桑湯呑み


桑の効用

筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君がみけししあやに着欲しも
と古くから万葉集にうたわれた桑の木は、一名神の木とも言われて昔から珍重されてきました。
臨済宗の開祖栄西上人(1141?1215年)が遊学の帰途、宋の国より桑茶の製法を持ちかえったことから、桑の効用が一般に知られるようになりました。
栄西上人は、その著書「喫茶養生記」の中で桑茶の製法とその効用について次のように述べています。
四月の初め採りて影乾となし、九月十月三分の二落ち、一分残れる枝より採りて又影乾となし、末を和合するを茶の法の如くにして之を服す、腹中病なく心身軽利なり。云々
と桑の効用を称えています。これが1191年頃の事でございます。又、漢方の虎の巻といわれている明の国の李時珍(1518?1593年)の書いた名著「本草綱目」の中には、
補盧益気。去肺中水気。煮汁飲。利五臓。入散用。下一切風気水気。消痰。止渇開胃。下食。止霍乱吐瀉。利大小腸。降気散血。云々
とあり、これ又、大変な褒め方です。
日常よく耳にする「桑の箸や茶碗が中風の予防になる」という巷の言い伝えも恐らく前記の「喫茶養生記」や「本草綱目」がその源となっているように考えられます。
このように昔から霊験灼かの桑の木を轆轤にかけて作りましたのが、この桑の湯呑み茶碗でございます。

1.桑湯呑み(直径6cm〜7,5cm.高さ8cm〜9cm)価格1,050円〜1.500円


2.桑湯呑み(外側を焼いた物です)(直径6cm〜7,5cm.高さ8cm〜9cm)価格1,050円〜1.500円


3.桑お椀(直径11.6cm.高さ6.7cm)価格2,600円


私の家で20年以上使用している桑の湯呑みです(外側を焼いた物)

私の家で4年間使用している桑の湯呑みです


                     
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