ドナ・サマー  Donna Summer (`48生)

華麗なディスコビートに乗ってスケールの大きな、壮大なメロディーを歌いあげる。
ドナ・サマーの魅力はそこにある。
そこらへんのソウル・シンガーのように、凝った節まわしでごまかしたりしない。
あくまでストレート直球勝負だが、やはりバックはゴスペル。
70年代の大活躍のあと、しばらく停滞していたが、
89年の『another place and time』ではストック、エイトキン、ウォーターマンの
ダンスビートに乗って、かつてのドナが戻ってきた。
まさしくドナにしか表現できない世界だったが、あれが最後の花火だったのだろうか。
donna

 
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