It lives in a vulgar town.

 

July. 2002

07.26.2002
ツナッキー
 下の文の補足をオレから・・・。
 まぁ、育て方にしろ、投薬の仕方にしろ人それぞれだし、トレーナーでもないわけだから人様のやりかたには、文句のつけようはございませんが、あえてああ書いたっていう背景のことをちょっくら述べまっス。
 オレが最初に就職する予定でいたとこっていうのが、とある財団の研究施設だったんだけど、とにかくいっぱい実験用動物がいたのよ。当時はまだ珍しかったヌードマウス(免疫をなくした人造種ネ)とか、ビーグル犬(なぜか実験に適しているらしい)とかさ。で、彼らにわざと病気をつくるわけ。特に腫瘍をつくるんだけど、体の一部分が異常に膨らんで、体がもう一つくっついてるみたいになっているマウスもいるわけ。んでまぁ早い話そういう動物に薬を与えて、効き目を確かめるちゅうのがそこの仕事なのね。オレは助手ってことで内定もらってたんだけど、その動物達をみたらさー、「あー、絶対むり」って思っちゃったわけよ。まぁきれい事だよ、確かに。別に動物愛護家でもないし、そういう様々な実験動物のうえに成り立っている諸々の恩恵に浴しているわけだし・・・。でもできうる限り自然のままでいようっていうスタンス(特に人に依存してしか生きられない犬に対しては)は大事だと思っているわけ。ホント観念的なことだから人は人、オレはオレなんだけど。確かにその研究所で働いている人はオレなんかよりよほど人類に貢献しているわけだし、自負をもって仕事に臨んでいたし。
 まぁちょっと誤解を生みそうだから、ちょいくら参考までに・・・。

07.24.2002 ジョイ「ちょっとさー、今月一回も書かせてもらってないのはなぜよ。」
ツナ 「だって、別に今月大したことなかったじゃん。」
ジョイ「そ、そりゃなかったよ。でもそういう君だって人様にあらためて聞かせるような話でもなかったでしょ? だったらおいらの出番があってもいいんじゃん?」
ツナ 「まぁそれもそうだけど、俺的には最近のお前はかなりマイナスイメージでさ、あえて触れたくないのよ。」
ジョイ「なによ、なによ、マイナスイメージって。聞き捨てならないじゃん。」
ツナ 「じゃあ言わせて貰うけど、いい加減花火の音に慣れろ! この時期いちいちビビッてたら散歩になんねーんだよ。」
ジョイ「しょうがないだろ。もうあれは遺伝子レベルでインプットされてんの! 原初の記憶がそうさせてんだから四の五の言うな。怖いものは怖いの。」
ツナ 「今度トレーニングCD買ってきて、四六時中花火の音聞かせてやっから、覚悟しとけ。」
ジョイ「ギクッ! じゃ、じゃぁっ、おいらからも言わせて貰うけどさ、ノミなんとかしてくんない? 痒くてしかたないし、お腹の辺り湿疹ができちゃってんじゃん。」
ツナ 「毎晩、毎晩サルみたいにとってやってんだろ。文句言うなよ。」
ジョイ「とっても、とってもいるっていうのはどういうことよ? とるのよりノミの繁殖力の方が勝ってるってことでしょ? そのうちノミに覆われちゃうよ。」
ツナ 「フィラリヤは命に係わるから薬飲ませてるけど、ノミじゃ死なないって。」
ジョイ「そういう問題? 獣医だって薬つけるように言ってんじゃん。実際薬だってうちにあんでしょ?」
ツナ 「お前もオレの配慮がわかってないね。いくら選択毒性だっていったて、脂溶性のは危ないの。お前が癌になっちゃいけないなぁっていう親心だっちゅうの。」
ジョイ「あぁあぁ、暮らしの手帳愛読してる主婦みたいなこと言ってるよ。何の根拠があんだっていうのよ。」
ツナ 「おー、お前そういうこと言っていいと思ってん の。駆除薬開発するために、お前らの仲間がどれだけ犠牲になってると思ってんだよ。怪しむべきもの使わざるなり。これでも良かれと思ってんのよ。」
ジョイ「ハイハイ、わかりました。せいぜいひと夏苦労して一匹一匹手でとってくださいな。」

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