■栄橋 さかえばし                                   遊佐町・日向川
2つの橋で1つの橋?

  酒田市を国道7号に沿って北進し、遊佐町との間を流れる日向川に架かる宮海橋を渡ると、左手にちょっと不思議な光景が飛び込んでくる。異なる構造の2つの橋がほぼ中央で合体したような形をした「栄橋」。

 左岸から延びる側は橋脚、橋げたなどが頑丈そうな比較的新しい構造。右岸から延びる側は橋脚が細く、欄干が木製の、年代的に少し古い形式。2つの橋は高さが違うため、中央部付近に坂道が設けられ、無理やり?結合されている。

 なぜ、このような形になっているのか?
 
 架け替え話が持ち上がり、反対の声があがったため、とりあえず半分だけ工事をしたとか、工事費の問題などの話が聞かれたが、真偽は不明。

 栄橋は国道7号を大きく迂回する位置にあるため、人や車の通行はほとんどない。緩やかに流れる川面と木々の緑、青い空...。すぐそこに日本海を眺めながらゆったりとした時間が流れる。


栄橋から河口を望む

橋の中央で構造が変わる栄橋(手前)。奥に見えるのは国道7号の宮海橋
=2007年7月22日

 【竣功年月】 1976(昭和51)年10月 
 【全   長】 −m  
 【幅   員】 −m 
 【型   式】 −

 【路   線】 −




中央部が急な昇り坂に...(右岸側)

右岸側と赴きが異なる左岸側

右岸側正面から

銘票

中央の結合部分
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