このコーナーでは「それいけ!ロシア女子戦車小隊」に登場する メカニックを紹介します。
実はわたしは戦車などには苦手意識があったのですが、 先日、整備小隊のクルシノワ曹長にインタビューしまして、 メカニックについても調べてみようかな〜、と思い立ったのです。
・T−34/85
言わずと知れたボロディン小隊の乗機。 「攻、走、守」のバランスのとれた優秀な戦車です。 ただし乗りごこちは最悪だとか…
作品中では縦横無尽に大活躍…と思いきや、 案外やられちゃってることも多いんですよね。 でも小隊メンバーは生き延びています。
・VI号戦車ティーガー
ドイツ軍の強力な戦車です。 強力な88mm砲と厚い装甲をもち、T-34/85では 真っ向勝負しても敵わない相手でしょう。
作品中でもその強力さを存分に発揮し、第1話ではボロディンを 窮地に追い込みます。それを救ったのは…?
・イリューシン Il-2
通称「シュトルモビク」 マコリン・ベレルゴボイ空軍少尉の搭乗機です。 大規模な攻撃を展開しドイツの地上部隊から恐れられています。
作品中では地上攻撃能力を存分に発揮しただけでなく、 第4話では航空機同士の空中戦も繰り広げました。 しかし…、その結末は…!?
・フィールドキッチン
ドイツ軍の食事を調理するための装置です。 薪や石炭を燃料としている、シチュー鍋、オーブン、 コーヒー鍋などを搭載しています。
作品中では、まだ温かい料理を入れたまま 放置されていましたが、結局、ボロディン少尉たちは その料理は食べちゃったんでしょうかね?
・IV号戦車
ドイツ軍の戦車の多数を占める事実上の主力戦車。 大戦初期には登場しており、やや旧式の感もありますが 武装や装甲を強化して使われ続けています。
作品中で登場した、この機体は75mm砲を搭載した 「G型」…でしょうか? T-34と渡り合える武装をもつ、侮れない相手です。
・ヤークトティーガー
駆逐戦車とは対戦車戦に特化し、強力な砲と装甲を 装備している自走砲です。このヤークトティーガーは 何と55口径128mm砲を搭載。とても強力です。
作品中では、ボロディン少尉たちがこの機体を鹵獲 (奪い取る)して奮戦します。その際に同士討ちを 避けるために、こんな個性的(?)な塗装を施しました。
・III号突撃砲
III号戦車の車体を流用した自走砲です。 当初は短砲身を搭載した歩兵支援車両でしたが、T-34など に対抗するため、長砲身を搭載した車両に生産変更されています。 ドイツ軍の歩兵にとっては頼りになる存在のようです。
それにしても、ドイツ側の戦闘車両には様々な種類が あるものですね…。
・V号戦車パンター
我が軍のT-34にショックを受けたドイツ側が急きょ開発した と言われています。T-34と同様に傾斜装甲を用いた車体が 外見的な特徴で、ボロディン少尉たちから「(T-34)もどき」 と呼ばれることもあります。
ボロディン少尉たちは何度か戦っていますが、苦戦を強いられる 強力な戦車みたいです。
・メッサーシュミット Bf109
ドイツ空軍の主力戦闘機です。大戦初期には登場しており、 あらゆる戦場で駆り出されていることから、基本設計が 優れた機体なのではないかと思われます。
マコリン少尉は、このような相手とドッグファイトを行った んですね…。よく考えるとマコリン少尉の操縦技術は、 かなりスゴイということではないでしょうか?
・VI号戦車ティーガーII
またの名を「ケーニヒス・ティーガー(王虎)」。 前述の「ヤークトティーガー」は、この機体の派生形 と思われます。T-34と比べると、とても巨大な戦車です。
しかし、作中では燃料切れか故障により自爆放棄された状態で 発見されます。恐ろしい戦車も、このような姿になると 少々もの悲しいですね…。
・ヘッツァー
大戦当初から使われていた「38(t)式戦車」の車台を流用し、 48口径75mm砲を傾斜装甲で囲った駆逐戦車です。 ベース車両が軽戦車だけあって、ここまで紹介した車輛の中では、 とても小ぶりです。
作中では、ボロディン小隊に掃討されてしまいます。 我々が強いのか、ドイツ側がジリ貧なのか…?
・ユンカース Ju87
この画像では、もはや原形をとどめていませんが 西方電撃戦で名をはせた急降下爆撃機「シュツーカ」の残骸です。 急降下爆撃は、文字通り急降下しながら爆弾を投下することで 標的への命中率を高める戦法です。
しかし我々が制空権を握っている戦況の下では、Ju87が真価を 発揮できる場面は、あまりなさそうです。
・KSP76
これは…?、なぜこの車両が、こんなところにあるのでしょう? 詳細は判然としませんが、我々の軍の装甲車で、76.2mm砲を搭載 しているらしいのですが… でも、これは制式化されていない機種らしいのですよね…
・IS−2
我がロシアの新型の重戦車です。 ISとは「Iossif Stalin(ヨシフ・スターリン)」のイニシャル。 48.5口径122ミリの主砲は強力で、ティーガー、パンターとも 十分に渡り合えるものです。
しかし、私たちの目の前で起こったことは!?
・マウス
これが戦車!?、全長10m、重量188tの巨体。 主砲は55口径128ミリ砲、何と副武装も75ミリ戦車砲です。 そしてIS−2の攻撃をも跳ね返す重装甲。 さすがに動きは鈍重な印象でしたが、存在自体が脅威です。
しかし、これを「マウス(子ネズミ)」と名付けたのは ドイツ軍もやぶれかぶれだったのでしょうか?
・ジープ
レンドリース(武器貸与)法によってアメリカから 供給された四輪駆動車です。 高い耐久性と悪路走破性能を持ち、各国の戦場で 活躍しました。
・フィーゼラーFi156 シュトルヒ
独特なフォルムを持つこの航空機は、わずか50m程度の 滑走で離陸できるSTOL(短距離離着陸)性能を誇ります。 かの名将ロンメルが北アフリカ戦線で運用したことでも知られます。
ちなみに、この図の機体を操縦しているのは…なんと? …なんと!?