夏の風物詩の一つに蝉時雨があり、蝉(セミ)が鳴き始めると季節が夏になったと感じる。 蝉は地域によって鳴く種類も異なると思われるが、現在住んでいる所では6種類が確認出来る。
鳴き声を携帯型リニアPCMレコーダーで録音して蝉の種類や鳴き声の特徴を確認。 実際にその姿を確認出来たのは4種類で、残りは蝉の鳴き声を掲載しているサイトを参考にして蝉の種類を特定した。
普段は何気なく蝉の鳴き声を聞いているものの6種類の蝉が鳴く環境というのは案外珍しいのかも知れない。
上記の内、1)~3)は夜に蛍光灯の明かりに惹かれて飛んでくる蝉で、何もしなくても見ることが出来る。数も多いようであちこちの木で鳴いている。
ただし、アブラゼミは羽化が多い時期になると毎晩の様に飛んでくるが、ニイニイゼミとミンミンゼミは、ひと夏に一回あるか無いかの頻度で珍しい方になる。
高い木に留まって鳴く蝉を観察するのは容易ではないが、蛍光灯の明かりに惹かれて飛んでくる蝉は間近で鳴く様子を観察することができる。
蛍光灯が持つ意外なメリットと云える。
明かりに飛んでくるセミだけでは掲載ページを作れないため周囲でセミの抜け殻を探した所、目と鼻の先で蝉が羽化している場所が見つかった。
昼間は近づくと直ぐに逃げてしまう蝉も夜は照明を当てても逃げないためコンパクトデジタルカメラで写真撮影。 写真からは普段は知り得ない蝉の生態が垣間見える。
(※掲載している蝉(セミ)の写真は主に夜間から明け方に掛けて撮影した物です。)
(※注意)時期などは住んでいる地域(神奈川県横浜市)での状況です。
(注意)
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