若狭町の天徳寺境内奥に位置し山あいの岩間から湧き出る清泉は、1年を通して水温が変わらず、夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たいことから、古来より「瓜割水」と呼ばれてきました。また近在の人々の湧き水に対する水神信仰は厚く、湧き出し口には竹囲いにしめ縄が張られ、神聖な場所として今も大切に守られています。若狭地方が生んだ作家水上勉が随想「若狭路」において「天徳寺には湧き水で名高い水の森があり」と語った静寂で幽邃な森が取り囲む「瓜割の滝」は、昭和60年に名水百選の選定、平成8年には水の郷に認定されています。
この瓜割の滝から1年間を通じて常に13℃に保たれて湧き出る水は、幾重もの地層が自然のフィルターとなって、永い歳月をかけてろ過した純度の高いミネラル成分が溶け込
んでいます。
湧き出し口から滝つぼにかけて散在する石はみな赤く染まっていますが、これは鉄分ではなく大変珍しい紅藻類(ベニマダラ)が長い時間をかけて繁殖したもので、清らかな水質と水温に変化がないことの証でもあります。
当社「瓜割の水」は、湧き出し口に敷設したパイプを通じて採水した源水を直接工場に引き込み、衛生管理の万全な設備によって汲みたての美味しさをそのまま詰め込んでいます。 |