■臥龍橋  がりゅうきょう                           寒河江市・寒河江川
朱色の欄干とツタ、風景に調和
  朱色の欄干とアーチ型の美しい姿、そして橋の半分に絡まるツタが印象的な臥龍橋。寒河江川に架けられている橋の中でも風景に調和し名橋と名高い橋。日本の名橋100選にも選定されている。
  初代の臥龍橋は
文政10年(1827)、柴橋代官代官だった池田仙九郎により建造された木橋で、型式は異なるものの現在の橋と同様に橋脚のない橋だった。
  現在の橋は3代目で、昭和12年に架け替えられたコンクリート製。

 
  橋名の由来は、昔、寒河江川が干上がるほどの日照りが続いた時、水を求めてさまよい歩いた女がようやく見つけた水を人間に姿をかえた龍に与え、龍がその恩返しにと自ら姿をかえた橋であるという言い伝えから。
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