国興(こっこう)鉱山 〜山の上のマンガン団塊〜

探訪日:1982/10/27,2002/10/31


国興鉱山は、昔、マンガンを採掘していたところ。ここのマンガンは「クリプトメレーン鉱」という真っ黒でボコボコした石。ここは露天掘りの鉱山で、山の上にゴロゴロ大量に転がっているのです。

父の実家がここの近くで、案内してもらって20年以上前に一度訪れています。笹原を抜けた山の上が禿げていて、そこにたくさんのクリプトメレーン鉱が転がっていた記憶が残っています。左写真は、その時に採集したクリプトメレーン鉱。10cmくらいの大きさです。大切に保管しています。本鉱山は、地元では「マンガンマンガン」と呼ばれ、父は遠足等で良く行ったと言っていました。小学生が遠足で遊びに行く程度のお気楽な場所だったみたいです。当時は既に閉山していたようなので、戦前の鉱山だったようです。現在は30分程度は笹漕ぎです。たまに、北大の鉱物屋さんが笹狩りしながら訪れるようです。
薄れた記憶を頼りに近くまで行ったものの詳しい場所は覚えていないので、近くの農家の方に聞いてみたところ「この裏にあるよ」という。農家の方の土地を通らねばならないため、鉱物採集のために入りたいということを伝えると、「そこに車置いて行ってみなさい」と快く許可してくれた。感謝!


ここは露天掘りで、山の頂上部分に跡地があり、今でも草木が生えていない所があります。左写真のように、土の中に、ボコボコ埋まっています。まんべんなく埋まっているわけではなくて、いくつかの層を成しています。真っ黒な塊なので見栄えはしませんが、量はたっぷりです。

国土地理院の地形図上には、露天掘り跡のすぐ下まで道が記されているけれども、実際には最初の1/3程しか道がありません。残りは笹漕ぎです。露天掘り跡は未だ緑化しておらず禿山となっているので笹漕ぎしていても見失うことはないので、難しくはありません。石はクリプトメレーン鉱しかないですが、どうしても自力で採集したい方は、農家の方に一言断って山に入ると良いと思います。