mod_access |
ホストベースのアクセス制御の実現を提供する。 |
Allow |
ディレクトリに対するアクセスを許可するホストを指定する。 |
Deny |
ディレクトリに対するアクセスを拒否するホストを指定する。 |
Order |
AllowとDeny指示子を処理する順番を指定する。 |
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mod_actions |
特定のファイルタイプが要求されたときに、必ずCGIスクリプトが実行されるようにする。 |
Action |
アクションを特定のMIMEタイプに関連付ける。 |
Script |
ファイルがGET、POST、PUT、DELETEのどれかを使ってリクエストされた際にCGIスクリプトを実行するアクションを指定する。 |
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mod_alias |
サーバーのファイルシステムを別の場所にマップしたり、URLをリダイレクトしたりすることを可能にする。 |
Alias |
パスをファイルシステム内の別のディレクトリにマップする。 |
AliasMatch |
上記と同じ。ただし、引数として正規表現を受け取ることができる。 |
Redirect |
URLを別のURLにリダイレクトする。 |
RedirectMatch |
上記と同じ。ただし、引数として正規表現を受け取ることができる。 |
RedirectTemp |
クライアントに対してリダイレクトが一時的なものであることを通知する。(ステータスコード302) |
RedirectPermanent |
クライアントに対してリダイレクトが永続的なものであることを通知する。(ステータスコード301) |
ScriptAlias |
CGIスクリプトが格納されているディレクトリへのパスを指定する。 |
ScriptAliasMatch |
上記と同じ。ただし、引数として正規表現を受け取ることができる。 |
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mod_asis |
ドキュメントにHTTPヘッダなどを付けずそのまま送信することを可能にする。 |
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mod_auth |
テキストファイルを使ってのユーザー認証を可能にする。 |
AuthGroupFile |
ユーザー認証で使うグループの一覧を含むファイルを示す。 |
AuthUserFile |
ユーザー認証で使うユーザーとパスワードの一覧を含むファイルを示す。 |
AuthAuthoritative |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、認証ユーザーのIDが一致しなかった場合にAuthorization
Requiredが返される。 |
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mod_auth_anon * |
匿名ユーザーにユーザー認証の必要な領域へのアクセスを許可する。 |
Anonymous |
匿名アクセスを許可するユーザーIDリストを作成できる。 |
Anonymous_Authoritative |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、指定されている値が一致しないと認証は行われずアクセスが拒否される。 |
Anonymous_LogEmail |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、入力されたパスワードがエラーログに記録されるようになる。 |
Anonymous_MustGiveEmail |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、電子メールアドレス入力でのパスワードを指定しないアクセスは拒否される。 |
Anonymous_NoUserID |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、パスワードなしでのアクセスを許可する。 |
Anonymous_VerifyEmail |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、電子メールアドレスをパスワードとして利用できるが、その中に@が1つ含まれているかどうか検査する。 |
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mod_auth_dbm * |
DBMファイルを使ったユーザー認証機能を提供する。 |
AuthDBMGroupFile |
ユーザー認証で使うグループの一覧を含むDBMファイルを示す。 |
AuthDBMUserFile |
ユーザー認証で使うユーザーとパスワードの一覧を含むDBMファイルを示す。 |
AuthDBMAuthoritative |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、認証ユーザーのIDが一致しなかった場合にAuthorization
Requiredが返される。 |
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mod_autoindex |
index.html等のインデックスファイルがない場合にApacheによって表示される動的ディレクトリインデックスのタイプを制御できる。 |
AddAlt |
インデックスの中で複数のファイルの種類を表示するときにアイコンの代わりとして表示するテキストを指定する。 |
AddAltByEncoding |
ファイルのMIMEタイプエンコーディングに応じて表示する代替テキストを指定する。 |
AddAltByType |
ファイルのMIMEタイプに応じた代替テキストを指定する。 |
AddDescription |
FancyIndexingが有効なときに表示されるファイルの説明を指定する。 |
AddIcon |
FancyIndexingが設定されているときに表示されるファイルやディレクトリのアイコンを追加する。 |
AddIconByEncoding |
MIMEエンコーディングに応じてアイコンを指定する。 |
AddIconByType |
MIMEタイプに応じてアイコンを指定する。 |
DefaultIcon |
ファイルの関連付けが不明な場合に表示するアイコンを指定する。 |
FancyIndexing |
ディレクトリのインデックス表示を有効または無効にする。 |
HeaderName |
ファイルの内容をインデックスリストの最上部に追加する。 |
IndexIgnore |
ディレクトリリストから特定のファイルまたはファイル名拡張子を隠すよう設定する。 |
IndexOptions |
ディレクトリインデックスの表示を制御するさまざまなオプションを提供する。 |
ReadmeName |
インデックスで表示されるインデックス表示の末尾にREADMEファイルを追加する。 |
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mod_cern_meta
* |
CERN HTTPDが使う追加のHTTPヘッダー形式でメタ情報を指定できるようにする。 |
MataFiles |
メタ情報ファイルの処理をオンまたはオフにする。 |
MetaDir |
Apacheがメタ情報ファイルを探すディレクトリを指定する。 |
MetaSuffix |
メタ情報が含まれているファイルのファイル名拡張子を指定する。 |
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mod_cgi |
CGIスクリプトを実行可能にする。 |
ScriptLog |
CGIスクリプト用のエラーログファイルを指定する。 |
ScriptLogLength |
エラーログファイルのサイズを制限する。 |
ScriptLogBuffer |
ログファイルに記録されるPOSTまたはPUTのリクエスト本体の長さを制限する。 |
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mod_digest * |
MD5に基づくユーザー認証を有効にする。 |
AuthDigestFile |
ダイジェスト認証で使うユーザーとパスワードが含まれたテキストファイルを指定する。 |
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mod_dir |
ディレクトリのインデックス表示を可能にする。 |
DirectoryIndex |
この指示子に指定されたインデックスファイルが存在すれば、動的ディレクトリインデックスは生成されない。 |
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mod_env |
環境変数をCGIスクリプトやSSI(サーバーサイドインクルード)に渡すことを可能にする。 |
PassEnv |
サーバー環境からCGIスクリプトまたはSSIに渡す環境変数を指定する。 |
SetEnv |
CGIスクリプトまたはSSIに渡す環境変数を設定する。 |
UnsetEnv |
CGIスクリプトまたはSSIに渡す環境変数のリストから特定の環境変数を除外する。 |
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mod_expires * |
ExpiresHTTPヘッダー情報を使うことを有効にする。 |
ExpiresActive |
Expiresヘッダーを生成するかどうかを制御する。 |
ExpiresByType |
特定のMIMEタイプファイルの有効期限を指定する。 |
ExpiresDefault |
特定の対象範囲内にあるすべてのドキュメントのデフォルトの有効期限を指定する。 |
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mod_headers * |
HTTP応答ヘッダーを追加、付加、削除できるようにする。 |
Header |
HTTP応答ヘッダーを追加、付加、削除できるようにする。 |
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mod_imap |
イメージマップを実現する機能を提供する。 |
ImapMenu |
イメージマップファイルに対するリクエストが有効な座標を指定しなかった場合にとるべきアクションを指定する。 |
ImapDefault |
イメージマップファイルに対するリクエストに応えてとるべきデフォルトのアクションを指定する。 |
ImapBase |
イメージマップのデフォルトのbase設定を指定する。 |
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mod_include |
サーバーによって解析されるHTMLドキュメントが使えるように設定する。 |
XBitHack |
通常のHTMLドキュメントをどのように解析するかを制御する。 |
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mod_isapi |
Apacheの機能を拡張するためにWindowsのISAPI拡張を利用できるようにする。Windows版のみの機能。 |
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mod_log_config |
サーバーへのリクエストを共通ログ形式またはユーザー定義のログ形式で記録できるように設定する。 |
CookieLog |
クッキーのログを記録するファイルの名前を指定する。 |
CustomLog |
ログファイルのログ形式を指定する。 |
LogFormat |
デフォルトのログファイルの形式を指定する。 |
TransferLog |
直前のLogFormat指示子の設定または共通ログ形式に添った新しいログファイルを追加する。 |
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mod_mime |
特定のドキュメントまたはファイルタイプに対応した処理方法を指定するハンドラを設定する。 |
AddEncoding |
サーバーに登録されているファイル名拡張子に新しいファイルタイプを追加する。 |
AddHandler |
ファイル名拡張子をハンドラに対応付けする。 |
AddLanguage |
サーバーに登録されている特定のコンテンツ言語に対応するファイル名拡張子を割り当てる。 |
AddType |
MIMEタイプに対応するファイル名拡張子のリストを指定する。 |
ForceType |
特定のディレクトリにあるすべてのファイルに対して、特定のMIMEタイプを適用する。 |
SetHandler |
特定のディレクトリにあるすべてのファイルに対して、特定のハンドラを適用する。 |
TypesConfig |
デフォルトのMIMEタイプ設定ファイルの格納場所を指定する。 |
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mod_negotiation |
コンテンツに対して、ブラウザとサーバーが情報をやり取りできるようにする。 |
CacheNegotiatedDocs |
コンテンツネゴシエーションの結果返したドキュメントをキャッシュする。 |
LanguagePriority |
MultiViewsが指定されているときにサーバーが優先して使う言語を指定する。 |
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mod_proxy |
Apacheをプロキシサーバーとして機能できるように設定する。 |
ProxyRequests |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、Apacheをプロキシサーバーとして運用できる。 |
ProxyRemote |
Apacheプロキシサーバーを別のプロキシサーバーに接続する。 |
ProxyPass |
別のWebサーバーのドキュメントツリーをプロキシサーバーのドキュメントツリーに対応付ける。 |
ProxyPassReverse |
HTTPリダイレクトに含まれているLocationヘッダーのURLを書き換える。 |
AllowCONNECT |
CONNECTメソッドを使って接続できるポート番号を指定する。デフォルトは443番と563番のみ有効。 |
ProxyBlock |
指定したホストまたはドメインへのアクセスをブロックする。 |
ProxyReceiveBufferSize |
外向きのHTTPとFTP接続のためのネットワークバッファサイズを指定する。 |
NoProxy |
プロキシサーバーによるサービスを提供しないドメインやIPアドレスを指定する。 |
ProxyDomain |
Apacheプロキシサーバーが属するデフォルトのドメイン名を指定する。 |
ProxyVia |
プロキシによってHTTPヘッダーを操作するかどうかを制御する。offに設定した場合、特に何も処理は行われない。onに設定すると、すべてのリクエストと応答にVia:ヘッダーが付加される。 |
CacheForceCompletion |
HTTP転送が中止されたときでも送信済みのデータが指定されたパーセンテージを超えていたらキャッシュへの書き込みを最後まで実行するように指定する。デフォルトは90%。 |
CacheRoot |
キャッシュファイルを格納するディレクトリを指定する。 |
CacheSize |
キャッシュ領域のサイズをKバイト単位で指定する。 |
CacheGcInterval |
サーバーがキャッシュを検査する間隔を指定する。 |
CacheMaxExpire |
キャッシュされるHTTPドキュメントの有効期限を指定する。 |
CacheLastModifiedFactor |
送信元のHTTPサーバーが特に有効期限を定めていない場合に、有効期限を算出するための係数を指定する。(有効期限
= 最終更新時からの経過時間×係数) |
CacheDirLevels |
キャッシュ内のサブディレクトリの階層数を指定する。 |
CacheDirLength |
サブディレクトリの名前を構成する文字数を指定する。デフォルトは1。 |
CacheDefaultExpire |
有効期限をサポートしないプロトコルを使って取得されたドキュメントの有効期限を時間で指定する。 |
NoCache |
プロキシサーバーにキャッシュしないホストやIPアドレスを指定する。 |
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mod_rewrite * |
URLをリクエスト時にその場で書き換える処理をする。 |
RewriteEngine |
ランタイム書き換えエンジンをオンまたはオフにする。 |
RewriteOptions |
現在の設定について特別なオプションを指定する。 |
RewriteLog |
サーバーが書き換えアクションのログを記録するファイルを指定する。 |
RewriteLogLevel |
書き換えログファイルに記録する情報の詳しさレベルを指定する。数値を大きくするとサーバーパフォーマンスが大幅に低下するので注意。0〜2の間で指定する。 |
RewriteLock |
書き換えマップ定義プログラムとやり取りするために必要な同期化ロックファイルの名前を指定する。 |
RewriteMap |
キー参照によってフィールドを置換するために使う書き換えマップを定義する。 |
RewriteBase |
ディレクトリごとの書き換えについてベースURLを指定する。 |
RewriteCond |
書き換え条件を定義する。 |
RewriteRule |
単独の書き換えルールを定義する。 |
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mod_setenvif |
独自の環境変数を作成できるようにする。 |
BrowserMatch |
指定した正規表現にマッチするパターンを持つカスタムの環境変数を設定または削除する。 |
BrowserMatchNoCase |
上記と同じだが、正規表現の一致を調べる際に大文字/小文字の違いが無視される。 |
SetEnvIf |
カスタムの環境変数を有効または無効にする。 |
SetEnvIfNoCase |
上記と同じだが、正規表現の一致を調べる際に大文字/小文字の違いが無視される。 |
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mod_speling
* |
ユーザーがURLのスペルを間違って入力した際にそれを自動的に直す機能を提供する。 |
CheckSpelling |
スペル間違い訂正モジュールを有効または無効にする。この機能はサーバーの処理速度を大きく低下させることがある。 |
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mod_status |
サーバーの現在の稼動状態をHTMLページとして表示する。 |
ExtendedStatus |
モジュールを有効または無効にする。 |
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mod_userdir |
ユーザーディレクトリの作成機能を提供する。 |
UserDir |
ユーザーのドキュメントを格納するディレクトリを設定する。 |
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mod_unique_id * |
リクエストごとに一意のIDを生成する機能を提供する。UNIX固有の機能。 |
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mod_vhost_alias
* |
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VirtualDocumentRoot |
サーバー名に基づいてドキュメントルートを特定するための文字列を指定する。 |
VirtualDocumentRootIP |
上記と同様だが、サーバー名ではなくIPアドレスに基づいてディレクトリを特定するための文字列を指定する。 |
VirtualScriptAlias |
CGIスクリプトが格納されているディレクトリを特定するための文字列を指定する。 |
VirtualScriptAliasIP |
上記と同様だが、サーバー名ではなくIPアドレスに基づいてディレクトリを特定するための文字列を指定する。 |
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mod_usertrack * |
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CookieExpires |
クッキーの有効期限を設定する。 |
CookieTracking |
onまたはoffを指定する。onに設定した場合、すべての新しいリクエストに対してユーザー追跡クッキーを送信する。 |
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mod_so * |
Apacheの起動時に実行可能コードやモジュールをサーバーにロードできるようにする。いわゆるDSO(Dynamic Shared Object)モードを有効にする。(バージョン1.3以降の機能) |