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平成21年第2回北海道議会定例会 一般質問 2009年6月23日
質問者 自民党・道民会議 布川義治 議員


      1 地球温暖化防止対策への道の取組について
  (1)維持管理コストの縮減について
  (2)ISOと事務改善の一体化について
  (3)クールビズへの取組について
2 保健・医療問題について
  (1)医師確保対策について
  (2)小児救急医療体制の整備について
  (3)道民の健康づくりの推進について
3 特別支援教育について
  (1)発達障害支援モデル事業について
  (2)モデル事業への取組について
  (3)特別支援教育の充実について
4 中小企業対策について
  (1)中小企業の現状などについて
  (2)中小企業施策の課題について
     1.中小企業施策の課題について
     2.中小企業施策の方向性について
  (3)指導機関サポート体制について

 
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1.地球温暖化防止対策への道の取組について

関連するホームページ
北海道・環境局環境政策課
北海道環境管理システム(ISO14001)

質問 布川議員

質 問

はじめに、地球温暖化防止対策への道の取組についてであります。
(1)維持管理コストの縮減について

 道においては、平成12年度に国際標準化機構が定めるISO14001の認証を受け、第1期の「道の事務事業に関する実行計画」に続き、国際標準化機構の認証の更新に向けて、平成22年度を終期とする第二計画に取り組んでいるところと承知しおります。
 一方で、道は厳しい財政状況の克服を目指して、全庁共通の「事務改善ガイドライン」を策定し、電気・ガスなどの庁舎管理コストや公用車燃料、コピーなどの縮減に取り組んできております。
 ISOと事務改善によって、高熱水費といった庁舎に管理コストの縮減効果がそれぞれどの程度あがっているのか伺います。  
答弁  環境生活部長 (所管:環境生活部環境局環境政策課)

答 弁

環境マネジメントシステムなどによる効果についてでありますが

    ○ 道においては、事務事業から発生する環境への負荷を継続的に低減するため、環境マネジメントシステムの導入による省エネルギー・省資源の取組を推進するとともに、「事務改善に関するガイドライン」を策定し、事務処理の改善や事務的経費などの節約などに向けた取組を進めているところ。

    ○ こうした取組のより、ISO14001の対象となっている本庁舎、別館庁舎、議会庁舎、道警本部庁舎の平成19年度の管理コストにつきましては、基準年である平成10年度と比べ、電気代や冷暖房費などの合計で約3億6千5百万円の削減が図られているところ。

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質問  布川議員
質 問 (2)ISOと事務改善の一体化について

 地球温暖化対策に関する実行計画と行政コストの縮減に関する事務改善方針の内容は、それぞれ目的が違うものの、大差がありません。
 全く理解に苦しむところでありますが、近年、他府県では、ISOの認証に1,000万円以上の費用がかかる上に、企業と違って公官庁が認証を維持していくことのメリットも期待できないこと、さらには、環境管理のノウハウも得たことなどから、独自の目標による環境管理の取組に移行してきております。
この際、ISOの認証継続については見直しを行い、庁舎管理や事務改善と一体化するなど、これまでに得たノウハウを活かした独自の取組に移行すべきと考えますが、見解を伺います。

答弁  環境生活部長 (所管:環境生活部環境局環境政策課)
答 弁

事務改善に向けた取組についてでありますが

    ○ 「事務改善に関するガイドライン」については、事務の簡素化・効率化に向けて、職員が日常業務の中で改善を行うべき基本的な取組方針を示しており、また、ISO14001については、オフィス活動で環境に大きな影響を及ぼす、電気、ガソリン、紙、水道など8項目について、毎年、使用量などの削減目標値を設定し、取組状況の実体把握や外部監査により、システムの改善を図るなど、いわゆるPDCAサイクルによる環境負荷の継続的な削減に取り組んでいるところ。

    ○ 道といたしましては、行政の効率化と環境負荷の低減に向けた取組をさらに進めていくことが重要と考えており、今後ISOや事務改善に関するガイドラインを勘案しながら、より効果的なシステムの構築について検討してまいりたい。

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質問  布川議員
質 問 (3)クールビズへの取組について

 今年も、今月からクールビズが始まっております。職員の中には、この時期、GパンやTシャツを着用している職員もおり、服装の乱れが職員の規律や服務の乱れに及ぶことが心配されるところであります。
一方、国では、クールビズの実施にあたっては、写真入のモデルを紹介しています。この取組は、公務員としての自覚と倫理を保持するとともに、危機管理の観点からも必要な対応として行われているものと考えます。
 クールビズといっても公の場で職務に就くからには、自ら節度を持った対応が求められます。
 道においても、服務の一環としてクールビズに伴う服装について周知を徹底するほか、管理職員による注意、指導を行うべきと考えます。職員の服装について知事はどのような感想をお持ちなのか、今後の取組と併せて見解を伺います。

答弁  高橋はるみ知事  (所管:環境生活部環境局環境政策課)
答 弁

クールビズへの取組についてでありますが

    ○ 夏季における執務室での軽装については、環境に配慮した取組の一環として行っているものであり、約10年を経過して、職員に定着し、来庁者に一定の理解を得られており、市町村や民間企業などにおいても取組が広がってきているところ。

    ○ 私としては、夏の暑い時期に仕事を効率的に進めるためにも、クールビズの取組は、大変、望ましいものと考えている。

    ○ 毎年、取組の開始にあたっては、職場に適した服装について、文章やホームページにより職員に周知を図っているが、議員のご指摘の趣旨を踏まえ、来庁された方々に不快感を抱かれることのないよう、改めて、周知徹底に努めてまいる。

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2.保健・医療問題について

関連するホームページ
北海道・地域医師確保推進室
小児科医療の重点化計画について(医療政策課)
北海道・保健医療局 健康安全室

質問  布川議員 
質 問

(1)医師確保対策について

 本道では、医師の地域偏在が著しく、また、多くの市町村立病院において慢性的に医師が不足しおり、私の地元の江別市立病院においても、平成18年10月に内科の常勤医が一時不在になるなど、依然として医師不足が深刻な状況にあります。知事は、道政上の最重要課題の一つに医師確保対策を掲げ、これまで対策に取り組んで参りましたが、なお道民の不安を解消するには至っておりません。現状をどう認識され、今後どのように取り組まれるお考えなのか、伺います。

答弁  高橋はるみ知事 (所管:保健福祉部保健医療局地域医師確保推進室)
答 弁

医師確保対策についてでありますが

    ○ 本道においては、卒後臨床研修制度の導入による医育大学の医師派遣機能の低下や、厳しい労働環境にある病院勤務医の開業指向の高まりなどを背景に、医師の地域偏在や、産婦人科や小児科などの特定の診療家の医師不足が、極めて深刻な状況になっているものと認識。

    ○ こうした中、道では、これまでの医師確保対策に加え、昨年度から、都市部の医療機関から緊急的に医師を派遣する仕組みの整備や、医育大学の入学定員の増員、地域枠と連動する奨学金制度の創設などに取り組んできているところ。

    ○ また、本年度においては、新たに、旭川医科大学に地域医療支援センターを整備するとともに、奨学金制度の貸付枠を拡充したところであり、道といたしましては、今後、これらの医師確保対策がより効果的に展開されるよう、事業効果の検証や他県の取組状況の把握などを行い、地域医療を担う医師の確保に最大限努めてまいる。

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質問  布川議員                
質 問

(2)小児救急医療体制の整備について

 道においては、通常の救急医療の整備を進めるほか、夜間や休日における重症の子どもの救急医療体制を確保するため、小児二次救急医療体制の確保に努めてきておりますが、全道21の二次医療圏のうち、8つの二次医療圏では、隣接した他の医療圏に所在する拠点病院によってカバーされており、拠点病院までに時間がかかるという状況にあります。特に乳幼児については、短時間で重症化することもあることから、やはり居住している二次医療圏で必要な救急医療が受けられる体制の整備が必要であります。今後、小児二次救急医療体制をどのように整備していこうとしているのか、見解を伺います。

答弁  保健福祉部長(所管:保健福祉部保健医療局地域医師確保推進室)
答 弁

小児救急医療体制の整備についてでありますが

    ○ 道では、これまで、8つの二次医療圏においては輪番制で、また、13の二次医療圏については、5箇所の拠点病院により、小児二次救急医療体制を確保してきたが、他の圏域の拠点病院によりカバーされている圏域については、利便性の面で課題が指摘されているところ。

    ○ 先般、国の小児二次救急医療にかかる補助事業において、自宅待機している小児科医師が呼び出しにより診療にあたる体制についても新たに対象とされたことから、現在、医療機関や市町村に対し、実施の意向調査を行っており、道といたしましては、今後、この調査結果をもとに、小児救急患者ができるだけ身近な地域で必要な救急医療を受けることができるよう、大学や医師会、小児科医会などで構成する協議会からのご意見をいただきながら、輪番制の拡大について、検討を進めてまいりたい。

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質問  布川議員 
質 問

(3)道民の健康づくりの推進について

  次に、平成20年度から市町村などの医療保険者にいわゆるメタボ検診として義務づけられた「特定健康診査・特定保健指導」について伺います。
この制度は、健診によって「メタボリックシンドローム該当者」や「予備群」と診断された方々に対して、生活習慣の改善と予防に向けた支援、すなわち、「特定保健指導」を行うことに重点をおくことによって、生活習慣病予防の充実強化を図ることを目的に始められたものであります。  北海道では、全国に比べ、肥満者の割合が10ポイント程度高く、内臓脂肪型肥満を原因とする糖尿病や心臓病などの増加が危惧されております。
 また、先日、市町村国保が実施した特定検診の受診率の速報値が公表されたようですが、全道平均で20.3%と大変低い状況にあると聞いております。
 道民の健康づくりや生活習慣病対策を推進する道として、道民がメタボリックシンドロームから糖尿病などの生活習慣病となることを予防するため、市町村への支援にどう取り組んでいくお考えなのか、伺います。

答弁  高橋はるみ知事(所管:保健福祉部保健医療局健康安全室)
答 弁

生活習慣病対策にかかる市町村への支援についてでありますが

    ○ 道民の健康づくりを推進する上で生活習慣病の予防対策は大きな柱であると認識しているところ。

    ○ このため、道においては、「特定健康診査・特定保健指導」いやゆるメタボ検診を円滑に進めるため、道のホームページなどを活用した検診制度の普及啓発や保健師等を対象とした実践者研修を実施するなどして市町村支援を行ってきているところ。

    ○ 議員も憂慮されておられるとおり、市町村国保の健診受診率が低調なことから、道としては、今年度、新たに、北海道医師会を健保組合等で構成する道民の健康づくり推進委員会専門部会において、健診の充実方策等について検討を進めることとし、そうした検討結果を市町村に提供し、市町村が実施するメタボ対策を支援してまいる考え。

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3.特別支援教育について

関連するホームページ
北海道教育庁 特別支援教育課
特別支援教育に関する基本方針について

質問  布川議員 
質 問

(1)発達障害支援モデル事業について

  次に、特別支援教育についてであります。
 平成19年4月から改正学校教育法が施行されて、一人ひとりの教育的ニーズに対応する特別支援教育が本格的に実施されております。この特別支援教育では、LDやADHDなどの発達障がいを含む障がいのある幼児・児童生徒を対象としていることから、特別支援学校のみならず、通常の学級に在籍する場合においても必要な対応をしていかなければならないものと考えます。
 そのためには、高等学校においても、障がいのある生徒一人ひとりの教育的ニーズを把握し、適切な指導や必要な支援を行う必要があり、また、昨年道教委が策定した「特別支援教育に関する基本方針」では、高等学校における障がいのある生徒への指導の充実を図ることが示されております。道内の高校では、学校生活に適応できずに不登校になったり、途中で退学したりする生徒がみられますが、この中には発達に障害のある生徒も多いと聞いており、高校における特別支援教育をもっと充実させていく必要があると考えます。
 こうした中、文部科学省では、高等学校における特別支援教育を推進するため、平成19年度から発達障害支援モデル事業を実施しており、本道においても、こうした事業を活用して、高校における特別支援教育の推進を図るべきではないかと考えます。
 そこで、まず、このモデル事業についての教育長の認識を伺います。

答弁  教育長 (所管:学校教育局特別支援教育課)
答 弁

発達障害支援モデル事業についてでありますが

    ○ この事業は、モデルとなる高等学校を指定し、発達障害により、特別な教育的支援を必要としている生徒に対する具体的な指導や支援の在り方について実践的な研究を行うものである。

    ○ 道教委としては、特別支援教育に対するニーズが高まる中で、モデル校の取組やその成果などを広く各学校に情報提供し、積極的な活用を図ることは重要と考えており、こうした取組は、道内の高校における特別支援教育のいっそうの充実につながるものと考えているところ。

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質問  布川議員                
質 問

(2)モデル事業への取組について

  道内では、これまでに、名寄農業高校、士別市立士別東高校、札幌北高校定時制課程の3校がモデル校の指定を受けていると承知しておりますが、それぞれどのような取組をおこなっているのか伺います。また、この3校の中でも、平成19年度の指定を受けた名寄農業高校については本年3月で研究機関が終了しておりますので、その成果も併せて伺います。

答弁  教育長 (所管:学校教育局特別支援教育課)
答 弁

モデル事業の取組についてでありますが、

    ○ モデル校に指定された3つの高校においては、校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターを指名するなどして校内の実施体制を整備するとともに、特別支援学校や福祉、労働党の関係機関と連携し、
    • 授業における発達障害の特性に応じた教材の作成
    • 生徒の障害に応じた適切な就労支援の促進
    • 一般の生徒に対する障害についての理解促進
     などの取組を行っているところ。

    ○ 平成19年度から2年間モデル校に指定された名寄農業高校においてはその研究報告の中で、
    • 発達生涯のある生徒の指導にあたっては、これまで、教職員ここの経験に頼ってきたが、特別支援教育についての共通理解を図ることにより、学校全体で組織として取り組む体制ができたこと
    • 学校として「支援が必要な生徒」と判断できたら、躊躇せずに支援するようになったこと
    • 支援を必要とする生徒のみならず、障害を持たない生徒の学習効果も高まり、障害のある生徒への理解の促進が図られたこと
    などが主な成果としてあげられているところ。

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質問  布川議員 
質 問

(3)特別支援教育の充実について

 道内の高校では、これまでも障がいのある生徒を受け入れ、生徒が卒業できるよう、学習上、生活上の困難に対して様々な工夫を行なってきているとはきいておりますが、学校によって教職員の理解や取組に差があるとも聞いております。
 発達障がいのある生徒は、全ての高校に在籍している可能性があることを考えると、どの高校においても適切な指導や必要な支援が受けられるよう、モデル校の取組を普及していく必要があります。  今後、高校における特別支援教育を充実していくため、モデル校の成果の普及を含め、どのように取り組もうとしているのか、見解を伺います。

答弁  教育長 (所管:学校教育局特別支援教育課(高校教育課))
答 弁

高校における特別支援教育についてでありますが、

    ○ すべての道立高校においては、平成20年度までに、校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターの指名などの校内体制が整備されたところであり、今後は、こうした体制を十分に機能させながら、各学校においてモデル校の実践を参考に、個別の指導計画を作成するなど、障害の特性などに応じたきめ細かな指導が行われることが重要である。

    ○ このため、道教委としては、校長会議や各種研修事業等の様々な機会を通じて、モデル校の取組や成果の普及を図り、発達障害を含む障害のある生徒の教育的ニーズに応じた適切な指導や支援が行われるよう、高校における特別支援教育の充実に努めてまいる。

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4.中小企業対策について
関連するホームページ
北海道 商工金融課(中小企業支援、各種融資などの施策・情報)

質問 布川議員

質 問

 最後に、中小企業対策について伺います。
今月11日に、内閣府が発表した、本年第1四半期のGDP速報値は、実質値で、前期比マイナス3.8%、年換算で14.2%となり、第1次ショックを上回る減少率を示した、昨年第4四半期の数値を下回っており、我が国経済の深刻な現状が示されたものと考えます。
 一方、製造業の在庫調達が一巡し、鉱工業生産指数が下げ止まりつつあることや、補正予算による公共投資の底堅い動きから、最悪の状況を脱したとの見方も出てきております。
 しかしながら、本道経済は、長年にわたる公共投資の縮減の影響などを受け、昨年夏まで6年間にわたって続いていた全国的な景気の上昇にも取り残されてところ、今回の急速な景気後退の波を被り、有効求人倍率は22ヶ月連続して減少し、また、道内企業の平成20年度の倒産件数は741件となり6年ぶりに700件台に達するなど、停滞の状況を色濃く残しております。

 

質問 布川議員

質 問

(1)中小企業の現状などについて

 本道の中小企業は、北海道の経済や雇用の主要な担い手であり、地域経済の振興に大きな役割を果たしているところであります。本道経済の復興に向けては、まず、地域経済を支える中小企業が元気になることが喫緊の課題と考えます。
 本道の中小企業を巡る現状及び課題について、どのように認識されているのか伺います。

 

答弁  高橋はるみ知事(所管:経済部商工局商工金融課)

答 弁

本道の中小企業を巡る課題認識などについてでありますが、

    ○ 本道の中小企業は、事業所数で全体の約99%、従業員数では約84%を占めており、地域経済と雇用の主要な担い手として、大きな役割を担っているが、全国と比べて、製造のウェイトが低く、建設業のウェイトが高いなどといった構造的な課題を抱えているほか、一事業あたりの従業者数や売上高などの規模が小さく、収益性が低いなど、総じて経営体質が脆弱で、経営の安定と競争力の強化が課題となっているところ。

    ○ 本道中小企業の経営環境は、長引く景気の低迷や公共投資の縮減に加え、昨年後半からの世界的な景気後退や円高の影響などにより、一層厳しさを増しているものと認識しておりますが、相違工夫による競争力強化を通じて新たなビジネスチャンスをつかむ中小企業も見られるところ。

    ○ 私といたしましては、そうした中小企業の積極的な取組が拡大していくことが重要と考えているところ。

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質問  布川議員
質 問 (2)中小企業施策の課題について

 1.中小企業施策の課題について

 このように、中小企業を取り巻く経営環境が大きく変化している中、その施策も変っていかなければならないと考えます。
これまでの中小企業施策についてどのように認識しているのか伺います。

答弁  経済部長(所管:経済部商工局商工金融課)
答 弁

これまでの中小企業施策についてでありますが

    ○ 中小企業を取り巻く経営が一層厳しさを増している中で、中小企業の経営安定を競争力の強化を図ることが何よりも重要であると認識。

    ○ このため、道といたしましては、これまでも中小企業の資金の円滑化、経営の指導、産業人材の育成をはじめ、ものづくり産業の振興、IT・バイオ・環境リサイクルなどの新産業の育成、職と観光のブランド化の促進と海外市場の開拓などのほか、商店街の活性化などの施策の展開を図ってきたところであり。このような取組を通じて、本道の中小企業の経営の安定と競争力の強化に寄与してきたものと考えている。

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質問  布川議員
質 問 (2)中小企業施策の課題について

 2. 中小企業施策の方向性について

また、今後の中小企業施策の方向性について、どのような基本的な考え方をお持ちなのか伺います。

答弁  経済部長(所管:経済部商工局商工金融課)
答 弁

今後の中小企業施策の方向性についてでありますが

    ○ 景気の変動に加え、人口の減少、少子高齢化の進行、公共投資の縮減、さらには、健康や環境などに対する消費者意識の高まりなど、中小企業を取り巻く経営環境が大きく変化していることから、中小企業施策においても、こうした変化を適切に把握しながら、創意と工夫を凝らした、多様できめ細やかな対応が重要と認識。

    ○ このため、道といたしましては、今後の中小企業振興方策のあり方を検討するために北海道商工業振興審議会において、1年にわたり学識経験者、企業経営者、商工団体関係者による精力的な議論を経て、本年3月に具体的な方策としてご提言いただいたところ。

    ○ 道といたしましては、こうした提言などをふまえ、本道に優位性のある食や観光などの地域資源を活用した新事業の展開や農商工連携の取組、建設業の新分野進出や創業などの支援はもとより、新たな成長が期待される分野として、環境関連サービスや新エネルギー技術の開発、健康・福祉関連サービスなどの振興を図ることが今後の中小企業施策において重要と考えているところ。

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質問  布川議員 
質 問

(3)指導機関サポート体制について

 中小企業には、職員数や会社の体制、規模拡大などの制約があり、指導機関によるサポートは欠くことのできない重要なものであります。今後の中小企業施策にかかる基本的な考え方を踏まえて、これらの指導機関のサポート体制について、どのように展開するお考えなのか、知事の所見を伺います。

答弁  高橋はるみ知事 (所管:経済部商工局商工金融課)
答 弁

中小企業の指導機関のサポート体制についてでありますが

    ○ 創業者や中小業者が抱える、様々な経営課題を解決に導くためには、地域の中小企業指導機関の経営・技術・資金などに関する決め細やかな指導・助言などは不可欠と認識。

    ○ このため、道といたしましては、これらの指導機関の機能が十分に発揮できるよう、中小企業総合支援センターを核として商工会・商工会議所などを含めた指導機関のネットワークを構築し本道の中小企業支援体制の強化に努めてきたところ。

    ○ 今後とも、本年3月の北海道商工業振興審議会の「中小企業振興方策のあり方」に関するご提言を踏まえ、効果的、効率的な組織運営など指導機関の機能向上を図るとともに地域における指導機関の相互の連携の強化に努めるなどそのサポート体制の充実に向けて取り組んでまいる考え。

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