風景写真集  浜辺のゆうべ

うえさんのページ

千葉市・検見川の浜 2004,10,17

志摩市 前島半島 御座白浜
2005,05,04

千葉市・検見川の浜
ヨットハーバー付近の夕陽  2005,12,10(土)

御座港付近  2005,05,05

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千葉市内の幕張・検見川・稲毛の海岸線は
かつては 現在の国道14号(千葉街道)付近にあって
そこから遠浅の海が広がっていたそうですね


少年時代を幕張で過ごした旅好き作家の椎名誠氏の著書等を読み
「昔は稲毛といやあ避暑地で別荘なんかもあったっぺよ」などという年配の方の話を聞き
実際に稲毛1丁目〜3丁目付近の路地等を散策していると
なるほど かつて海べりの町だった名残が見られたりします

現在では国道14号の先にも住宅街が広がり 
ここがかつて海の中であったとは思えないのですが
京葉線の高架線をくぐってしばらく行くと
昭和の末ごろに整備された人口海岸が現れます

幕張から花見川を挟んで検見川、稲毛にかけて
海浜公園やヨットハーバーなど ちょっとした「リゾート気分(!?)」が味わえる海岸線が
広がっています
花見川から続くサイクリングロードは海べりに稲毛の浜まで続いており爽快です
花見川は河口から数キロ北上すると渓谷のような雰囲気があり
ここから海岸へ向けて走るのも一興でしょう

そして 検見川の浜の夕陽はなかなかのものです
特に冬は綺麗です 夕陽の隣に富士山のシルエットが見える日もあります

冬のよく晴れた朝 海の向こうに見える富士山も
内房線の車窓から見る富士山とはまた違った趣があります

近鉄線鵜方駅前から、前島半島の海岸線を辿っていく三重交通バスに揺られること1時間
素朴な海べりの風景をいい気分でぼんやりと眺めていると
鄙びた小さな漁港脇の広場でバスはエンジンを止めた。
終点の御座港でバスを降りたのは私達夫婦を含めて5人ほど。
海に面した広場には 連絡船の小さな発着場、
海産物を売る(といっても地元客向けの素朴な感じ)の店1件
漁師の戻ってくる時間に開くと思われる食堂1件・・・広場にはそれだけである。

海を挟んだ賢島と浜島には小さな連絡船でそれぞれ10分でいけるようなのですが
一日4往復のみで つまりここに来る連絡船はそれだけということ。
車で10分ほど戻った和具港からは賢島までの船が時間1本出ているので
それで事足りるのでしょう。

漁港では なにやら魚の加工が手作業で行なわれている。
実によい雰囲気です。

民宿「やまや」は港近くにありました。
素朴で感じのいい宿でした。
部屋に荷物を置いて散策に出かけます。
午前中と夕方だけ店を開けるという商店で
飲み物やつまみを買い
店主のおばあさんと会話をしました。
自分のペースでのんびりお店をやっているそうだ。

御座白浜付近は意外にも民宿が多かった。
狭い路地にも民宿が軒を連ねている。
南房総の岩井付近を思わせる佇まいであった
夕暮れの御座白浜。
その名の通り白い砂浜ときれいな海、そして夕陽。

明日改めて夕陽を撮影することにして宿に戻った

やまやでは 感じのよいオーナー夫婦が
地元名物の手こね寿司を出してくれた
注文したアワビをつまみに地酒
静かな漁港の町の夜は更けていく
すばらしい休日だった

志摩市御座
素朴な漁港があり 素晴らしい海があり 
旨い手こね寿司があり 親切な地元の方々がいる。
何もしないでゆっくりする旅ならこんなにいい環境は他にないと思う

対岸の浜島町もぜひ訪れてみてほしいオススメの町。
鄙びた漁村、美しい海岸、
バスターミナル付近の懐かしい雰囲気の町並み・・・

御座、浜島。
そこには日本の漁村の原風景といっても過言でない風景が広がっています。



南房総・白浜 野島崎  2005,7,18(月)

南房総は
鄙びた漁港あり 綺麗な海岸あり 温泉あり
少し内陸に入れば意外に険しい山ありと
変化に富んでいます

特に海べりの町は素朴で
のんびり過ごすのには最高です

安房郡白浜町、現在は南房総市に編入されたこの町は
静かでのんびりした海が広がっています

JRバスの「安房白浜駅」は 地方のバスターミナルの佇まいで
いい雰囲気です