★第一回:憑いてるネッ!! 載ってるネッ!!★

憑いていても載っていても、それは美しすぎる情念

 

北欧ハーブ伝説

ノルウェーハーブ栽培人の自縛霊彼は伝説の7種のハーブが配合されたシャンプーの調合から製造までを一人で行っていた。彼は更なる品質向上を求めて最後の仕上げとして蜂蜜を配合するという発想にいたったが、蜂蜜採取の際にスズメバチの毒によって命を落としたと伝えられている。彼のシャンプーは、現在では日本の製薬会社が版権を買い取り製造販売しておりもはや伝説ではなくなったが、今でも彼は伝説のシャンプーを求めてさまよっているのである。

 

 

冬の星座

冬の夜に浮かび上がる兄弟の星座彼らは貧しい家に生まれ、わずかながらの母の仕送りで生活していた。しかし、冬のある日母からの連絡が途絶えたのだった。彼らはそれでも母を待ちつづた。それから冬の晴れた日の夜、東の空に彼らはうっすらと道しるべのように浮かび上がるのである。

 


大聖堂

ローマのシクスティーナ大聖堂は撮影が禁止されている。その理由を教会関係者に問いただしてもあやふやな言い訳で皆口を閉ざすばかりである。果たしてこの大聖堂で何が起こったのであろうか?
その答えは教会本部の資料室で見つかったこの写真がすべてを物語っているのである。

 

 

紫のドレスの女

観光シーズンの終わりに現れる残暑の幻。彼女と遭遇した男性は皆、約一週間以内ににフェラーリを購入し、遭遇した女性および運転免許を持たない男性は、フェラガモのブティックでカード破産寸前まで買い物をする。彼女はいったい何者なのか?なぜ遭遇者は皆同じ運命をたどるのか?現在においても謎のままなのだ。

 

 

父の書斎

ある裕福な家庭で発見された同じ顔の首。ある日突然消息をたったこの家庭で、いったい何が起こったのであろうか?家宅捜査の結果書斎から同じ顔の首が3つ発見された。この同じ顔の生首はDNA鑑定の結果この家の母と子どもという衝撃の事実をもたらした。しかし、依然として父親の行方はつかめていない。さらにこの顔の人物は父親のかつての友人だと言われている。父親とこの友人とにかつて何があったのであろうか

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