「米国の超肥満者の数が14年間で4倍に増え、50人に1人、つまり約400万人となった」ってニュースがありましたが、その原因は高カロリー食品の増加と運動不足なんだって。まぁ“超”はつかネーまでも肥満者が身近にいるワタクシは他にも原因があるのではないかと思っております。と申しますのも、とにかくデブは好き嫌いが多い。これはなにもセク造だけを見ていて感じているわけではなく、DDB(デブデーターバンカー)のワタクシがデブサイトにおいて、オーナーのプロフをリサーチしましたところ、嫌いな食品に野菜の類を挙げている方が多い、という結果を得たからであります。
さらにワタクシがセク造の食生活を観察していて考察いたしますに、デブは決まりきった味(ソース、ケチャップ、マヨネーズのような調味料)は好むが、素材本来の味・鮮度の指標となるような味は苦手なのですね。具体的に言うと青臭さとか、苦味とか。さらに詳しく言えば太レイシ、セリ、ウド。アーティチョークやアンディーブなんていう春っぽいえぐみなんていうものはデブにとっては「なぜこんな無駄なもので腹を満たさなければならないのか?」とホント純粋に思っているわけです。確かにこんな野菜類は毎日食卓にあがるものではありませんが、好む人にとっては季節感だとか、清涼感などを楽しめる食材なのであります。かの三國清三も苦味のよさを感じられないと甘・鹹・酸が生きてこないというようなことを申しておりましたが、「バランスのとれた食事」というものは「味にバリエーションがある食事」と言い換えることもできるわけです。そこで肥満の話に戻りますが、肥満者は単に高カロリーのものばかり食べているということだけではなく、「デブはいっつもおんなじような味のモンばっか食ってる」という結論に達するわけです。んで今日のデブだけど勘弁。
其の六:偏 食
とにかくデブは黙ってなんでも美味そうに食えや! ってことで。
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「反動形成」だとか「昇華」とか「同一視」とか人間の適応規制にはさまざまなパターンがありますが、いきなりですがデブだけど勘弁。
其の五:スポーツカーに乗るデブ
わ〜敵さらに作ってます?オレ? まぁ大抵太ってる人が機敏な動きをすると驚く人多いですよね。パパイヤなんてたいして上手くもないのに「踊れるデブ」なんて言われてるわけですが、そうでない人はあまり運動が得意でないのはいたしかたがないわけですし、我々にしてみれば「デブは可愛ければいいの〜」とまるでコアラ視してみたりもするわけですが。なかには「補償」というミミッチイ適応規制にはしるフトドキモノもいるわけです。「徒競走でビリでもオレは金の力で速くなれるモ〜ン」といわんばかりに、金持ちのデブは所謂スーパーカーを購入しがち。しかもポルシェ率高し。ダサいです、ハッキシ言って。しかも真っ赤なポルシェ♪なんてベタなの乗ってた日にゃひきます。てか必ずサングラスかけてますよね。ようするに動きの遅い男が速いマシーンを操っているというアンビバレントというかパラノイアというかめくるめくようなラビリンスが広がっているわけなんです。まっ基本的に男は速いものや長いもの、流線型を描くものが好きなわけで、航空機やライフルが好きってのがそれなんですすが、古い心理学で分析するとこれらは所謂「男性自身」ってか要するにナニの理想形となるわけです。戦闘機やマシンガンや弾丸が好きってことは「補償」で括ってしまうと、要は短小のインポ野郎ということになるわけですね。代表的な人物が現アメリカ大統領。だって前大統領は実生活で乱射してたし、そのおかげでまっ平和だったし・・・。
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夏です! D-buさん達の逞しい二の腕が見られる季節となりました。「遠慮せずタンクトップ着ろや!」と言いたくなりますよね。ただ、太っていても腕が細いと幻滅。やっぱD-buっていくら腹が出ていようが、ほっぺがパンパンにしもぶくれていようが腕が太くなければその真価が発揮されているとは言えないのです。超人ハルクとまでは言わなくとも、やっぱ腹の太さに見合った重量感がその腕にも宿ってなくてはイカンのです。
だがしかーし、デブだけど勘弁。
其の四:汚ねー肘
たいていの人が年齢とともに肘が汚くなるのはいたしかたないとして、昔から「肘の汚さはお里が知れる」というくらい、その人の生活習慣がわかってしまうモンなわけです。要するに、畳の部屋で寝転がって肘をつきながらテレビを見ているとか、食事をする時に肘を突きながら茶碗を持つとか。皆さんも親から注意されませんでした? まぁ我々が頬杖を突く程度なら片肘にかかる体重なんてたかが知れているわけですが、D-bu諸兄が肘を突こうもんなら、そのわずかな面積にかかる重量って結構あるわけです。体重の半分とまではいかなくても1/3とか1/4ぐらいかかるのではないでしょうか。100kgの人だったら肘の一点に20とか30kgぐらいはかかっていると考えてよいのではないでしょうか。そこで太っている人は平均的な人より肘が汚いということになるわけで、半そでの袖口から見える黒く角質化した、というより象皮化した肘を見るにつけ、「ムムム〜ッ、マイナス60点!」と言いたくなってしまうのです。やっぱいくらモノグサといっても夏に向け女性が脱毛するように、D-buも肘を鮫皮でこすったり、スキンクリームでお手入れすることを切に願う夏なのです。
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後ろ姿に気を遣うって人間結構大切じゃん? 毎朝、合わせ鏡してます? つーか、毎朝満員の通勤電車に揺られて他人と密着していると痛感するのが、「朝、納豆食ったら歯ー磨いてこいや!」ということよりも、「私立の小学生は意味もなく車両ん中をウロウロすんなや」ということよりも、「男は襟足スッキリさせろや」ということなのである。要するに髭の手入れをするのと同じように、襟足は常に床屋に行きたてのようにするのが男の美学なのである。
つーか「デブだけど」なんとかせーやということ
其の三:長 髪
メッカは秋葉。談話室代わりにアニメイト。小規模発生地としてはユザワヤのプラモコーナー。単発的にはアイドルの握手会。つーか意外とこういう人たちって髪のお手入れしてたりして、キューティクルが輝いていたりするんだけど、とにかく“男は黙って刈上げ”なのである。女性のうなじに、はかなさや、脆さ、切なさを感じるように、男性の襟足には頼りがい、逞しさ、活力を感じさせるものがある。というか、そういったものを醸し出すような襟足にならなくてはイカンのである。ということはダ、そういう大事な襟足を隠すようなことをしてはならず、例え猪首で首が埋まっていようが、首筋にお灸の痕があろうが、注文を聞かずとも床屋の主人が刈上げに仕上げてくれるくらいにならなくては、この激動の社会を担って行く人材とは言えないのである。さて、右の男性(石川正浩さん 38才 独身)は消極的な自分を脱却してポジティブでアクティブに変身したいということでこのde-daに応募してくださいました。いかがでしょう?床屋でバッサリいった前と後を見比べていただきたい。短髪にしたらまぁそこそこ“あり”でしょ?
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before
after
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D-buは汗っかきです。これ当然。ちゅうか海からあがったばかりのトドのように背広の背中一面汗で濡れていようが、ポロシャツの脇、胸、腹と汗で謎のトライアングルを描いていようがそんなことで眉を顰めるようなことはありません。このような現象は、「ベルクマンの法則」※を体現してしまったD-buが日本の夏を乗り越えようとする以上仕方のないことなのであります。
しかーし、「デブだけど」許せないこと
其の一:リストバンド
サッカーのサポーターに多し。嗅いだ事はネーがとにかく臭そう。ちゅうか基本的にD-buはものぐさだから一日ごとに取り替えてなさ感が濃厚。加えてウェアがUMBROでリストバンドがadidasだったりしたら最悪。ちゅうかそういう、こうでぃねいとすること多しD-buって。ましてやサポーターってミサンガ率も多し。ただでさえ臭いんだから、ましてやD-buのミサンガときたらきっと・・・。
D-buはいかなるシチュエーションにおいてもハンドタオル携帯のこと。
同じく腕につけるもので思い浮かぶのが時計だが、「デブだけど」許せないこと
其の二:薄い時計
オヤジに多し。時計店じゃなくてディスカウントストアの時計売り場、しかもショーケースの中じゃなくて子ども用のミッキーの時計なんかと一緒に吊るしてあるクウォーツ。バンドに少し余裕を持たせればいいようなものをなぜか手首にフィットさせがち。まるで健康ランドの鍵を手首に巻くバンドのような有様。もしくは家畜の識別標識のように食い込みがちだから然るべき対処をとられることを望む。やっぱD-buにはケースの厚い時計がお似合い。
※ベルクマンの法則 寒地には体表面積の少ない哺乳動物が多い。体から失われる熱は体表面積/体重の値に比例する。この値は体が大きくなるほど小さくなるので寒地に行くほど大型哺乳類の生存が有利になるという法則。すなわちD-buは蓄熱しやすいということなので日本のような温帯では発汗作用が著しくなることは必然なのである。
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