■ キャンペーンの舞台、状況とPCの立場について

  キャンペーンの背景は一月に行ったセッションのものとほぼ共通していますが、
  セッション開始の状況が多少異なります。
  
  まず、キャンペーンの舞台は前回と同じベル・オーデルとなります。
  ただ、状況は以下のようなものとなります。
  
   ・近いうちにベル・オーデルの北にあるテラム候国がベル・オーデルに侵攻するとの信頼のおける情報がある。
   ・騎士団(総勢26名)の大半は騎士長を含め南のテラム候国に演習に出ており不在。
   ・ジゼール候国に伝書鳩、および伝令を出し、援助を求めたが連絡がない。
   ・現在、候主であるデラル・オーデルは病床にあり、
    現在候家の舵取りが可能なのは候家付の魔術師であるフレッダ・ミローグ(31歳)と
    候家の長女であるレアノール・オーデル(18歳)である。
  
  
  この状況で候家はいくつかの打開策を講じると同時に
  確実に騎士団を呼び戻し、ジゼール候国に援助を請うために
  改めて、護衛をつけた上で使者を送り出すことにしました。
  しかしながら、騎士団が不在の今、護衛の成り手がいないため、
  できる限り信頼が置け、なおかつ、腕が立つ者が
  候家の関係者や城下で顔の利く者によって集められました。
  それがPCです。
  
  PC達への依頼の詳しい内容は以下のようなものです。
  
   ・ジゼール候国への親書を預かったレアノール付の侍女と共に、ジゼール候国の候都ニレフェド(道程は片道2日間)まで赴き
    騎士団と連絡を取り、さらにジゼール候国への援助要請の返事を受け取ってくる。
   ・先に出した使者や伝書鳩が戻ってこないことを考えるとジゼールまでの道程に何らかの障害がある可能性が高いため、
    そのような場合は侍女の身柄を護衛する。
  
  以上。
  報酬は一人あたり1000kt(前金として400kt)。
  この報酬額は、護衛中に遭遇した危険によってはさらに上乗せされる可能性がある。
  また、必要経費、および装備品についてはできる限り援助をし、
  さらに、本人が望むのならベル・オーデルで騎士として取り立てる可能性もあるとのことです。
  (ただし、当人が騎士にふさわしい人物であるかどうか見極めたうえで、との条件がついています。)
  
  
  
  
  
※ マスターからの注意

  
  キャンペーンの流れとして、どうしても危険を承知の上で
  ベル・オーデルに関わる必要があるため、
  PCそうする理由、というものを大まかでもよいので考えておくようにしておいてください。
  (かといって、マスターのほうからPCがベル・オーデルから離反する可能性を完全に否定する訳ではありませんが。)
  もしそれらの理由が思いつかない場合は
  ベル・オーデルに(PCにとって重要な)恩人、友人、肉親などがおり、彼等を通じて候家に紹介されたという経緯をとるようにしてください。
  また、今日のセッションはPCたちが依頼を受け、謁見の間に集められるところから始まります。