マリア・グレギーナ Maria Guleghina ('64生)
ヴェルディやイタリアオペラのドラマティックな役柄を歌うソプラノは、たくさん居たわけではない。
レコーディングに起用されるほどの優れた歌手は、いつの時代も2人か3人で賄われていた。
ミラノフ、カラス、テバルディ、ステッラ、プライス、スコット、カバリエ・・・
その後は渾沌としている。現在はグレギーナくらいしか見当たらないのは淋しい。
張りきりすぎて息切れしたり、声のコントロールも十分ではなかったが、
最近は安定してきた。すでにスターだし、もう消えることはないだろう。
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