城風敏彦 2004/2/17
Javaのプロファイラとは、メソッド(関数)の実行時間を計測して表示してくれるツールのことで、 JprobeやOptimize-itという市販の製品が有名であるが、eclipseプラグイン(無料) でいくつか提供されているが、ここでは一番有名なeclipse profilerの環境設定について 述べる。
普通のJavaクラスのProfileの場合は、 実行(R)>実行(N)−>Profiler
で、新規を押して、クラスを選択して実行すれば良い。
以後はTomcatの中のアプリを計測する手順を述べる。
Lombozを利用していることを前提とする。
ここでプロジェクトはsoftware, WebコンテンツのフォルダはsoftwareWeb とする。
softwareWebを右クリックし、Lomboz J2EE > Run Server
コンソールに起動完了のメッセージが出るのを待つ。
Stop Serverで一旦Tomcatをシャットダウンする。
実行(R)>実行(N)−>Javaアプリケーションに software-ApacheTomcatv50x が見える
。
引数タブをクリック
VM引数に以下を加える。
-XrunProfilerDLL:1 -Xbootclasspath/a:jakarta-regexp.jar;profiler_trace.jar;commons-lang.jar
-D__PROFILER_USE_PACKAGE_FILTER=1
-D__PROFILER_TIMING_METHOD=1
-D__PROFILER_PACKAGE_FILTER=__M__sun.;__M__com.sun.;__M__java.;__M__javax.;__M__org.apache.;__P__jp.
(これで1行。-の前にスペースがあるように。最後の__P__jpでjpパッケージをProfile対象とする。)
「適用」して「実行」
実行(R)>実行(N)>Remote Profiler で「新規」
プロジェクトの「ブラウズ」で、ここではsoftwareを選択して「実行」
Profilerぱすぺくティブを選択すると、以下のような解析結果が見える。