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飼育記録:08年12月

うずらが温めた卵に変化が

 うずらは11月30日の午前中まで卵を温めていたが、30日の午後以降は卵に近づかなくなった。抱卵をやめてから一日経過した12月1日に、卵を蛍光灯に透かして中でヒヨコが成長しているか確認しようとした。もし卵が順調に育っているのなら、人為的に卵を温めて孵してあげようと思っていたのだ。

 光に透かしても殻が厚いため血管が見えない上、温め始めてから1週間ほどしか経っていないため、心音もはっきりと聞こえない。しかしそのまま放っておいてもうずらが卵を温める気配がないので、卵がどのような状況になっているかを確認するために、試しに2個ある有精卵のうち1個を割って中身を見てみた。

 なんと血管がはっきり見える。うずらが温めていた卵は、ある時点までは順調に成長していたのだ。ただ、11月30日午後から12月1日午後までの1日間うずらが卵を温めていなかったために腐ってしまったのか、黄身が融けてしまっている。もしうずらがちゃんと卵を温めていれば、黄身は盛り上がり、黄身を覆うようにして血管が張り巡らされる事になったのであろう。

 うずらが卵を温めるのをやめてしまった理由ははっきり分からないが、おそらく、11月頭に抱卵を開始してから1ヶ月ほど抱卵し続けていたために満足したのであろう。

 もう1個の有精卵を割らずに残しているので、卵が生きていてうずらが抱卵を再開するというわずかな可能性に賭け、12月1日午後に残った卵をうずらの巣に戻した。 

 

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