JDKインストール

作成者 城風敏彦 2005/05/02

まえがき

JDK(Java Developer's Kit)がなければ、eclipseもtomcatもjbossも動かない。
Javaで開発をするには、まずJDKをインストールして設定を行う必要がある。
2005/05/02現在、JDK1.5.0_03が最新なので、これで説明する。
ただし、メモリが1Gに満たないPCだったり、eclipseが3.1より前のバージョン(eclipse2.1.2, eclipse3.0.1等)を使う場合はJDK1.4.2の最新が良い。

旧バージョンのチェック

まず、自分のWindowsマシンにJDKが入っていないかチェックする。
コントロールパネル −> プログラムの追加と削除の中に、 Java 2 で始まる項目が無いか探す。


というように入っていたら、JDKが入っている。
そのJDKが古い場合、アンインストールする。
Windows標準で Java 2 Runtime Environmentが入っているが、これはJDK(Java Developer's Kit)では無いので、 JDKを新規インストールする。

ダウンロード

JDKを手に入れるには、ネットからダウンロードする方法と、DBマガジンなどの雑誌に 付録のCDからコピーする方法の2つがある。
ネットの最新のJDKは、Tomcatとの相性でうまくいかないことがあるので、 雑誌の付録CDがTomcatや他のツールとのセットで入っていた場合は、 ネットから最新をダウンロードするよりリスクは少ない。

ネットから取得する場合、

http://java.sun.com/j2se/

から、最新のJDKをダウンロードする。
2005/05/02現在、Download JDK 5.0 Update 3

Acceptラジオボタンをクリックして Continue を押す。
Windows Offline Installation (jdk-1_5_0_03-windows-i586-p.exe) をクリックする。

「保存」を押す。

保存するフォルダを選択して、「保存」を押す。

インストール

保存したexeファイルを起動する。
「使用許諾契約の条項に同意します(A)」をチェックして「次へ」を押す。

インストール先はC:\jdk1.5.0_03 でも良いが、本文章の説明は C:\java\jdk1.5.0_03 とする。
Microsoft Internet Explorer にチェックを入れたまま、「次へ」。

「完了」を押す。

設定

コントロールパネル −> システム −> 詳細設定 −> 環境変数で「新規」ボタン
以下のように入力して「OK]

変数名(N) JAVA_HOME
変数値(V) C:\java\jdk1.5.0_03

JAVA_HOMEを確認して「OK」

Pathを選択して「OK」

Pathを選択して「編集」

変数値の先頭に、「%JAVA_HOME%\bin;」を追加して「OK]
特にOracleをインストールするとPathの先頭にOracle付属のJDKが挿入されるので、 Oracleをインストールした後はPathを確認し、Oracle付属のJDKをPathから削除する。
システムのプロパティの「OK]を押して、ウインドウを閉じる。

コマンドプロンプト(XPでは、プログラムファイルー>アクセサリー>コマンドプロンプト) を開いて、java -version と入力して、
java version 1.5.0_03
のように出てくればJDKのインストール完了。


著者:城風敏彦

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