きょうはバラの植え替えの模様をご紹介します。
まず、用土は、赤玉土7に対して腐葉土3、それにもみ殻のくん炭を少々加えます。
このとき、腐葉土に混じっている小枝やビニールなどは取り除いておきます。
植え替える株の剪定をします。鉛筆より細い小枝は思いきりよく切り落とします。
太い新しい枝は残しますが、2月に良い芽を選んで最終的な剪定をしますので、大ざっぱに2、30cmに切り詰めます。葉っぱも全て摘み取ります。
鉢から株を抜き取りますが、根が回っていてなかなか抜けないときは、鉢の内側に沿って薄いスコップを突き刺して、根を鉢から剥がします。
鉢に沿ってひげ根がギッシリと回っていました。古い土を落としながら、ひげ根もハサミや手で取り除きます。この作業は根を乾かさないよう手早くやります。
あらかた土を落としたら、バケツに付けて良く吸水させます。本には3、4時間吸水させると書いてありますが、私はすぐに植え付けてしまいます。
鉢を良く洗い、鉢底の穴を防虫網でふさぎ、鉢底石をひとつまみ入れ、用土を少し入れます。この時、緩効性肥料のマグアンプを混ぜ込みます。
鉢に株をセットします。
植え付ける深さは、株の接ぎ木部分が土の上に出るぐらいの所です。長い根は鉢に沿って回し入れます。
用土を少しずつ入れていきます。ある程度入れたら、またマグアンプを少々加えておきます。
割りばしなどで突ついて、根の間にも用土が入るようにしてあげます。
用土は鉢の縁から2cmぐらいの所まで入れます。しっかり水を遣って終了です。
植え替えたバラの株は、しばらくは根が乾かないよう水を切らさずにして、春までゆっくり休ませます。
今回の植え替えは、8号鉢が7つ、ツルバラの10号鉢が2つです。やっと植え替えが終わってほっとしました。