英空軍機の小部屋

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 英軍好きですが、日本機も大好きなので日本機の模型が多いのです。HP開設
   10年にしてやっと「英空軍の小部屋」が出来ました。(英軍好きじゃないじゃん!)

 ムスタングMk.V 

英空軍の駿馬登場! ノースアメリカンP−51「ムスタングMk.V」


第316飛行隊 亡命ポーランド空軍パイロットを中心に構成された部隊。

1/72スケールでは、ハセガワ、ドイツレベル、アカデミーとキットが揃っています。
いろいろ見比べてみましたが・・・、やっぱりハセガワを選んでしまいます。(^-^)
 英空軍のムスタングを作ろう〜! 2機同時進行です。

ハセガワの多くのキットは、なぜかプロペラがポロッと取れてしまう構造な
ので、2ミリプラ棒で軸を自作して風で軽くクルクル回転するようにします。

 

今回のプチ改造

方向舵は羽布張りな
ので、凹モールドでは
不自然かなと思って
パテで埋めました

下はキットの尾翼、
上はプチ改造後

頑張ったけど、あまり
変わらなかったかも。

ちょっと残念・・・。



飛行姿勢にするため、主脚を引き込んだ状態にします。
ハセガワのキットは脚収納庫のモールドが浅いので、
穴を開けてピッタリと主脚カバーが収まるようにします。


「士」の字になって、機体の基本工作完了〜!

機体のパテが
乾燥するまでに、
パイロットの塗装
を仕上げましょう。

ハセガワのP−47
に付属している
パイロットを招集。
箱絵を参考に青い
スーツにしました。

派手すぎかなぁ?

 いよいよ機体の塗装に入ります。


下面はタミヤアクリルのXF−83(ミディアムシーグレイ2)、
上面はXF−82(オーシャングレイ2)をエアブラシ。乾燥を
待って、雲形迷彩はXF−81(ダークグリーン2)を筆塗り。


基本塗装、終了〜♪


いよいよ、楽しい国籍マークやコードレターなどのデカール貼りです。
 2010.10.15 めでたく完成です。

ノースアメリカンP−51B/C ムスタングMk.V (ハセガワ)


欧州に戦火の危機が迫る1940年、英空軍はノース社にP−40のライ
センス生産を提案したところ、ノース社は自社設計新型機を120日以内
に初飛行させると逆提案。英空軍はこの熱意に提案を了承し生まれた
のが、後の傑作戦闘機となるP−51ムスタングなのです。(感涙!・・・)

初期量産のT型はP−40と同じアリソンエンジンだったので、高高度性能は
ヘロヘロでしたが、それでもP−40Eより40km/h以上優速の615km/h
記録。航続距離も落下タンク付で1600kmと、英軍関係者を喜ばせました。
空気抵抗の少ない層流翼、ラジエターの配置等、空力デザインの勝利でした。
・・・しかし、母国である米国はこのムスタングに見向きもしませんでした・・・

ムスタングに、スピットファイアのエンジンを載せたらどうかな?

さっそく、米国製パッカード・マーリンエンジンに換装したところ、全性能が格段に
向上。なんと最高速力708km/h! 米国もさすがにこの高性能にびっくり仰天。
それまでムスタングに見向きもしなかったのに、米陸軍用に大量産を命じました。


WW2の傑作戦闘機として誉れ高いP−51ムスタングですが、
短期間で設計したためか、いろいろな細かい不具合もありました。

ハイバック式キャノピーは後方視界が劣悪なうえ、機銃の取り付け
方法に問題があり、よく弾詰まりをおこしてパイロットに不評でした。
後方視界を少しでも改善するため、英人技師ロバート・マルコムが
開発した丸い「マルコムフード」に多くの機体が換装されましたが、
これら不具合の解消は、D型の登場を待たねばなりませんでした。


航続距離をさらに伸ばすため、増設した胴体燃料タンクは重心位置から
離れていたため、このタンクに燃料が多く残っていると機体の安定が悪く
なり空中戦は禁止されました。パイロットは落下タンクより先に胴体燃料
タンクを空にするよう心がけた・・・という笑えない話も残っています。

しかし最大航続距離3300kmに向上したムスタングMk.Vの登場
により、英空軍は足の短いスピットファイアでは決して真似できない
「ドイツ本土爆撃に随伴できる高性能長距離護衛戦闘機」を手に
入れることができ、後の大陸反攻作戦におおいに貢献しました。

2010.10.23 UP


 キティーホークMk.Ia


カーチスP−40E 英軍での呼び名は「キティーホークMk.Ia」

1999年発売のアカデミー製品。比較的新しい組みやすいキットです。
同じスケールのハセガワの超ベテランキットを参考にしたのでは?
・・・と、思われるほどなぜか部品構成がとても似ています。


ストレスも無く、サクサクと組みあがります。

パイロットのアップ

「スピットファイア」用に
作ってあった出来の良い
イケメンパイロット君を
乗せることにします

とあるAIRFIXのキット
から持ってきました。
このフィギュアを超える
パイロットが無いのは
ちょっと悲しいですね。



キャノピーの前面は、平面の防弾ガラスのはずなのですが・・・
キットでは残念ながら曲面になっています。う〜ん、困ったなぁ。
修正できそうも無いので、このまま行きます〜(T T)

マスキングしてエアブラシ。仕上がってみるとあまり気になりません。マ、イイカァ。
 機体下面は、タミヤアクリル・スカイ色をエアブラシ。機体上面の迷彩は筆塗りで。


ダークアース色の1回目の筆塗りの状態です。3回で仕上げます。


ダークアースとダークグリーンの迷彩、完了! プロペラも装着しました。
 
後は楽しい仕上げ〜♪ スミ入れなどの汚し塗装とデカール貼りです。

仕上げをしながら・・・
なんとも摩訶不思議な
主脚引き込み装置を
じっくり観察

主翼の強度を保つため
主桁にかからないように
90度捻りながら後方に
引き込む方法です。
アイデアはいいけど・・・

脚柱カバーがむやみに
大きいし、オレオなどが
むき出しだと空気抵抗上
問題じゃないのかな?

油圧ブレーキラインを取り付けてみましたが・・・見えませんね。

 2010.05.08 めでたく、完成しました。

カーチスP−40E キティーホークMk.Ia (アカデミー)


WW2開戦時、アメリカ陸軍唯一の使える液冷エンジンを搭載した機体。
贔屓目に見ても、決して性能は一流ではないけれど、多少被弾しても
落ちない頑丈な機体と故障知らずのアリソンエンジンは、過酷な前線の
基地では高い稼働率を発揮し重宝されました。E型は最初の量産機。

「カーチスP−40」と言うと、機首にサメの大口を描いた「シャークマウス」が
有名ですが、わたしは英軍機のスマートな迷彩が好きです。英軍好きですから。


左旋回に入るキティーホーク。 元々、低高度用戦闘機でしたし、
被弾に強い頑丈な機体だったので対地上攻撃は得意でした。

2010.05.10 UP


 模型出戻りの頃、制作した英空軍機。機体の迷彩塗装がムツカシイ・・・。

 

スピットファイアMk.I a (ハセガワ)


20年前に買ったハセガワのキットを、実家の天袋の隅に見つけ、可愛
そうなので作りました。すべて筆塗りの塗装ですが、気に入っています。
アオシマの「紫電」と共に模型制作を再開した頃の作品です・・・(赤面)

  

ハリケーンMk.Ia (ハセガワ)


名機スピットファイアの4ヶ月前に初飛行したハリケーン。同じロールスロイ
スマーリンエンジンを搭載しながら、機体設計の古さがそのまま性能差に。
しかし頑丈な機体が幸いして、対独爆撃機迎撃に活躍した。ガンバッタネ。

 

スピットファイアMk.II b (レベル)


バトルオブブリテンで活躍したMk.II b。外観はMk.I とほとんど変わらな
い。これはレベルのMk.V のキットで、なかなかのすぐれもの。スキーの
季節が終わったから、いよいよ本命のタミヤのスピットも作ろう・・・・かな!