最近弱者が犠牲となる事件が多発しています。
神奈川県では障害者施設の入居者を事もあろうに元職員が生きている価値がないとして
大量殺人。御彼岸中には終末医療の患者を点滴液に異物を混入してその命を奪う。
さらには幼児虐待で一番の擁護者であるべき親が子供を殺したり、大けがさせている。
私にも経験がありますが車椅子の方や杖を付いてる方をじゃまだと云わんばかりに押しのけて
あるいはキャーりーでぶつけて先を急ぐ健常者、注意しよう者なら逆に怒鳴られる。
まるで非生産者は無用の長物だと云わんばかりの扱いです。
ほとんどの方はこんな事ありません。一部の事例でしょうが目に余る様になってきました。
安倍総理に言わせると一億総活躍しなければならない時代です。活躍できない者はどうすれば
良いのでしょうか?イヤ何を以て活躍と言うのでしょうか?
今活躍してる人も乳幼児の時があったのです、将来は現役を引退して粗大ゴミといわれる時が
来るのです。たとえ障害者であろうと老人であろうと生命を持っているのです。仏教の教えでは
生きとし生ける者は総て仏に成ると説かれています、せっかく仏になれるのにそれを拒否して
わざわざ地獄に直行する事もないでしょう。
お互いに相手を尊敬し拝み合う心を忘れないように致しましょう。 南 無 |