鍼灸治療に対するよくある質問 |
Q1 |
治療法は? |
A1 |
脈・お腹の状態・皮膚の艶などを観察し、一人一人の体質・体力・全身の状態を充分に把握します。そして、五臓六腑の機能的アンバランスを診断し、調整します。 |
Q2 |
鍼は痛くないの? |
A2 |
経絡治療用の鍼は、髪の毛より細く、深く刺さないので、痛みや不快感はありません。むしろ、心地良い感覚があります。 |
Q3 |
お灸は熱くないの? |
A3 |
経絡治療のお灸には2通りあります。
1.熱を通すお灸(ごま灸)は、灸点紙を使いますのでチクッとするくらいで、痕も残りません。
2.患部を温めるお灸(温灸)は、大変気持ちの良いものです。 |
Q4 |
鍼の消毒は万全? |
A4 |
保健所や鍼灸師会の指導に基づき、使い捨ての鍼の使用や、滅菌器による消毒を行っています。 |
Q5 |
治療の間隔は? |
A5 |
一般的に、急性症は短期間に集中的に、慢性症は週に1.2回の治療を定期的に行うのが理想的です。
東洋医学には「未病を治す」と言う考えがあり、病気にならないなりにくい身体を作るために、定期的な治療をお薦めします。 |
Q6 |
治療時間は? |
A6 |
当院での治療時間は、だいたい20分から30分程度としていますが、症状や体質などによって多少かわってきます。特に子供さんの場合は、敏感で気血のめぐりがよいので、5分から10分程度で済ますことができます。
治療時間が長く、刺激が強い方が効くかというと、そうでもありません。
何事にも適量というものがあります。たとえば薬でも1錠で効くのだから、その倍の2錠飲めばもっと効果が上がかというと、そうでもありません。かえって副作用が心配です。
鍼灸の治療はできるだけ短時間に、少ない鍼数で治療する方がよいようです。 |