2008年9月13日(土) 金時山 ( 1213m )  曇り雨 
ついに本格的な??トレッキングスタートです。
選んだ山は、自分は小学生の頃、としも4年生の頃登った箱根の金時山。
金時山の情報を色々検索したり本で読んだりすると不安しか頭に浮かびませんでしたが
「普通に生活している人なら大丈夫」ということだけを信じてGOしました(笑)

朝は6時半にレンタカーを借りたので遅くても7時前には出発出来るだろう ・・・と思っていたのですが
としが気持ち悪いと訴えるので様子を見ることに。
私もすっかり眠ってしまい、結局8時半に出発となりました。

車の中では私の携帯のFMトランスミッターを使用し
ハマり中の花より男子や、安室奈美恵ちゃんなどを聞きながら移動。
東名高速道路は見事な大渋滞で、海老名SAで休憩したとは言え 、登山口のある公時神社駐車場まで4時間掛かりました。

車を停め、準備をしていると駐車場代の集金おじさんがやってきました。
料金は500円。 1日停めて500円なら安いですよね。

12時半。いざ出発です。
北関東の山歩き」のNonさんが考えた虫除けスプレーを沢山振りかけました(笑)
旦那が「虻が飛んでいる」と言うんですもの。 それはそれは沢山掛けました(〜〜;

神社横に登山口があります。 「金時山75分」と書かれた看板もありました。
75分って、どのくらいのペースで上がることを想定した数字なんだ??
まぁ、目安的には倍で着けばいいかと思いました。

登山計画書を提出する箱もありました。
こういうのを見ると、本当に登山するんだなぁ〜と感慨深いです。
ちなみに我が家は入れていませんが、金時山でどれくらいの人が入れているのかしら??


山道は赤土に大きな石&岩と木の根っこの海です。信じられないくらい普通の道??がありません。
ハイキングコースと書かれた案内板がロープにぶら下がっているのですが
およそ想像されるハイキングコースとは雲泥の差です。
としに「お母さん、もう疲れているでしょう?」と歩き出してからすぐ聞かれたので
「もう疲れているよ」と言っちゃいました。 ホントにそんな感じだったんです。

私は膝痛があるので、それも非常に心配のタネでしたから
「山歩きの本」というのを買って読んでいました。
疲れない歩き方はないけど、疲れにくい歩きか方はあると書かれていました。
膝を痛くしないために少しずつ進めばいい等々色々書かれていたので、とにかくゆっくりゆっくり上がりました。
会話が出来ないのはオーバーペースというのも見たので、ほとんど喋りながら登っていました。

としはどんどん登ってしまい、すぐ姿が見えなくなってしまうのでちょっと心配でしたが
休憩出来そうなポイントで待っていてくれました。
「俺、休憩取りすぎだから」と言われちゃうくらい離れていたんですよね。
  
段差の激しい箇所も所々あり、そんなところはよじ登りです。
お尻が重いから、よじ登る時後ろにひっくり返りそうになったこともありました(^^;
やっぱり体重、軽い方が登りやすいですよね。
木の根っこにつかまってよじ登るところなどは、みなさんそうしているのでしょうね、
つかみ易い箇所の根っこはまるでステッキのようにツルツルと光って
とても握りやすくなっていたのが面白かったです(^^)
 
すれ違う人たちとは必ず挨拶をするのがルールと聞いていましたが
本当に皆さん「こんにちは」と普段の生活では考えられないくらいの挨拶をしてくれてなんだかとても気持ちがいいです。
小さい子から年配の方まで挨拶をしなかった人はおりませんでした。

登りだしが昼過ぎですから、下山の方達と本当に沢山すれ違いました。
「頑張ってくださいね」と励ましてくれる人もいます。
としがどんどん先に行ってしまったことをある年配団体のリーダーの方が
「元気に登って行ったよ。頼もしい子だねぇ」と褒めてくれたのがうれしかったです。
その人に自分が初めての登山だと言うと「初めてが金時山なの?」と、
普通初めてでは来ないんじゃないの?というニュアンスで話していたので
やっぱり違う山にすればよかったか??と思っちゃいました(笑) 山頂に近付くにつれ、視界が明るくなる個所があるのですが
そういうところが見える度に「うお!いよいよ頂上?!」と期待するのですが
全然そんなことはなく2回くらいかな?がっかりしました(笑)

一人で下山してくるおじさんと挨拶をしたとき、「これなんだか知ってますか?」とひとつの草を見せられました。
「食べて大丈夫だから食べてごらんなさい」というので少しかじってみると超〜〜苦い(><)
「ほら、ここにも生えてますよ」と、これはセンブリだと教えてくれました。

「山に登ってセンブリで胃を整えて、下山したあとビールを飲む。最高ですよ」と笑っていました。
なるほどねぇ〜〜。
でもでも・・・苦すぎて私はほんの少ししかかじってませんでしたがそれすらペっと出してしまいました(^^;
  
山頂付近ですれ違ったご夫婦??には「もう少しですよ、頑張って」と励ましてもらいました。
これはちょっと元気の出る言葉でしたね。

トレッキングポールは2本組でしたが、としが1本使っていたので1本だけの使用でした。
いや〜〜、金時山までに買うかどうしようかかなり迷いましたが思い切って買って大正解でした。
ポールがなければ疲れからフラフラしちゃって転びそうになった場面も多々あったものなので(^^;
アンチショック機能はないものですが、使ってみれば特にどうということは感じませんでした。
まぁ、実際山の中で使い比べればアンチショックがあった方がいいかも知れませんけどね。

そしていよいよ山頂です。時間は3時。要するに山頂まで2時間半掛かりました。
150分ですから、下で見た75分のちょうど倍ですね。3倍じゃなくて上出来です(笑)
 
ど〜〜んよりとした空で、いつ雨が降ってきてもおかしくない感じです。
茶屋は2軒ありまたが、ひとつはもう店じまいで、名物の金時娘がいる金時茶屋は営業中。
としが4年生の時に飲んだ「きのこ汁」をオーダーしておそ〜いランチです。
でも途中で行動食して持ってきたウィルダーインゼリーを飲んだせいと
疲れているせいか空腹感はあまり感じていませんでしたけど。
きのこ汁は一杯400円で、大き目などんぶりに具だくさんで出されます。
別に普通の味噌汁と言ってしまえばそれまでなんですけど
疲れた体にはあったかいお味噌汁、なおさらおいしく感じますね(^^)
 
店内の天井にはこれまた名物なんでしょうね。
金時山に100回以上登った人たちの名前が書かれた札が天井を覆い尽くさんばかりにぶら下がっていました。
最高は確か3000回を超えていたと思います。
我々も金時娘が「これ書いてね」と持ってきた登山者ノートには記帳してきましたよ。
名前と住所と何回目の登山なのかを記入します。
前のページを見てみると、初の人より何十回、何百回の人の方が多いです。
みんなホントにこの山が大好きなんですねぇ。私も少しずつ回数を増やしていきたいなぁ〜と思います。

笑ってしまったのは「金時娘は芸能人ではないので写真撮影、サインはしません」というようなことが書いてあった注意書き。
それでも芸能人と一緒に写っている写真もパネルに入れてこれまた沢山飾ってありました。
金時娘さんは娘とは言ってもすでにおばあさんです。ネットで検索してみると1932年生まれで13歳からこの金時茶屋に入ったそうです。
毎日登ってくるそうです。すでに76歳ですよ。すごすぎます(@@)
そういえば・・・・・登る途中で、一人で下山してくるこれまた70か80か??と思われるお婆さんがいました。
もしかしたら金時茶屋隣の金太郎茶屋にいるというお婆さんなのかもしれない。
明らかに腰が曲がっているのに、普通に下りてくる姿は目を疑いましたもん。
でもあれくらい足腰丈夫で年を取って行きたいものです(^^)

我々が誰もいない茶屋へ入っていくと、「汗が引いて風邪引くから早く戸を閉めなさい」とか
「この天気だから乙女口はやめて今来た道を下りなさい」とか色々教えてくれ、面倒みがよさそうな人でした。
金時山を愛して登ってくる人たちのこともきっと大切に思っているんでしょうね。
 
店内にピンバッチが売っていたので記念にお買い上げしました。ザックにつけようと思います♪
3時半近くになり、金時娘が「もう雨が降るから早く下りなさい。乙女はダメだよ。登ってきた道で下りなさい。」とまくしたてるので
トイレを借り、記念写真を撮って元来たコースを下山します。
トイレはいわゆるドッポン系で薄暗く、私はちょっと怖いぞ〜〜と思いながら入りました(〜〜;
寄付として30円以上をトイレに備え付けてある募金箱へ入れます。
それでもトイレットペーパーはきちんと備え付けてあったのがいい印象でしたね。
ガイドなどには乙女峠経由の方がゆるやかと書いてありますが、なんでも隣の山?に登る道がキツイそうです。
もちろん駐車場に行くにしても大回りになりますから、天候を見て我々を心配してくれそのまま戻りなさいと言ってくれたわけです。
「また絶対に来ますねぇ〜〜」と言って、金時娘とさよならしました。

金時茶屋前からの眺めです。富士山なんてかけらも見えません・・・・・・・残念!

登ってきたとんでもない道を思うとホントに下っていけるのか、いよいよ膝痛が出るんじゃないの?とか心配でしたが
案ずるより産むが易し・・・というか意外と怖くなく下りていけました。
段差があるところはしゃがみこんでしまえば楽でしたし
赤土も「お!滑った〜〜(@@)」とドキドキしちゃったのは1か所だけで済みました。
大枚はたいて買った靴のおかげかな? (笑)
私は花より男子の歌を歌いながら下りて行きました。
歌えるだけの余裕があるのは、自分的にも嬉しい発見でしたねぇ。
だって、下り坂がホントに苦手なので、もっといっぱいいっぱいになっちゃうと思ってましたから。

靴と言えば、アスファルトをず〜〜っと歩いた時は小指が当たって痛いなぁ〜
と思ったものですが、登山中は全然OKで快適そのものでした。
旦那もくるぶしが当たって痛いと言っていたのに、やっぱり登山中は問題なし。
やっぱり山道とアスファルトの差なんですかね? なんにしても良かったですけど。

天気が悪い上に時間も4時を回り木々に囲まれた山道はとても薄暗かったです。
絶対必要ないだろうとデコライトは持ってきていなかったのですが
こんなことになってしまったので、次回からは絶対に持って行こうね!と旦那と言い合いました。
途中から雨の音も聞こえたりしていましたが、木々のおかげでちっとも濡れずに下山出来ました。
カッパは持っていましたけど、とにかく体の芯が暑くて汗だくで絶対着るのなんて嫌だ〜〜って思っていたので
木々たちよ、ありがとう〜〜って感じです。

それなりに休みつつ下って駐車場まで2時間掛りました。
最後はせっかく公時神社にいるのでお参りもしてきました。
無事に登山を終了出来たことのお礼と、また来ますのごあいさつです。

ということで、初めての登山は怪我もなく家族3人元気に登って降りてくることが出来ました。
何かあったらどうしようと結構心配もしたのですが安心しました。
買い集めた山道具たちもよく働いてくれました。
ザックも朝車に乗るまでに肩にひょいと引っかけただけの時は、とんでもなく重くて少しの距離でも痺れる感じを受けたので
本当にこんなもの背負って山なんて登れるんだろうか??と思いましたが
きちんと背負えば軽いとは決して言いませんが、そんなに苦にはなりませんでした。
リュックを背負うとすぐ肩がこって目まいがしちゃうんですけど、それも大丈夫でした。
多少は「肩痛いなぁ〜〜」と思ったには思いましたけどね。
行動食はカロリーメイトとかクリームブランとか用意していったのですが
結局食したのは飴とウィルダーインゼリーだけ。
水分はアクエリアスと酸素水、それぞれ500mlのペットボトルを1本づつ、
合計1Lしか持ちませんでしたが、これもそれで大丈夫でした。
まぁ、初めてで緊張していたこともあったのかも知れませんけどね。
Nonさん考案の虫除けスプレーも大活躍です。休憩のたびにシュッシュシュッシュしてました(^^)
虫もそんなにいなかったのかもしれませんけど、おかげで虫で嫌な思いもせずにすみました。
としはやはりガレ場が多すぎて歩きにくかったらしく、次は違うところがいいと言っていました。
なので次回は電車でひょいっと気軽に行ける高尾山へまた行こうと思います。
今度はちゃんと登山道を歩いてきますよ♪

思い出へ戻る