京極スリーユーパークキャンプ場 〜 水が綺麗な所 〜

探訪日:2012.08.01-03


動機:
昨年度は1泊家族キャンプが出来たので、今年度は、天地効果が期待できる距離(自宅より100km以上離れる)、かつ、2泊(昨年+1泊)。で家族キャンプを試みてみようと思った。

なぜ、ここにしたか。
・当初は富良野を予定。しかし、初日、富良野は1日雨予報だった。西から回復し、北海道西南方面の雨は朝方まで。到着時、晴れて芝が乾いている状態が良いので、西南方面へ向かうのが無難であった。ただし、道南は遠すぎ子供が耐えられない(飽きてぐずって暴れる)はずなので、後志地方が良いだろう(ただし、島牧、寿都、岩内、黒松内、積丹は遠すぎて×)と思われた。
・夏休み期間なので、メジャーなキャンプ場は混雑していると思い、マイナーな方を選んだ。(メジャー:真狩キャンプ場、マイナー:京極キャンプ場) うちらを入れて3、4組程度で、あずましくキャンプが出来た。
・広いフリーテントサイト(100張り以上)があり、区画がなく、設営場所や占有面積の制約が厳しくない所。
・思い立ってすぐに行ってテント張れるところ。(予約が必須ではない)
・管理が適切にされ物騒ではなく、清潔で綺麗なところ。

良い点:
・温泉が近い。小さな子供を連れて歩ける距離にある。
キャンプでは、一日の終わりに温泉で汗を流したくなる。幼児連れで温泉を堪能することは不可能だが、入浴はしたい。幼児同伴で車でしばらく走ると結構時間を要し、就寝時間の遅れ等に直結し、疲れる。ここはキャンプ場と温泉が同じ敷地内にあり、子供を抱っこして行ける距離にある。
・水が綺麗
京極のふきだし公園のすぐ側にあり、そこから流れ出る川がキャンプ場内を流れている。とても綺麗な水であった。キャンプガイドには水遊びOKとあるが、結構深い、かつ、水がかなり冷たいので、幼児には厳しいかと思う。大人でも厳しいと思う。
・炊事場、トイレ、が綺麗。
キャンプ場の施設としては綺麗だと思う。詰まりや臭いによる不快さはなかった。綺麗な水が豊富に使えるからかもしれない。
・うぐいす が、一日中、綺麗な声を聞かせてくれた。
西側が森になっていて、そこにいるようだった。朝方は特にたくさん鳴いていた。
・眺めが割りと良い。
東に札幌の裏山山塊が望め、南に尻別岳、西にドカンと羊蹄山が聳える。羊蹄山や尻別岳は夜しかまともに望めなかったが、札幌の裏山山塊はそこそこ見えていて、気持ちよかった。中岳や喜茂別岳が良く見えていたが、無意根山は雲がかかっていて、山頂が望めたのは僅かな時間であった。



気になる点:
・林間サイトは、虫が多い。
キャンプサイトは、広い芝サイトと、少しの林間サイトから構成される。初日は林間サイトに設営した。大きい「泥の木」が生えて木陰を作ってくれているのだが、泥の木の花が大量に落ち、風通しが悪く湿っぽい状態(「泥の木」があるので元々湿地だったのかもしれない)で、花が半分腐って、そこに、虫(蟻、カメムシ、毛虫、赤ダニ)が多く発生しているようだった。そのため、2日目は、午前中一杯かかって、広い芝サイトに移動したが、時間と体力を消耗したと思っている。
・蠅が多い。
広い芝、林間、両方とも、ハエが多かった。風が結構強かったのだが、風に負けないでたくさん飛来する。結構気になった。これ程ハエが多いキャンプ場は初めてのように思う。

所感:
暑かったが、芝サイトは広々とし風通しが非常に良く心地良かった。2日目のテント移動が効いて、2日目に色々回ろうと思っていたことができず、子供とも十分に遊んであげられなかったなぁ〜と反省。また、ゆっくりのんびりしたという感じがしない。最初のテント設営場所の選択をもう少し慎重にと思った。
敷地内に400mトラックがあり、子供が一人で1周走ってきたのには驚いた。メタボな私は眺めていた。

とはいえ、京極と真狩のふきだし湧水の所へは行って、水汲んだり、アイスクリーム食べたり、キャンプ料理を子供と一緒に作ったり、温泉入ったり、それなりに楽しめていたので、「物より思い出」になったのであれば良いなと、車の中で撃沈している子供を見ながら思っていた。