ホームページ作成・CGI_________ |
アクセス制限 |
広く一般に公開することが前提のホームページですが、親しい仲間内だけとかの会員制にしたいとか、掲示板やメールフォームで投稿を頂いたりする場合にイタズラメッセージが多くて困る、といった場合にはアクセス制限が必要となります。
.htaccessによる制限
訪問者がブラウザでホームページを閲覧しようとすると、サーバーはまず最初にそのホームページのデーターが収められているディレクトリに.htaccessというファイルがあるかどうかを調べます。.htaccessが存在しなければそのままホームページのファイルを表示しますが、これが存在するとサーバーはその内容を検討し、そのファイルで指定された処理(アクセスを拒否する/許可する等)をブラウザに返します。これを使用するにはメモ帳等で下記の内容を記入し、適当な名前を付けてからサーバーに転送し、ファイル名を.htaccessに変更します。
・指定したドメインを拒否する(123.456.789で始まるドメインユーザーからのアクセスを拒否)
<Limit GET> Order allow,deny Deny from 123.456.789 Allow from all </Limit> |
・指定したドメインのみ許可する(123.456.789で始まるドメインユーザーのみ許可)
<Limit GET> Order deny,allow Deny from all Allow from 123.456.789 </Limit> |
参考までにAllowは許可を意味し、Denyは拒否を意味します。OrderはAllowとDenyを処理する順番を指定します。CGIでPOSTを使用している場合は<Limit GET POST>と指定してやります。
掲示板等のイタズラ対策としては、そのページの訪問者のアクセスログを取っておいて、イタズラ書きをする該当ドメインに対して上記のような対処をすることが有効です。アクセスを拒否されたドメインに対しては「403 Forbidden(アクセス権がありません)」を返します。非常に便利で簡単にアクセス制限が行えるこの「.htaccess」ですが、サーバーのパフォーマンスが悪くなる等の理由で使えるサーバーはそれほど多くありません。利用可能かどうか一度問い合わせてみましょう。
アクセス制限CGIによる制限
「.htaccess」が使えないサーバーでは、専用CGIによるアクセス制限が有効です。これらは上記と同じような機能を持たせたCGIを実行することによりアクセス制限をかけようというものです。代表的なものとして
・LQアクセス制限ライブラリ http://www2s.biglobe.ne.jp/~cru/library/lq/index.html があります。CopyRight (C) 2000-2013 by T.Shiraishi All right reserved 無断転載禁止/リンクフリー |