神恵内青少年旅行村 〜 海風が気持ち良い 〜
探訪日:2013.08.08-10
動機:
2013年3月、年間キャンプ計画で計画した日取りにキャンプを実施。今年は前回まで山間のキャンプ場だったため、海に近いキャンプ場にしようと思った。
選択条件:
・海岸近くにあり、砂浜でないところ
・3時間程度で行けるところ
良い点、気になる点
1.眺めが良く風通しが良いキャンプ場は海岸段丘(たぶん)の上にあり、海岸線の眺望が良く、風通しも良くて気持ち良いです。天気が良ければ狩場山まで見えると思いますが、今日はそこまで澄んでおらずちょっと残念。上写真の遠方に霞んで見える山々は、恐らく、ニセコ連峰の目国内岳から雷電岳の稜線。積丹半島西側をこうして眺めたのは7年ぶりだなと、しみじみと思いました。今回は雲が多かったですが、晴れていれば夕日が綺麗なんだだろうな思えました。
2.漁火が綺麗
夜、数は少なかったのですが漁火が綺麗でした。数は少なく等間隔に間隔を空けて並んでいるようで、お互い干渉し合わないようにとか?
3.水場とトイレが綺麗
水場とトイレが綺麗でした。綺麗といってもデパートのトイレのようにピカピカというわけではなくて、キャンプ場としては綺麗な方と思います。設備維持管理がしっかり行われている証拠のようなものです。キャンプの利用料金にのしかかってきているのではないかと思いました。
4.フリーサイトは傾斜地
フリーサイトはほとんどが傾斜地になっていて、水平な所はないように思えました。それでも、なるべく平らな所にテントを張り、頭を上にして寝ました。
5.地盤が固くペグが入りにくい
キャンプ場は高台にあり、海側は柵があって、その先は崖になっています。柵を越えなければ危なくはないところではありました。ここいらの地盤という積丹半島の海岸線は、海底火山堆積物が多く、ここもたぶん、ハイアロクラスタイト(水冷破砕岩)と呼ばれる岩石からなっていると思われます。火山灰と火山礫が堅く固まったような岩石で、岩盤が崩れることはないと思いますが、それゆえにペグがなかなか入っていかず、時間がかかりました。うちらがテント張った場所が堅かっただけかもしれません。
6.強力なブユ
時期的にブユの季節。積丹半島の西側の神恵内〜泊にかけての海岸には、強力なブユが大量にいて、大量に噛まれると熱が出るくらいに腫れます。子供の頃に多数刺され、それぞれがツベルクリン反応のように腫れて大変だった記憶があります。このキャンプ場は高台にあるので大丈夫かと思っていたのですが甘かった。お母さんが43か所、お父さんと子供は数か所刺されました。キャンプ場内の池のそばにテントを張ったことや、2日目の明け方から最終日まで雨模様だったことが悪影響したのかもしれません。
7.マイマイガの大発生
ブユだけではなく、マイマイガが大量に発生していました。夜中にテントに卵を産み付けていくようで、撤収時にテントを畳んだ時、たまご除去が結構大変でした。マイマイガを寄せ付けない手段はないものかと思いました。
8.温泉998 は 良いね
神恵内村にある、たぶん道内最高の残留成分濃度を誇る「温泉998」。温泉分析表には45.79g/L、遊離成分を入れると47.13g/L。すさまじい濃度です。なめると、結構いける温泉(塩辛いというよりも私的にはおいしい感じ)で、独身の頃は好き好んで来ていたものでしたが、今回、何年ぶりだろうか。10年くらいは来ていなかったように思えます。以前は、お湯の色がクリーム色で、かつ、露天風呂の底に白〜クリーム色の湯の花が泥状に溜まっていたのですが、泉質が変化したらしく、茶色っぽくなっていました。売店で売っている湯の花にも色の変化が但し書きされていたので、そうなんだと思いました。それでも、変わらずの濃い温泉はいいですねぇ。蚊が多くて落ち着いて露天風呂入れなかったのが少し残念でしたが、久しぶりに堪能してきました。
温泉998の湯の華 | 温泉998の湯の華 |
その他
今回は、特に新しいことはしませんでした。家族キャンプを初めて3年。スタイルが安定してきたのかもしれません。1泊目の明け方、大雨に見舞われ、テント内の寝室は防水ゆえ浸水はありませんでしたが、テント内のリビング部の床が川になるくらいの大雨で、床に置いていたものが濡れてしまいました。面倒でも、寝る時に台の上に置くことが必要と思いました。
センターハウス | 今回も少し手伝ってくれた |
海鮮中心のバーベキュー | 色ごはん |