苦灰岩(くかいがん) dolomite (四国)
頂いた日:2007/10
採集地:四国
苦灰岩です。
苦(マグネシウム)と灰(カルシウム)の岩石という意味。
石灰岩(炭酸カルシウム)が海水と反応して、海水中のマグネシウムが、炭酸マグネシウムとなって合体したような石です。
四国の石灰岩採石場で採れたものです。四国にも付加体があるでしょうから、そこのものでしょうかね。大昔の海山の周りに出来たさんご礁が、長い年月をかけて石灰岩や苦灰岩となって、現在、このように採掘されているのだと思う。面白いですね。
北海道にも石灰岩はあちこちに露出しています。苦灰岩もたぶんあるのでしょうけど、あまり注意していませんでした。というか、まだ、方解石との区別がつかない(^^;) 今度、見てみようかと思っています。
比較的結晶になっている部分の拡大です。
石灰岩の採石場において、たまに出るこのような石で良ければ。。とのことで、ありがたく頂きました。ありがとうございます。m(__)m