HP作成実録 No.32
ウィルス対策

無料でできるウィルス対策です。
ホントはウィルス検索・駆除ソフトがあればベストなんですが、
それがない時の対処法(?)です。

2002.01.06 追記
ウィルス検索・駆除ソフトが無くてもとりあえず検索だけは出来ます。
↓↓↓ ココでオンラインウィルス検索ができます ↓↓↓
Trend Micro Virus Info (日本語) [別窓で開きます]


まずshinが感染したものの場合は、メールの添付ファイルからでした。
オンライン中に不用意にメールを開いてしまったためでした。
「マズい」と思って接続を切ったのですが、
この時点ではかなり怪しいものの確実とも言えず、
少し考えた挙句に、とりあえずブラウザをNetscapeにして、
他のソフトは全て終了させて、Trend Micro社のOn-lineウィルス検索をしました。
パターンファイルのダウンロードが終わった時点で再び接続を切り、
単独でチェックをした結果、感染が判明しました。
ウィルス名は『PE_MAGISTR.DAM』と出ました。
WindowsのSystemフォルダにあるファイル22個にすでに感染していました。
感染したファイル名を見るとインターネットに接続するためのものが多く、
Outlook Expressで使うアドレス帳関係でも感染していたので、
おそらくメールを勝手に送るタイプのものだと判断しました。
(「変なメールが送られてきた」と教えて下さった方がいます)
この時になって思い出したのが、メールを勝手に送るのに、
Outlook Expressの様なメーラーが起動していなくても、
ウィルスが自分で送り出す
という事で、実際にそうなりました。
On-lineウィルス検索の為のパターンファイルをダウンロードしてる間に、
いくつかのアドレスに送られてしまったようでした。
ココまでの間に感染したと思われるようなPCの動作は見られませんでした。
オンライン中もオフライン中もいままでと同様の動作に感じられました。
コレが恐ろしい所だと思います。
感染に気が付かなければ、自分が加害者になっている事が判らないからです。

感染した結果、ファイルを元に戻すのは困難であると判断して、
データのバックアップを取り、OSを再インストールする事になりました。
感染したファイルの中にWindowsが常時使用しているものがあり、
CD-ROMのどこにあるかも判らないものが多かった為、
再インストールする方が時間がかからないと思ったからでした。
ウィルスバスターを買おうかとも思いましたが、
常駐ソフトは嫌いなためどうせ使わなくなると思ったので、
今回はヤメにしました。

このウィルスの感染で不幸中の幸いはバックアップを取れた事。
感染後にWindowsが起動しなかったり、
自分で作ったデータ(HTML等)に感染した場合は、
バックアップすら取る事ができなくなります。

今回の事で学んだ対策としては、
・Outlook Expressのプレビュー画面は出さない
 メールの添付ファイルとして来るウィルスは、
 プレビュー画面で見ただけで感染する事もあるそうです。
・メールを開くのはオフラインで
 この方が被害を拡大せずに済むでしょう。
・ウィルスチェックとバックアップは定期的に
 コレは実際はなかなか実現しにくいのですが、
 万が一の事を考えたらやはり出来るだけマメにやった方がいいです。
・件名がない、文字が化けているメールは開かず削除
 今回のメールも件名が変になっていました。
 送信者は感染した人の名前になる様なので信用しては危険です。
・予定にない添付ファイル付きのメールは疑う
 shinはフリーソフトを公開している関係で受け取る事もありますが、
 通常予定にないものは削除したほうが無難です。
 送る時には相手に先に教えてからの方がいいでしょう。
 これからはshinは予定にないものは無視して削除するつもりです。
・ウィルス検索・駆除ソフトはあった方が無難
 あたりまえですが、あるなら使ったほうがいいです。
 但しパターンファイルの更新はマメにしないと意味がないです。

こんなとこでしょうか。
世の中には様々なウィルスがあり、日々新しいものも出回っているので、
ココに書いた事だけで全て防げるわけではありませんが、
幾らかの足しにはなると思います。
ウィルス検索・駆除ソフトも万能ではないので過信しない方がいいです。
もっとも、あればかなりの確率で防ぐ事ができるでしょうけど。
shinの様につまらないヒューマンエラーから感染する事もあります。
ココを見てくれた人がウィルスなどに感染しない事を願っています。

2002.02.08 追記
フリーソフト(個人での使用に限る)のファイアウォールソフトがありました。
「Zone Alarm」という海外製のソフトですが、日本語化パッチもあります。
(製品版の「ZoneAlarm Pro」もあります)
ファイアウォールはLAN内への不正侵入や破壊行為等への防御を行なう、
ソフトウェアやハードウェア、その機能自体を示します。
動作としてはLANと外部のネットワーク(インターネット)の間に立ち、
やりとりされるデータのすべてを規制して、
認められているプロトコルやデータ以外は通過できないようにします。
「Zone Alarm」をインストールして使用することで、
個人のパソコンへの不正侵入やデータ流出等を防ぐ事ができます。
もっとも完全に防ぐ事は不可能で「安全性を高める」という事です。
インストールと設定方法はKENT Webで紹介されているので割愛します。(^^;)
インストール時が少々面倒(英語なので)でも、インストールする価値はあります。
他に海外のサイトですが「Shields Up!」でセキュリティチェックができます。
ここに日本語での解説があります。
ファイアウォールが動作していれば全て「Stealth!」になるらしいです。
一度チェックしてみる事をオススメします。


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