酒田市を国道7号に沿って北進し、遊佐町との間を流れる日向川に架かる宮海橋を渡ると、左手にちょっと不思議な光景が飛び込んでくる。異なる構造の2つの橋がほぼ中央で合体したような形をした「栄橋」。
左岸から延びる側は橋脚、橋げたなどが頑丈そうな比較的新しい構造。右岸から延びる側は橋脚が細く、欄干が木製の、年代的に少し古い形式。2つの橋は高さが違うため、中央部付近に坂道が設けられ、無理やり?結合されている。
なぜ、このような形になっているのか?
架け替え話が持ち上がり、反対の声があがったため、とりあえず半分だけ工事をしたとか、工事費の問題などの話が聞かれたが、真偽は不明。
栄橋は国道7号を大きく迂回する位置にあるため、人や車の通行はほとんどない。緩やかに流れる川面と木々の緑、青い空...。すぐそこに日本海を眺めながらゆったりとした時間が流れる。
栄橋から河口を望む |
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橋の中央で構造が変わる栄橋(手前)。奥に見えるのは国道7号の宮海橋
=2007年7月22日 |
【竣功年月】 1976(昭和51)年10月
【全 長】 −m
【幅 員】 −m
【型 式】 −
【路 線】 −
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中央部が急な昇り坂に...(右岸側) |
右岸側と赴きが異なる左岸側 |
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右岸側正面から |
銘票 |
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中央の結合部分 |
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