北陸本線の旅 2004

うえさんのページ

2004(平成16)年5月1日(土)〜4(火)

嫁さんと 北陸に出かけました。
著者のお目当ては 489系ボンネット車で運転される急行「能登」と
457・475系急行型電車に乗り
鱒の寿司をつつきつつイッパイやること

その目的達成のため
嫁さんの同意を得るところから始めます。

保育士で 工作などが好きな嫁さんを
伝統工芸村「ゆのくにの森」(小松市粟津温泉)に誘い
「兼六園」の素晴らしさを話しました。

温泉好き 海の食べ物好きは共通事項であり
そこは意見が一致。
北陸の旅が決まりました。

もっとも 「北陸本線に乗りたいワケね」と
思惑はバレバレでありましたが・・・笑


とりあえず わたしたちは 2004年5月1日(土)
缶ビール片手に 上野駅から 急行「能登」に乗り込みました。

上野から夜を徹して走り続け 金沢に到着した489系「能登」
今回は普通車が満席で グリーン車を利用しました。
さすがに車内は快適でした。
房総では見られないボンネットスタイルの列車に 嫁さんも
珍しそうに見入っていました。

2004,5,2 (日) 金沢駅

元「スーパー雷鳥」のパノラマグリーン車が 国鉄色で 「しらさぎ」に使われていました。
2004,5,2 (日)

この後 午前中は 兼六園に行きました。
嫁さんは始めての金沢でしたが 著者は5回目。
道も大体わかるので安心です。

兼六園では 加賀友禅のレンタルがあり これを着て
お散歩ができます。

一通りまわってから 普通列車で 加賀温泉駅をたずねました。

加賀温泉駅には 思い出があります。
 著者がまだ子供の頃 1985(昭和60年)夏
南関東から出たことがなかった著者が 
父親の出張先だった加賀へ家族で出かけました。
その旅で初めて飛行機に乗り 高所恐怖症で姉貴に心配されたり
「帰りは電車にして!」と懇願したり・・・
初めて475系の普通列車に乗り 長閑な風景を眺めて感動しました。
2泊して帰りは 485系L特急「しらさぎ」 0系新幹線「ひかり」で帰京。
L特急も新幹線も初体験の懐かしい思い出です。
当時の加賀温泉駅は 国鉄色の475系普通列車や
485系の「雷鳥」「しらさぎ」が頻繁にやってきました。


そんな思い出の駅に降りてみました。
419系 「食パン電車」と出会いました。
嫁さんは 「オデコの大きな電車ねえ」と眺めていました。

のんびりした駅を
大阪行き681系「サンダーバード」が猛スピードで駆けていきました。
2004,5,3 (月)  北陸本線 粟津駅

この日は 
粟津駅まで戻り近くの温泉に泊まりました。
翌日は そこから徒歩で 伝統工芸村「ゆのくにの森」に出かけました。
著者はここも再訪。一日のんびり過ごすにはとてもよいところです。。

413系普通列車  2004,5,3 (月) 粟津駅

475系 普通列車 2004,5,3 (月) 粟津駅
これに乗って 再び金沢駅へ

金沢からは 七尾線に乗り七尾へ。
画像の415系800番台は 関西の113系に
485系の交直流機器を搭載した改造車。
交直流機器を譲った485系は 183系の仲間入りをしたそうです。
七尾駅 2004,5,3 (月)

七尾駅は のと鉄道との接続駅です。
七尾駅 2004,5,3 七尾駅

七尾では ちゃんこ屋さんのやっている民宿に素泊まりして
港にご飯を食べに行きました。
この日はお祭だったようで 小さな川のほとりにたくさんの出店が出ていました。
小雨がかえって幻想的でした。

翌朝 雨の七尾市内を夫婦で歩いていると
和倉温泉からの特急がやってきました。
付属の3両編成で 金沢で6両を連結し9両編成になります。
和倉温泉ー七尾 2005,5,4 (火)

久しぶりに出会えました。
子供の頃 加賀温泉の駅で見た 国鉄色の 485系「雷鳥」です。
嫁さんは 「内房線の特急に似てるねえ。これをみると落ち着くねえ」 と
話していました。
2005,5,4 (火) 七尾駅

PS この頃は まだ内房線にも国鉄色の183系「さざなみ」が走っていました。

七尾から 普通列車を乗り継ぎ 富山駅へ。
嫁さんと ホームで立ち食いソバをすすっていると
臨時の「はくたか」 ほくほく線経由 越後湯沢行 がやってきました。
しかも車輌は 489系ボンネット車
慌ててシャッターを切りました。
GWでもあり かなり混んでいました。

「はくたか」「北越」「サンダーバード」
様々な列車が頻繁にやってきます。

「特急 どれも混んでるねえ」
「駅弁でも買って 各駅停車で帰ろうか」
「それもいいねえ」

「オススメの駅弁あるの?」
「富山といえば 鱒の寿司 だけど 海のものは何でも旨いよ」
「やった! んじゃあ 買いに行こう!」

こうして わたし達は駅弁とビール、天狗舞の冷酒を購入
空いている直江津行普通列車に乗り込みました。
クロスシートで駅弁を広げ 午後の日本海を見ながら
直江津を目指しました。

物好きなことに・・・といいますか
混んでいる特急には乗らず
直江津から ほくほく線の普通列車。越後湯沢から新幹線に乗り
千葉へ帰りました。

急行「能登」は 高崎から水上、越後湯沢と 深夜の山間部を走り
長岡から向きを変えて 柏崎 直江津 糸魚川 と日本海沿いに金沢を目指します。
減光された車内から眺める夜の日本海もいいものです。

続いて 今度は新潟発金沢行 「北越」が 北越色 485系でやってきました。
2004,5,4 (火) 富山駅

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