これが、当店で最初に売られていたなれすしです。

 現在の片身の物と比べると、やはり大きさが違います。このなれすしが好きな方は、特に頭の目の回りの飯部分を食べるのが美味しいと言われます。その他の特徴としては片身のものと違って、さばの皮をひいてませんので、食べたときに皮が噛み切れずに残るので、ぶどうの皮のように後で出すようにすることです。


            

 

 昔は区別の必要がなかったのですが、片身の物を売り出してからは、お客さんに分かりやすいように、大きいなれすしのことを”頭付きのなれすし”と呼ぶようにしています。
 これは、一目見て、頭の突き出たところが目立つので、このように名づけました。漬けこむ方法は同じですが、大きさが違うので、片身の物よりも漬けこむ期間が長くなります。