vol.7 2003.8 世界選手権・放送編  世界選手権Part2

 
  今回の放送はテレビ朝日が担当しました。2001年の福岡世界選手権大会、2002年の横浜パンパシフィック大会に続いて3回目の国際水泳大会の放送です。私は国際審判委員でもありますが休養日は解説の仕事をさせて頂きました(委員会の許可をとって)。北島選手、日本選手の活躍、日本新記録12個〔タイ記録1個〕、北島選手の世界新記録2個を含めて世界新記録数14個(タイ記録1個)等々の大変嬉しいハプニングで8日間があっという間に過ぎました。実に楽しい毎日でした。

古館節が冴え渡りました。実に礼儀正しい
力強い味方です(古館伊知郎氏) 
南ちゃんレポートは今やお馴染みに!
強力な水泳の語り家(南原清隆氏)

河野明子キャスター、角澤照治アナウンサー
 高橋繁浩解説者 
澤将晃プロデューサー森下桂吉アナウンサー
※ 中山貴雄アナウンサー大活躍

                   
 日本での放送時間はその殆どが深夜。視聴率に対する不安がなかったわけではありませんが放送に携わった全員の頑張りと世界水泳の舞台で最高のパフォーマンスで応える選手達の活躍で予想をはるかに越える視聴率を獲得する事が出来ました。この8日間は実に色々な出来事があり、25年以上にわたる解説者人生を歩いている私にとっても多くの新しい発見がありました。皆さんとご一緒できてよかったと感謝しています。この素晴らしい出会いと刺激を是非今後に生かしたいものです。
 高い目標に向かう挑戦は苦しみを伴いますが必ず新しい誕生があります。生みの苦しみが大きければ大きいほど生まれた時の喜びは増大します。今後の水泳解説者に望まれる 事は何だろうか?その問いに意欲を持って挑戦し続けたいと思いました。