一瞬にして腐り落ち、その命を落としたといわれる |
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964年 | 3体の"(不明※)"が地上に帰還。 イェダール、フォーン、ガラドの三つの都が地上より姿を消す。 ※何らかの魔物と思われるが、その名は伝わっていない |
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嘆きの夜の 時代 (964年〜1000年) |
964年 | 一週間にわたって太陽と月が消滅?その間の記録は一切存在しないといわれている。 この状態が収束するのと時を同じくして、"生ける死者の森"より悪霊と死者の群れがあふれ出す。 また、"忘れえぬ都"ガラド等が位置していた南方南西部(現"モグルス`ギリス(瘴気の吹き溜まる荒野)")に "モーグリア(地獄)"へとつながる恒常的な門が発生。魔物が跋扈する魔境と化す。 |
〜900年代終盤 | 太陽が再びその姿を現すが、その姿は完全ではなく、欠けたままの状態が続く。月はいまだに空に戻らず。 世界各地で"モーグリア(地獄)"、"ニダリア(魔界)"の住人をはじめとする魔物が跋扈し、 上古の時代にあった貴重なものが多く失われる。炎の神リガートはみずからを頼る民のため剣を持って戦うが、 その後、大規模な天変地異が発生。また、大多数の神々が一時的に地上より姿を消す? |
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忌まわしき冬の 時代 (1001年〜1083年) |
1001年 | 太陽が完全な姿を取り戻し、月も再び姿を現す。ただし、寒冷で作物の実りが少ない時期が続く。 このころ、神語魔法誕生の端緒となる書物"艶韻抄録(イェロアリエン)"が記される?筆者不明。 |
1020年ごろ | 魔物の勢力は減退するが、代わりに小さき民の種族間の争いが徐々に激化する。 "うたかたの大地(メレディース)"南部に、失われたはずのガラドの都が突然現れる? |
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1034年? | 北方(ミズダーナ)の一地方領主の娘がアラス(暁光と昏暮の守護精霊)によって、 "白暁の王"アラシス・フレアナウルを授けられる? |
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1060年ごろ | "白梟の"シャノン誕生? | |
1080年ごろまで? | シャノン、世界を廻り各地で戦乱を収める? | |
1081年 | シャノン、北辺郷(ミスラス)の"聖誓の丘"にて神語による誓いを発する。アーモリム(聖誓の礎)が設立。 | |
1083年 | "白暁の王"アラシス、ファルナローンを建国。このごろから気候も元の状態に戻り始める。 | |
〜現在(2000年前後) | 1084年〜 | ※順不同 ・ウィルローン建国 ・ラータイア建国 ・ユーテア建国 ・ナイアラ建国 ・ナイアラ国、一夜にして滅亡 ・ベルアルート建国 ・ニルアベールに同地方の正統統治者の子孫と名乗る男が現れ、戦乱を鎮める。 ・"荒駒の剣"設立 ・ニルアベールにて後に"ザヌルダーフ(無の一日)"と呼ばれる怪異が発生。 ・ニルアベール中部で一人の魔法使いの手による戦乱が発生。 ・フリムアベールで商人の手による体制の原型ができる ・ファルナローン中部で"人喰い"ハンダールを頭とする野盗の一団が跳梁 ・現在のラータイアの西側にあたる一帯(現"還らずの森")が濃い霧に覆われ、 後に霧の向こう側に"理想郷"が存在するとのまことしやかな噂がささやかれるようになる。 ・ニルアベール東部の霧が晴れ、未知の大地への道が開けるが、短期間で霧は復活し再び閉ざされる。 |
※これらの記述はあくまでも賢者達の間で最も一般的とされている意見に過ぎず、必ずしも正しいとは限りません。 |