PS530の配光パターン

PIAAのランプの配光パターンは3種類ある(スポット、ドライビング、フォグ)。PS530の配光パターンは、カタログスペック上「フォグ」。しかし、パッケージの製品シールのレンズカットの欄を見ると「ロード×ロード」となっています。この「ロード」という名のレンズカットは、いったいどのようなものなのだろうか?
PIAAに確認した所、配光パターンが"フォグ"であるランプのレンズカット欄の記載は、小口径ランプは「フォグ」、大口径ランプは「ロード」と記載しているとのこと。

ランプのレンズを見てみると縦溝がたくさん入っています。この縦溝は左右に光を曲げるためのプリズムのものです。この間隔が全て等間隔の場合はフォグ配光、レンズ中心に向かって次第に狭くなっているのはドライブ配光です。PS530は等間隔なのでフォグ配光で間違いなさそうです。


PIAAのカタログ等では、フォグ配光の横方向の拡散目安角度は60度と書かれています。実際に壁に照射して角度を測定してみると50度くらいでした。純正フォグとはだいぶ違う配光ですが、これがPIAAのフォグ配光のようです。インターネット上には、ロード配光はフォグとドライビングの中間だと書かれているページもありました。

細かな角度はおいて、実用上、この幅広で明るい配光は、真っ暗な道で良好な視界を確保してくれています。