仲洞爺キャンプ場 〜 ロケーションが抜群 〜

探訪日:2012.08.16-18


動機:
昨年度は1泊家族キャンプが出来たので、今年度は、天地効果が期待できる距離(自宅より100km以上離れる)、かつ、2泊(昨年+1泊)。で家族キャンプを試みてみようと思った。

今回も、雨を逃げてここになった
・今回こそ富良野に行こうと思っていたのですが、また雨予報。1日ずらして、雨を逃げて(西南方面)ここになりました。当日午前中まで雨予報だったのですが、到着時に雨は降ってなくて、キャンプサイトも乾燥していたので助かりました。2日目の朝に少し霧雨が降った程度で、天気は持ちました。
選択条件は、
・広いフリーテントサイト(100張り以上)があり、区画がなく、設営場所や占有面積の制約が厳しくない所。
・思い立ってすぐに行ってテント張れるところ。(予約が必須ではない)
・管理が適切にされ物騒ではなく、清潔で綺麗なところ。

良い点:
・温泉が隣接する
キャンプ場の道はさんで向えが「キムントの家」という源泉かけ流しの温泉。徒歩1分程度で行ける。温泉に要する時間を節約できること=子供を寝かしつけてからの時間が増え、のんびりできる。露天風呂はないが、源泉かけ流しのぬるめのお湯は、子供にとって入りやすいようで、うちの子供は、私が体を流している間に湯浴みを始めた。私にとっては、ぬるめの湯にゆっくりぼ〜っと無心で浸っているのが休息となるが、そうそうチャンスは訪れない。
・洞爺湖畔に面している
キャンプ場は、洞爺湖畔に面しており、洞爺湖に向って緩やかに傾斜する林間内にある。目の前に洞爺湖が広がる林にテントを張る。やろうと思えば、波打ち際の脇に張ることもできる。このロケーションがとても気持ちが良い。洞爺湖の湖水は思っていたより暖かく、急に深くはならないので、湖水浴が楽しめるし、テントサイトの林でクワガタ等の虫捕りすることもできるとなれば、子供にとって面白い場所であることは間違いない。私が子供の頃に訪れていたならば、間違いなく、一日中、駈けずり回って遊んでいたことだろう。子供連れのキャンパーでひしめいていたのも十分頷ける。
・対岸の花火を見れる
対岸が洞爺湖温泉街で、毎晩花火大会をやる時期と重なった。湯上がりに湖畔に座り、冷たい飲み物片手に対岸の花火を眺ることができるのは、ここだけかもしれない。場所取りしたくなるのかもしれない。

気になる点:
・テント密度が高い
繁忙期に行ったのがそもそもの間違いだったかもしれないが、混んでいて、テントを隣接して設置するのが目立った。ロケーションが良い分、洞爺湖を良く見渡せる場所の獲得欲求があるのだろう、ブルーシートを他人のテントのすぐ前に張って場所取りをする方もいた。海水浴場のテントの林立とまではいかないが、テント密度が高く、落ち着かなかった。
・夜中に賑やか
混んでいるのである程度はしかたがないのかもしれないが、夜中のテント設営、夜11時を回っての宴会タケナワ等、場所により眠らないというか眠れないキャンプ場と化していた。幸い、私らがテントを設営した所は増しな方だったので助かった。
・ゴミが多いのでは
利用客が多いからだとは思うが、サイト内にゴミが結構落ちていたのが気になった。テント設営時と撤収時に周囲のゴミ拾いをした。
・トイレと炊事場が。。
トイレの汚れが気になった。温泉のトイレは綺麗で、そちらを利用する方も多かった。

所感:
ロケーションが良く気持ちの良いキャンプサイトがGOODだった。温泉が近くいので、湯上りの花火が気持ちよかった。料金も安く、ファミリー向けのキャンプ場だと感じた。子供はキャンプ場内を探検したり、洞爺湖の浜で水遊びしたり、人なれした白鳥(以前は、湖畔道を歩いていることもあった)を見たりして、京極よりはキャンプ場内でゆっくり過ごせたと思う。何年ぶりだろうか覚えてないが、昭和新山にも行って見た。ただし、静かにくつろぐには、閑散期に行くのが良いだろうなと思いました。

また、今回のキャンプは、料理を家族みんなで作るようにし、おいしくいただけました。バーベキュー時、七輪の炭として竹炭を初めて使いました。墨の粉を固めた練炭のようなものでした。火がつきにくく、炊きつけを木炭の倍入れないとダメな感じで、火起こしに多少手間取りましたが、持続力がある炭でした。

キムントの滝は、キムントの家の受付の方に聞いた所、途中の橋が壊れて行けなくなっているとのことで、今回は見送りました。

管理が緩く、何やっても良い感があり、また、設備維持が追いついていない感がありました。利用者側が節度を持って利用するべきなんだろうなぁ〜と思いました。