荒ドットはやっぱり粗い作りだ!
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私がいかにして荒(粗)いドットを作り上げているか、
ドット絵作りの”よくない”見本として参考になるのでは!
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■基本はコレ
私のドット絵作りというのは一般的なドット絵作りと全く同じです。
といっても一般的な作り方と比べると遥かに楽な方法で作っています。
まず私のドットは立体的ではなくイラストに近いもの(イラストと一口に
言っても立体的なイラストもあるのですが、ここでは本当に平面的な
ものとして言っています)にしているので、私にとって考える手間が
省けています。そしてデッサンも立体的なものと比べると多少無視
できます。(私は無視しっぱなしですが)
次に私は色を作るのが苦手です。本当は各パーツに合わせて色を
作り、それぞれのパーツにそれぞれの濃い色でくくってやればちょっと
だけでも立体的に見えるのですが、色を作るのが面倒なので茶色の
濃い色で統一しています。
そして作成サイズはできるだけ小さくしてあります。
同じ作るにしても64×64と32×32とではエライ違いです。
サイズについては後ほど下のほうで書きます。
サイトを開設して1年が過ぎましたがその間に作成したドットの中で
一番気合を入れたのがこの「FFのモーグリ」です。(ファンタ2マップ
は別と考えています)これを掲載している「荒ドット」のほうでも書いて
いるのですが私はこのキャラクタを今でもあまり知りません。
で、依頼された友人に「資料をくれー」と言ってもらった資料の中に
あったものを参考にして作成したのがコレだったのですが、他の友人
に聞いたところ首のフワフワしたものはゲーム中には登場しないとか。
でも作ってしまったものはもったいない(貧乏性)し、依頼された
友人には特に何も言われなかったので修正はしていません。
いくら楽をしているとはいえ、やっぱり”依頼”となると相当プレッシャー
がかかりますね。ですが、これを作成した頃(00年8月)はやたらハイ
だったのか資料をもらった日に作って次の日に画像を送ってました。
今では考えられない…。
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■調子に乗ると…
サイトを開設した直後に作成したのが「ファンタシースター歴代ヒロイン
大集合」です。それ以前はあまりドットを打っていなくてサイトを開設
したときに「絵も必要なのかもしれない」と思い、間にあわせで作った
のがこのドットでした。
ここでまた私の”楽したい”気持ちが出てしまいました。
このタイプのドット絵の楽なところは「左右同じにしてある」ことです。
半分作ればいいだけなのですからあとは反転すれば両方出来上が
ります。あとこれを掲載している「荒ドット」のほうでも書いていますが
色はほとんどツールにあった色です。わざわざ作らなくてもいいので
とても楽です。ただアリサの服の色はツールになかったので作りました。
この「ファンタ歴代ヒロイン大集合」を作ってからしばらくして友人に
なにか画像をプレゼントすることになりました。ですが私はまともな
絵が描けません、となるとドットで…となりましたが友人の好きなゲー
ムはどれもこれも私がプレイしたことがないものばかり。とりあえず
資料をネットで探して作ることになりました。そこで目に入ったのが
「〜ヒロイン大集合」。これを使ってどうにかならないかな…と服を
変えて髪形を変えていろいろやっているうちになんとかできあがり
ました。(「荒ドット」に掲載されている「幻想水滸伝」がそれです)
そのときに「これ(ネイ)を雛型にして着せ替えさえすればいろんな
ものが作れるんだな」と思ってしまい、後の原田知世やさくや妖怪伝、
慎吾ママにもネイは雛型として使われました。
ちなみに
このネイは最終バージョンでも基本的に髪型が間違っています。
全然オリジナルに似てないでやんの。特に最初に作ったネイは服装が
ゲーム中の移動キャラにあわせて作られていました。後に気づいて
公式イラストのものに変えましたが、う〜む、一番たくさん見ていたの
が移動キャラだったということなのでしょうかね。
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■これもヒネリのないもの…
これも基本的な作り方に忠実(というか他の方法が出来ないと
いうか…)に作られています。
ここで一番最初のところ(FFのモーグリ)でいっていた「作成サイズ
はできるだけ小さくしてあります」について。
64×64と32×32では何が違うのでしょう?それはサイズです。
スグに分かりますね。これをドットで考えると4096コのドットと
1024コのドットの違いなのです。つまり4096コのドットのことを
考えるよりも1024コのドットのことを考えるほうが楽、なのですね。
んなモンあたりまえじゃー!と思われた方、すみませんでした(^^;)
究極なのは16×16です。たった256コのドットを考える、しかも
どう考えても無理が生じる場合がある、これが結構楽しいものなの
です。さすがにこれ以下となると作れなくなるので最低でも16×16
になってしまうのですが、現在(01年7月)作成中の「ファンタ3マップ」
は4×4で作成しているものもあるので何がなんやら分からない状態
です。(注・一部4×4で作成したものを使用してマップを組み立てて
いるのです、4×4のキャラが単独で出るわけではないです)
…そんなわけで小さい画像なのですが、あまりにも小さいので
よほどのことがない限り通常は2倍に拡大して掲載しています。
あとドットのカクカクッとしたところも好きなので拡大してカクカクッ
としたところを強調させているのも理由の一つです。
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■これも同じなんです…
これも基本に忠実なので特に書くことがないのです。
あえて書くなら…インディくんは紙の下書きがありませんでした。
といっても最近はあまり紙の下書き自体描かないのですが、やはり
どんなものでも一応は紙に描いたりしていました。ただそれはこの
部分にはこんな色が入っているとか正方形(32×32とか48×48
とか)に収まるにはどうすればいいとか下書きというよりはドットに
するための注意書きに近いものがありました。
結局は下書きを描いてもそれをドットに生かすことが出来ないので
描いてもしょうがないのですけどね。(それにまともな絵じゃないですし)
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■これは私にしては珍しい手法
すいません、冒頭から訂正。
上の画像の下部に「雪を降らしてみたり」とあるのですが果たして
これは雪なのだろうか?と後に自分でも思ってしまいました。う〜む。
さて本題。
めずらしくスキャナを使いました。というのも00年の秋にスキャナを
購入したのですが全然使っていなかったので「なんか使ってあげなく
ては」と思い、普通絵を描く人ならそう使うであろうイラストの下絵の
取り込みに使ってみました。もちろん取り込んだものは粗いドットに
置き換えるために低解像度、そして縮小を重ねたものになりました。
んが、それでもサイズがでかすぎてどうも調子が出ない。結局調子が
出ないまま完成にしてしまいました。ヘボい…それをそのまま載せる
私もどうかと思うけど。
そしてスキャナを使ったドット絵は正月のヘビを最後にやっていません。
結果的に面倒だったのですね。
スキャナは、今でもあまり使ってませんね…。
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■最後に
これは01年7月当時あった「チョコエッグまみれ」という
コンテンツ(※今はありません)用に作成していたものです。
どれだけの動物が出てきたのか出てきた数の分だけこのキャラを
置いていこうとしたのですが、なにしろ種類が多かったので一瞬に
して作るのをやめてしまいました。にしても3つ目でやめてしまう
とは自分でもあきれるほどヘタレですね。
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(というかここから外に出されるとさらにヘボさが増すので…)