2001年4月7日(土)晴れ!!
「宮ヶ瀬、道志、箱根ツー」
行く数日前からお天気が怪しくて怪しくてヤキモキしていました。
前日は何度NETで天気予報を覗いたか分かりません。
夕方、天気予報が「晴れ」に変わった時は思わず
「ヤッターーー※ヽ(*゜▽゜)ノ※☆※ヽ(゜▽゜*)ノ※」
と叫んでしまったほどです。
朝、目覚めると外はとても明るくて起き抜けからニヤニヤしてました。
おにゅーのメッシュジャケットを着ていくことにしました。
朝は8時にいつものように、ちんねん君と鮫洲辺りで待ち合わせ。
集合場所の狩場まではナント私が先導で走りました。
「りかさんのあとに何も言わずについていきますから」と
ちんねん君に言われて不安ながら出発しました。
第一チェックポイントは、横浜の高島トンネルをくぐることです。
「とにかく右側」というのだけが頭の中をグルグル。
右側過ぎて右折レーンに入ってしまうことだけは避けたい、という思いでした。
高島トンネルに無事入れた時は「よかった〜〜〜」と心から思いました。
あとは道なりで「狩場」の看板だけ見ながら走って
無事、集合時間通り9時少し前に到着しました。
すでにZeal鈴木さんが来ており、お食事中でした。
あじ君も時間通り到着し皆揃いました。
前回、三浦ツーの時、ここから出るのに一人でどうにもならなくなったので
今回は慎重にバイクを動かしてちゃんと出発準備が出来ました。
先頭はあじ君で、次に私、鈴木さん、ちんねん君という順番で走ってました。
狩場から横浜新道へ入り、長後街道へと進み厚木方面へ。
空を見ると雲が全然無くて、春らしい青空だけが広がっています。
寒くもないし、桜もきれいだし、嬉しくって嬉しくって仕方ありませんでした。
大型教習中のあじ君は、4本指クラッチで、いつも走り出したあと
しばらくペダルに乗せない右足をちゃんとペダルに乗せていたりと
何やら見ていて違和感を感じるくらい基本を頑張って乗っていました。
「今日は足ちゃんとしまってるね」というと
「基本が大事ですから!でも慣れない事してるから疲れます」と言ってました。
厚木辺りの街中は渋滞してました。
すり抜けしながら進み、渋滞を抜け、412号線で宮ヶ瀬へ向かいました。
途中、桜がとても沢山咲いていて「桜まつり」を開催しているところを通りましたが
風に揺られて散ってる花びらが凄くて、桜吹雪の中を走ってるようで
それはそれはとても綺麗で
ますます気分はルンルン♪ニヤニヤしながら走ってました。
山に入って走っているうちに段々空気がひんやりしてきて
ちょっと肌寒いな〜・・と思っていると宮ヶ瀬湖に到着しました。
周りの色といい、日差しの感じといい春満開な感じでとてもよかったです。
ちんねん君が用を足したいと、どこかへ消えていきました。
鈴木さんも行きたかったようで、ちんねん君が戻ってから
どこにトイレがあるのか聞くと
「ないですよ。でも見えないとこありますよ」
とのお返事。
「え〜、それじゃあダメじゃん」というと
「大丈夫ですよ。ホントに見えませんから」というので
「そうは言ったって女はオシリ全部出さないとダメなんだよ〜」というと
鈴木さんがビックリしてました。
私が「オシリ」なんて言うと思わなかったというのです。
いや〜、とんだ勘違いでしたね、鈴木さん。
私はお上品に出来ていないので割りと何でも口にしますよ。
ただ、言ったあと自分で恥ずかしくなることたまにありますけど・・・
日差しのやわらかい宮ヶ瀬湖
左から、Zeal鈴木さん、私、あじ君、ちんねん君
次に向かったのは道志です。
向かう途中で鈴木さんがドライブインに入って行きました。
残った我々はそこから少し先にある駐車場へ入り待ってました。
青いハーレーに乗った男性が休憩中でチョコリと挨拶してくれました。
で、そこに停めたとき
「あ、ここちょっとマズイかも・・・少し斜めになってる」
と思いましたが大丈夫かな??と思いそのまま停めました。
そして鈴木さんがやってきて出発することになったのですが
やはりうまく取り回しが出来ずに危うく倒しそうになりました。
ちんねん君がテールを押さえてくれたのですが、うまく動かせなくて
「ホントに倒れちゃう〜〜〜(><)」とキャーキャー言ってると
あじ君もバイクを降りてホーネットを支えてくれました。
そしてやっと倒すことなくホーネットに乗ることが出来ました。
今回もやっぱり二人の手を借りてしまいました・・!
道志の手前(?)の御茶屋さんの前で一旦止まりました。
御茶屋さんの下には川が流れていて桜も咲いているし素敵な眺めでした。
ちんねん君が皆に缶コーヒーなどをご馳走してくれました。
どうもありがとでした♪
さて、ここから「道の駅」というところまでは一本道だということで
「道の駅」まではフリー走行になりました。
先発で、あじ君とちんねん君が飛んでいってしまいました。
で、私と鈴木さんも少し間を置いてスタートです。
「道志は車の後ろに付いてしまうと辛い」というのを聞いていましたが
ホントに辛かった、というかだるかったです。
別にスピード出して走れるわけではないけれど
車はあまりにも遅すぎました。
イライラいらいらイライラしながら車の後を走ってましたが
どうにも我慢出来なくて1回だけ追い越ししました。
そして名前だけはよく聞く「道の駅」へ到着しました。
先に行った二人はどこかな??とキョロキョロしてると
あじ君が大きく手を振ってくれました。
バイクを停めると、隣にハーレーに乗った方が来ました。
私と同じメッシュジャンパーでその方は黄色だったのですが
ヘルメットを取ると白髪交じりの年配の方でビックリしてしまいました!
「道の駅」というのは、いわゆる「ドライブイン」のような感じで
そこの名物が売っていたり、名物を食べさせてくれる小さな食堂があったり
温泉や子供を遊ばせるのにちょっといい公園があったりしました。
ランチはその小さな食堂で食べることにしました。
名物はクレソンを混ぜ込んだうどんで、
私とあじ君は温かいうどんを、ちんねん君は冷たいうどんを
鈴木さんは惣菜パイをそれぞれオーダーして食べました。
うどんは手打ちで結構コシがあり、クレソン入りということでしたが、
クレソン独特の香りなどは特に感じませんでした。
雑談などしながらゆっくりしたあとは山中湖へ向かいました。
山中湖まではすぐに着きました。
山中湖なんて車でしか来たことがないので、渋滞のイメージもあり
遠いような感じがしてたので
「自分がバイクを運転して山中湖まで来た!」というのが
何だかとても不思議な感じがしてました。
ここでは
1、スワンに乗って湖で遊ぶ
2、温泉へ行ってゆっくりする
3、すぐ出発していっぱい走る
の3択で、私はいっぱい走りたかったので
3番の「いっぱい走る」になりました。
とりあえず、御殿場から箱根へ行きましょう・・ということになりました。
乙女峠を通り、強羅まで行きました。
強羅でしばしの休憩。
強羅までの道のりは山のせいかやはり空気が冷たくて
メッシュの下にウィンドストップジャケットも着ていましたが
スースーして寒くて、手も冷たくなってしまいました。
「疲れた顔してますね」と言われたので
「疲れてるより寒いの。カッパ着ないと駄目だね」
とカッパを出そうとしたら、あじ君が
「寒い時に着れるようにいつも持っている」
という薄手のジャンパーを貸してくれました。
これのお陰で家に着くまで寒くなかったので助かりました。
どうもありがとうm(_)m
強羅のトイレの前で(^^;
次に向かったのは大涌谷です。
あじ君が箱根へ行ったあとよく「黒玉子食ってきた」と言っている
名物「黒玉子」と食べようということになったのです。
強羅の温泉街の坂道を登っていったのですが
物凄く急で、一時停止をしてから曲がるというのがとっても恐かったです!
「ええええええ!!!ここ曲がるのぉぉぉぉ????」
とヘルメットの中で叫んでしまいました。
それはそれはやっとの思いでしたが、いい経験になりました。
ちなみに、ちんねん君も鈴木さんも「恐かった」と言っていました。
大涌谷に到着しパーキングにバイクを停めて黒玉子を目指したわけですが
「そこの売店でも売ってますけど、あそこに登って食べないとね」
と指差した先を見ると少し(でもないかな?)登ったところに小屋があって
そこで黒玉子を作っているということでした。
ありゃ〜・・登るのはいいけど荷物持って行くの重いな〜と思って
「タンクバックって持っていかないとまずいかな〜?」と言うと
「ここに荷物持ち要員がいるじゃないですか」とちんねん君があじ君を指差すと
ホントにあじ君がタンクバッグを持っていってくれました。
「重いですね〜、これ。なんでこんなに重いんですか?」とあじ君は言ってましたが
ホントになんでこんなに重いのか自分でもよくわかりませんでした。
これと言って重いもの入れているわけじゃなかったので・・
でも、またまた楽チン出来て助かっちゃいました。
あじ君、ありがとうでしたm(_)m
硫黄の匂いの漂う道を、えっちらおっちら登って小屋の前へ到着。
「黒玉子」とご対面です。
玉子の殻の色はなんとも言えない変な色でしたが
玉子自体のお味はとても美味しかったです。
玉子を食べた後、ちんねん君が「甘いものを補給したい」というので
下に降りて今度はソフトクリームを食べました。
私は「たまごソフト」、ちんねん君は「高原ソフト(だったかな?)」を買いました。
「たまごソフト」はホントに黄身色したクリームで見た感じよりあっさり系なお味で、
一方の「高原ソフト」はよくありがちなコクのあるソフトでした。
あじ君と鈴木さんは買いませんでしたが
とりあえずお二人にもどっちが美味しいか「ご試食」だけしてもらいまいした。
変な顔をしてソフトクリームを食べてるあじ君を見て鈴木さんが
「あじさんって甘いもの食べるんですね〜」と少し驚いたような感じで言うので
「食べますよ、無理矢理ですけど(笑)」と言うと
「そうなんだ〜、私は絶対食べないのかと思ってたから」と
「へ〜〜・・」という口調で言ってました。
ソフトクリームも食べて満足したあとは売店で息子のお土産に
小さなコマを2個買いました。
コマを使って保育園で結構遊んでいるようなので喜んでくれるかな〜?と思って。
黒玉子目指して登山(?)中
手に持っているのが「黒玉子」
玉子をほおばっていて、おさるさんみたいなあじ君と
ちんねん君のが「高原ソフト」、私のが「たまごソフト」
大涌谷を後にして帰路に着きました。
芦ノ湖を通って、箱根新道へ入ります。
ここでもフリー走行となり、ちんねん君がピユ〜ンと行ってしまいました。
私はその後に出ました。
車がやっぱり遅くてイライラしながら後について走ってましたが
やっぱり少し追い越しをかけながら走ってました。
やっと、ちんねん君に追いついた〜〜と思ってると
ちんねん君はバックミラーに私が写ったのがとても不思議だったようで
「あれ!?」という大きな眼をしてビックリ顔でした。
新道の出口の手前で一旦集合し揃って新道を出て
西湘バイパスへ入りました。
西湘バイパスは海を右手に臨んで走っていて景色がとても綺麗でした。
でも風が強くてやっぱりきつかったです。
またまた「やっぱり早くバイザー欲しいぞ〜〜」と思ってしまいました。
それでも少しの間だけ初めて140キロまで出して走りました。
橘PAで休憩を取りました。
鈴木さんはここから自宅が近いということで
鈴木さんとはここでお別れになりました。
鈴木さんに見送られて出発し、新湘南バイパスへ入り毎度おなじみ
「NAPS横浜店」へとりあえず向かいました。
NAPSに着いたのは17時50分頃でした。
「少し休んでから帰りましょう」と
ちょっと店に入ってメッシュジャケットなどを見ていると
ナント!Beeメンバーのゆみちゃんが偶然にも居合わせました。
彼女もメッシュジャケットを買いに来たそうで
もう数時間もここにいる、と言ってました。
あとで聞いた話には、結局私と同じイエローコーンのジャケットで
紺色ベースのものを買ったということです。
時間も時間で私は帰らなくてはいけないので、
ゆみちゃんにバイバイし店を出ました。
あじ君ともここでお別れです。
そしてGSでガソリンを満タンにし、ちんねん君と品川に向かいました。
NAPSからの帰り道回数3回にして
品川まで帰るのに、というか横羽線の羽田出口まではまっすぐなんだな〜〜と
いうとこに気が付きました。
また今度NAPSから帰ることがある時は
一人で帰れるのかな??ともちょっと思いました。
横羽線に入ってから、今度は初めて14000回転まで2速で引っ張りました。
そしたらスピードに乗るのがいつもより早くて
「へ〜〜速い速い」と嬉しくなっちゃいました(^^)
ちんねん君とはいつものように平和島でお別れです。
今回も「疲れた」と言っていました。
私は「疲れ」よりも「楽しかった」方が前面に出ているせいか
疲れはあまり感じてませんでしたが・・・
自宅に無事到着したのは19時20分頃でした。
今回の走行は288キロ。ホーネットの燃費は22キロでした。
300キロは欠けましたが大幅に1日の総走行距離を更新しました。
次回は4月21日にTeamBreezyBeeでの「奥多摩・道志ツー」があります。
結構距離を走る、と聞いているので今度は300キロは越すのかな〜と
ちょっとワクワクしてます(^−^)
・・・・・
にしても今回はホントにいいお天気で最高でした!
峠道も沢山走って気持ちよかったです。
峠道を走っていたら、もっともっとも〜〜っと上手に走りたくて
講習会に行きたくなってしまいました。
また、峠道では沢山のライダーの方とすれ違って
やっぱり峠にライダーは付き物だな〜〜〜とつくづく思いました。