東海村少年少女合唱団のあゆみ 第11期
第11回定期演奏会 |
平成5年(1993年)3月14日(日) 東海文化センター
10周年の記念演奏会が終わり,新たな気持ちで再スタートした第11期。多くの面でこれまでとは異なる形でこの1年を歩んできました。特に,11年ぶりに団の制服を改め,これまでのイメージを一新しました。また,ミュージカルに関しては全面的に団員に運営を任せ,ギターのステージでは名ドラマーの田中お兄さん(?!)が華々しく復帰し,すべてを取り仕切って頑張っています。 −第11回定期演奏会のプログラムから− |
第1ステージ 合唱組曲 「川風のつむぎうた」 |
関根栄一=作詞 湯山 昭=作曲 指揮:坂場 治 伴奏:高瀬和子
(1) かんぴょうと雷さま (2) 星とつむぎ (3) わかい麦の穂
(4) 野の祭り (5) はにわの夢 (6) 川の流れをあつめて
11年ぶりに一新された制服
この年の夏期研修では,この組曲にまつわる小山市周辺を訪ねてきました。
干瓢や結城紬,古墳,利根川など,本物を見て,曲のイメージづくりをしました。
第19期(2000年)の夏期研修では,小山児童合唱団との交流をしました。
この組曲は,その小山児童合唱団の委嘱による曲です。
第3曲が小山児童合唱団の団歌となっています。
第2ステージ 合唱ミュージカル 「くいしんぼうララバイ」 |
作詞 中山 知子 作曲 増本伎共子 監修 清水 隆 伴奏:小林彩子
1 オープニング 2 くいしんぼうのブギ 3 夕焼けの道 4 七色の虹
5 あなたがいるだけで 6 初めてのできごと 7 おいらコックローチ
8 むかしアブラハムは 9 風に色がついていたら 10 熱い心に指先を
タケシはとってもくいしんぼうな男の子。夢の中では毎晩食べ物においかけられ・・・
「もう食べられないよー!!」とさけんでも,夢からさめれば「ハラへったア!」と言ってはイライラしています。
そんなタケシはこのごろ元気がなくて・・・。
ヤヨイはタケシとちがって食欲がわかない女の子。
なんだかこのごろ,心がさえなくて・・・「なんだか寂しい・・・。」こんなことをつぶやきます。
2人ともなぜなのか原因がわかりません。
2人の友達である,あきら・まこと・ゆうや・りえ・みゆきの5人は,その謎に迫ります。
タケシとヤヨイのドギマギする行動を不審がる5人。
「お互いにキライじゃない」「好きってこと?」そんな推理をします。
実は,そのとおり!!大好きなくせに素直になれない2人。
タケシは意地をはってばかりで,ヤヨイにイジワルをして,素直になれません。
反対にヤヨイは心を少しずつ開きます。
そんなある日,一つの風が吹きました。風は素直です。
もし色がついていたら,春風はピンク一色でしょう。
じゃあ,タケシの心に色がついていたら・・・。
タケシは風のように素直になれるのでしょうか。
そして,2人の恋の行方は・・・?
第3ステージ 「ギターとともに」 |
ギター:藤崎仁美,加藤周子 シンセ:野田裕子,藤原敦子 ベース:下村里絵
キーボード:高瀬和子 ドラムス:田中忠雄 ボーカル:向井絵理子,佐藤智子,富山菜穂子
1 My Graduation 2 ねえ,どうして 3 ふしぎなぼうけん 4 赤いやねの家
5 Yesterday Once More 6 晴れたらいいね 7 You
And I 8 こんな人生もありよ
合唱団は10年のひとくぎりを終えて,11年目に入りました。
バンドの方はどう変わったかというと,今年は中学1年生が3人,新メンバーとして加わりました。
and,ここ2年姿を見せなかった,かの有名な名ドラマー,田中さんも復活(!)しました。
この4人プラス去年からの2人,合計6人で練習が始まりました。
− 定期演奏会プログラムから −