幕末恋華・花柳剣士伝感想(覚書)

このサイト全体に言えることですが、ネタバレに対する配慮はしていませんので、ご了承のうえ閲覧ください!
また、本文はあくまで個人的な感想です。ご参考までに気軽に読んでいただきますようお願いします。

まだ書きかけですが、こっそりアップしておきます。

OP『天壌無窮』(歌:宮野真守)

OP好きです。宮野真守さんは歌が上手いなぁ。
その辺の歌手と比べても遜色はないです。
声優さんは演技専門と思っていましたが、最近は歌も歌えないとだめですね。
て、話がそれてるし。
歌い始めの歌詞「さらば 愛しき日々よ 今は…」が好きです。
前作のテーマ『恋華 ren-ka』と同じドラムのリズムに聞こえます。
CGもアニメーションっぽく出来上がっていて好きです。
中でも庵を中心に花柳館メンバーが盃を掲げている絵が好きですね。

ED『願ひ華』(歌:吉野裕行)

初めてEDを聞いたときは、例にもれずサビのメロディーに驚きました。
あからさまに『恋華 ren-ka』と同じですよね。
批判もあるところなのでしょうが、私は逆にそれが良かったです。
むしろ『恋華 ren-ka』よりもいい曲じゃないかと思ってしまいました。
今回の曲は収録直前にキーを変更したそうですが、たしかに吉野さんの声にぴったりです。
前作では縦にイラストが流れていたのに対し、近作では横に流れていて綺麗に対比されています。
イラスト自体も秀麗で登場人物の多さに圧倒されますが、永倉と原田の間に鈴花がいるのがちょっと嬉しかったり。

(声:子安武人)

相馬ルートのときに、思いがけないところに庵さんが出てきて驚きました。
まさかあからさまに新政府に与するとは思っていませんでしたので。

咲彦(声:宮野真守)

辰巳(声:諏訪部順一)

途中から同じ舞台で進む陸奥ルートと比べながら見ていました。

相馬肇(声:松風雅也)

倫から告白し、相馬からははっきりとした答えはなかった、と思う。
最後の降伏の場面で、倫が「まだ愛されていたんですね」と言うのも頷ける。
相馬は常に自分の主人である近藤と土方に従順で、それ以外の用件はすべて潔く切り捨ててきたからだ。
切り捨てられるものには倫のことも例外ではなかった。
でも、その経過があったから最後の結末には納得しています。

野村さんカッコよすぎです。
実を言うと気難しい相馬さんよりも野村さんが好きでした。

三木三郎(声:吉野裕行)

大石鍬次郎(声:加藤木賢志)

鞘はなくても結果は同じなんだよね…ちょっと悲しい。

中村半次郎(声:羽多野渉)

陸奥陽之助(声:谷山紀之)

陸奥のキャラクターは、恋愛ゲームではない視点から見たら非常に面白いです。
史実の陸奥宗光がどんな人間だったかは知りませんが、「恋華」の陸奥のような人間だったなら、不平等条約も撤廃させたことでしょう。(←ちょっと言い回しがおかしい)
私の人間の好みを言うと、「言ってることが的を得ている」っていうのに弱いんですよね。
性格は大切ですが、言ってることに説得力がないと、なかなか信頼に足る人物とは言えません。
物おじせずに正面から言う、というのも美徳だと思います。(もちろん「間違ったことではない」というのが前提です)
しかし、実際どうやったらそんな子に育つんだろ、とは思いますが。

恋愛ゲームのストーリーとしては、何個か引っかかるところがあるのです。疑問の残るストーリーでした。
肝心なところで辰巳が出てきて倫の立つ瀬がない。とか、
仕事を手伝ってくれってのは本当に口実だけで、倫は陸奥の何の役に立っているのか疑問だ。とか
せめて倫のセリフに少しでも役に立とうと努力する気持ちが表れれば納得もできるが、それもまるでない。
陸奥の仕事を理解しているのかいないのか、倫の受け答えは子供っぽい。
辰巳の変貌っぷりによって、倫は愚鈍なように強調されてしまっている。
紀州に行くとき、倫はあっさり花柳館を出ているようだ。なにも記述がない。それでいいのか?
欧州へ出張している間(なんと1年以上ですよ)や、刑務所に収監されるときのエピソードが何もないとは何事か。
二回目に見ても、あまりに端折りすぎに思えます。

花柳剣士伝初クリアは陸奥だったのですが、今回で、このゲームはまず歴史ゲームで、おまけに恋愛要素があるだけ、と思うことにしました。

ところで陸奥のキャラクターソングを聴いたのですが、谷山さんはむっちゃくちゃ歌がお上手ですね。

富山弥兵衛(声:高橋広樹)

鹿取菊千代(声:皆川純子)

その他感想

全体に前作よりも洗練された印象を受けました。
立ち絵が綺麗だし、イベントイラストも前作より丁寧な絵が多かったと思います。
雪が降るシーンはきれいでした。
辞書やプレイバックの機能が追加されていて便利になりました。
攻略中のキャラクターを確認できるのもありがたいですよね。
一方、セリフやト書きの字が書体の影響だと思うのですがつぶれてしまい、読みにくかったです。
プレイバックはイベントの一部分だけで不十分でした。どうせなら全部見れたらいいのに。

できるだけ史実に忠実にというスタイルを貫いたことで、肝心の主人公と攻略キャラクターとの恋愛がお座なりにされていると感じました。
でも、そこはそれでいいです。たしかに、それが恋愛ゲームとしての価値を落としていますが。
史実そのままでは面白くないので、ある程度脚色や改ざんをしていますが、基本は貫き通すことで史実の解釈としての面白みが生まれたと思います。

前作と立場が違うことから、新選組(中でも目立って原田)が悪い人間のように見えてしまいますね。
近作にも何人か新選組の立場の人間もいるので一概には言えませんが、これは避けられないことよね。
逆に、前作では大久保中心に薩長陣営が悪く描かれているように見えましたからね。

野村利三郎、好きなんですよね〜。とことん素直な人です。
相馬さんじゃないけど、野村にはいつも癒されます。
攻略できないのがすーっごく残念です。

どうでもいいことですが、4択で大外れしたときのジングルが怖いです。
今回は、倫が何を言い出すのか先読みできないことが多くて、選択肢に困りました。
倫は無表情だとか自分の意志がないとか言われているのを目にしましたが、たしかにそういうところもあるかもしれません。
倫に愛着を感じるにはちょっと時間がかかりました。

前作主人公の鈴花が可愛いです。植田佳奈さんの声がとてもあってます。
「―ですってば」ていう口癖が可愛いです〜。
でも一言言うと、男所帯で古株はってる姉さんというイメージを意識したのかもしれないけど、もうすこしほんわかした雰囲気の話し方でもよかったかもしれません。
そして近作主人公の倫の声は、私の中では今を時めく能登麻美子なイメージなのですけど、そんな人は私だけでしょうか。