季節の挨拶からはじまる簡単な暑中見舞いの書き方を学習していきます。(TOSS空知推薦)
準備 暑中見舞いのはがき(郵政公社のかもメール購入)
暑中見舞いのはがき(下書き用:低学年 本文をグレースケールで書いておく)
(下書き用: 高学年 枠を作り書く場所を示しておく)
実際の暑中見舞いを画面にうつし、子どもたちに紹介する。
「先生ね、夏休みにこんなはがきもらったんだ。これが暑中見舞い。あなたは元気ですか?私は元気ですよ、こんなことをして過ごしていますよ、と伝えるはがきです。」
はがき
1 季節の挨拶を書きます。はがきの文字をなぞりなさい。
例 しょちゅうみまいもうしあげます
「季節の挨拶を書きます。はがきの文字をなぞりなさい。」
グレースケールで入れた「しょちゅうみまいもうしあげます」の文字をなぞっていく。
はじめの書き出しは、低学年も高学年もグレースケールで書いておく。
例文をわたしておき、高学年はそれを参考に書いてもよいことを伝える。
低学年用の画面は写しだしておく。
<低学年用はがきの裏)> <暑中見舞い書き方(低学年用画面表示)>
↓ 5つの場面に分けて画面を提示した。↓
<低
<高学年に例として渡したプリント>↓
2 天気のことと,相手が元気でいるかを聞く文を書きます。
例 あついまいにちが つづいています。
みなさま おげんきですか。わたしはげんきです。
<他の例>
日ごとに暑さが厳しくなってきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
暑い毎日が続いています。みなさまお変わりなくお過ごしのことと思います。
3 自分のことについて書きます。プリントの例文を参考にしてもいいです。
例 わたしはまいにち ラジオたいそうに いっています。
ここが一番難しいので時間を取って取り組む。子どもから夏休みにしていることを聞き出し例示していく。
「夏休みにプールに行った人?」
数人手を挙げた。
例「『私はプールに行って泳いでいます。たくさん泳げるようになりました。』と書けるね。」
「夏休みに他に何かした人?」
と聞くと
「明日札幌に行く」
「ラジオ体操に行った」
など子どもたちから出てきた。
例「私は札幌に行ってきます。とても楽しみです。」
例「私は毎日ラジオ体操に行っています。」
4 相手の無事を祈る言葉を書きます。
例 おからだを たいせつに なさってください。
〜さんお体に気をつけてください。など相手の名前を書いてもいいことを伝える。
5 日付を書きます。
例 へいせい一九年 七月 せいか
少し下の方に下げて書くことを伝える。
次は清書をします。下書きを見ながら丁寧に書きましょう。
1 表を書きます。相手の名前を真ん中に大きめに書きます。
2 住所を書きます。郵便番号を書きます。
住所,郵便番号の分からない子どもたちには家で調べてくるように伝える。
3 同じように 切手の下のスペースに 自分の名前,住所,郵便番号を書きなさい。
子どもTOSSデーではここまで取り組むことができなかった。画面に書き方を写しだし,保護者用の配布物として渡した。
(教科書に掲載されている宛名の書き方を参考にしてもらった)
@ 取り上げた例文が難しかった。もっと単純で簡単な例文を上げるとよい。
A 字が小さすぎた。筆まめなど,はがきソフトを使って例文を書くとよい。
本実践は第2回子どもTOSSデー福知山「成功のエッセンス」 P6のTOSS京都・法則化いちばん星 小泉 朋子氏の論文と「すぐ役立つ手紙の書き方」大島 政裕,インターネット上の暑中見舞いの書き方のサイトをもとに組み立ててみました。
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