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リンゴの記(Apple Diary)

美味しいリンゴを食べた園主たち、ベランダで東京で、リンゴはできない??・・・ そんな軽いノリで始めてしまった、悪戦苦闘(たぶん)のとほほなリンゴ日記です。


2004年11月18日(木) オーナーリンゴの結果

群馬のリンゴ園に契約していたオーナー樹の結果を収穫してきました。小さい樹ですが、真っ赤な大きな実がこんなに着きました。

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収穫はしめて15kg、個数にして50個余りでした。

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金額にすると7500円相当になります。権利金は5000円ですから、差し引き2500円のプラスということになりますか。若ご主人が横目でちろんと見ていました(笑)。

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2004年11月7日(日) リンゴの記、完結です

昨年11月23日に立ち上げたこのコンテンツですが、めでたく11月7日をもって、とりあえず第1部(2部もあるのか?)の終了の日を迎えました。

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3個目のリンゴ、ほの紅いふじ

きょう最後の3個目のリンゴを収穫しました。まだ赤味が十分でなくもう少し置いときたかったのですが、樹の方が、ほとんどの葉が黄葉してしまい、ちらほら落葉も始まりました。やはり、室内の日射しのない環境では、これ以上無理と判断し、収穫することにしました。

ちょうど両手の平で包めるぐらいの可愛いりんご、切ってみましたが、案の定、まだ蜜は入っていませんでした。でも、十分甘くしゃきしゃきとしたリンゴでした。

一年近く親しんできたリンゴ日記、始めは収穫なんて考えもしませんでしたが、思った以上にきれいな花に喜び、ちっちゃな実を見つけた時の驚き、・・・・十分楽しませてくれた一本の樹でした。

来年はもぉっとたくさんの実を付けてくれることを期待して、新たな「リンゴの記part2」まで、ちょっとお休みです。

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2004年10月10日(日) とうとう収穫?!東京のリンゴ園・・・!

10月10日のしゃれではありませんが、とうとうリンゴを収穫し、試食しました。

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網を外した状態、だいぶ色付いてきました

だいぶ色付いてきましたので、きょう果実に被せていた網を外したのですが、3つの内の一つに心ぐされ病らしき変色がでてしまっていたのです。

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やむをえず、試食することにしました。

先日、同じようになっていた群馬のリンゴを食べてみましたが、渋くてお世辞にも美味しくありませんでした。・・・ところが!!なぜか我が家の初めてのリンゴは美味しかったぁ!!

切ってみたところ、真っ白な果肉でみず々しく、食感はしゃきしゃきとして、ほのかな甘さがなかなかでした。蜜こそ入っていませんでしたが、このまま商品としても十分通用しそうでした。・・・東京のリンゴ園、大成功でした。

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残りは2個だけ・・・無事蜜が入るかな?


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2004年9月12日(日) 東京のリンゴも・・・少し赤い

群馬のリンゴは大きく既に色付いていましたが、当園のふじも成長が止まり、ほのかに色付いてきました。

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カバーが邪魔で見にくいですね

でも大きさは、小さめのつがる並みですね。もう少し大きくなってくれるものと期待していたのですが、少しがっかりです。

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2004年8月28日(土) 群馬のリンゴは・・・もう赤い

群馬のリンゴ園に、オーナー契約したリンゴの生長具合を見に行ってきました。

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我が家のリンゴと比べて、ふた回りぐらい大きい!それに!もうほのかに色づき始めています。

やっぱり、露地ものは違うんですね。始めの頃5月頃は我が家のベランダの方がずっと大きかったのですが、もうすっかり逆転されていました。

この樹はふじなのですが、接ぎ木した群馬名月の穂木からは、しっかり新しい枝葉が出て、こちらもたくましく成長していました。

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葉っぱが出ているのが群馬名月です

 

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2004年8月8日(日) つっかい棒・・・

リンゴの実は順調に大きく、といいたいところですが、なんか成長が止まっているよう・・・?

でも、立秋が過ぎて季節的に風が吹く気配が強まってきましたので、2個が成っている枝につっかい棒?を作ってみました。

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リンゴの枝を吊るのは、U字形の竹です

つっかい棒というより、正確には、枝吊りですね。U字形に曲がった竹の枝でリンゴの枝を吊ってみました。あんまり風に抵抗するよりは、これでゆらり、ゆらりと・・・

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2004年8月1日(日) 夏、順調に成育中

夏の今頃は、もしたくさん着果していたら、摘果して個数を調整するところですが、何しろ3個しかないのですから、既に摘果済み、ですね。

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7月から8月にかけてのこの季節は、翌年の花芽ができる時でもあります。二年目の短めの枝の先端に花芽が形成されるというのですが・・・

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2004年7月19日(祝) また大きくなった

見る間にというほどではありませんが、確実に大きくなっています。

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でも、左側の実は均等に育たず、いくぶん歪になってきました。ものの本によると、中のタネが成長しない部分は大きくなれないのだそうです。

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2004年6月28日(月) 大きいでしょ・・・

ネットをかぶせたリンゴの実、台風の強風にも耐えて、気持ちよさそうに成長しています。

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心配なことはこのリンゴが成っている枝、直径1cmもないようなとても細いものなのです。収穫の晩秋まで、まだ5ヶ月もあります。だいじょうぶ???

 

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2004年6月13日(日) 鳥さんの攻撃に備えて 

ハダニの攻撃は、コロマイトと木酢液が効いたようで治まっています。

でも、今度はヒヨドリとハトがベランダの手すりに出没するのが目に付くようになってきました。まさか、平和の使者?のハトさんはリンゴを狙ってはいないと思いますが、ヒヨドリは前にイチゴや房スグリを取っていったことがあり、危険です。

そこで、台所の水切りネットを流用して防御ネットをかぶせました。

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まだ実が小さいので、葉っぱも一緒にかぶせましたが、しばらくすれば実だけにしようと思います。

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2004年6月5日(土) 樹の生長と薬剤散布 

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一本棒で植えたふじの苗木ですが、枝(新梢)が4、5本出て順調に生長してきています。今年伸び出したこの枝に来年の春、花芽が付き、・・・花が咲き実がなるのは再来年!になります。

でも、こんな可愛い、立派な実が付くのです、キット・・・

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すでに、ピンポン玉というかゴルフボール大に成長して、先日まで、横にせり出していましたが、自分の重みで下に垂れ下がってき、見るからにリンゴらしくなってきました。

でも、梅雨入り前のこのところの高温乾燥で、ハダニが発生してしまいました。あんまり薬剤に頼りたくはないのですが、ほっとくと大切な葉が落ちてしまいますので、やまなく「コロマイト」という殺ダニ剤を散布しました。

ところが・・・撒いてから気が付いたのですが、この薬、有効期限が3年10月となっていました・・・効くかしら?

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2004年5月22日(土) オーナー樹と摘果 

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群馬のリンゴ園で募集しているアップルオーナーに申し込み、きょう木の選定と摘果剪定に行って来ました。

このアップルオーナーという仕組みは、高さ5m、幹は一握りほどの若木を選んで権利金を支払い、その年の収穫を独り占めする、というものです。

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これが1年間私たちのものになる木です

若木といっても、当園のベランダの木が5年生ですから、幹の太さと枝の出具合からすると、選んだ木は10年ぐらいは経ってそうなものです。この権利料は5000円、これで通常10kg以上の収穫があるそうです。

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一箇所に4、5個の小さな実が付いています

つまり、一本の木から枝が10本ほど出ていますので、花房にたくさん付いている小さな実を摘み取り、一枝に3、4個ぐらいにします。そうすると、秋には、10本X3、4個で30個から40個の大きなリンゴが収穫できるという算段です。

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みなさん楽しそうに摘果中です

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摘果すると残った一つがぐんぐん成長してこうなります。でも、これ、実は当園のベランダのリンゴですけどね(いま、大粒の梅ぐらいの大きさです)。

きょうは、摘果のほかに、若ご主人がリンゴの枝の高接ぎを見せてくれました。この元の木の品種は「ふじ」なのですが、その一本の枝に「群馬明月」の小さな枝を差し込み接ぎ木し、何年後かにはふじの木に群馬明月のリンゴが成るというわけです。

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中央の横枝に接いだ枝、テープで巻いてあります。

 

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2004年5月17日(月) ただいま肥大中2 

ぐんぐん大きくなりますね。
もう3cmほどになっていますが、見るたびに大きさが違うような気がします(親ばか)。

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ちょっと分かりにくいですか

この樹のふるさと、群馬の保っちゃんリンゴ園から、『摘果の案内』が届きました。次の土曜日にお出でくださいとのことです。

どんなことをするのかは、次回お知らせしますね。

 

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2004年5月3日(祝日) 薬剤散布・・、ただいま肥大中 

小さな、ちいさなリンゴの実、一生懸命大きくなるためには、たくさんの葉っぱが必要だそうです。

一個の実には40枚の葉っぱが無ければ、といいますのでかなりの数ですね。アブラムシなどの害虫やうどん粉病などの病気を防ぐために、若干の薬剤は必要でしょう・・・ということで、ベニカXの水溶液を散布しました。

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枝も葉っぱもだいぶ出てきました

このスプレー器は小さいのに手動ポンプ式で、広い範囲に散布する時にはとっても手が楽な優れ物です。おまけに千円程度と値段もお手頃です。

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もう、指の先ほどに大きくなってきました・・・

 

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2004年4月25日(日) 実が付いた!! 

発見しました!真っ白い花をたくさん付けて楽しませてくれた「ふじ」の木に小さな実が3つ!あったのです。

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前に花カイドウを使って授粉させましたが、まさか成功するなんて、本当は思っていませんでした。本当にアレが成功したのかしら・・・?

確認できた実は3つだけ、あんなにたくさん咲いたのに、授粉できたのはたった3つ・・・でも、花カイドウを使った時には咲いてなかったものもあるような?・・・まぁ、でも、ちょっと楽しみ、です(本当は実を付けさせてはいけないのですが)。

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2004年4月11日(日) 満開のふじ 

ふじの白い花が満開になっています。

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リンゴの白い花、でもなぜか蕾の時は、先の方がきれいな桃色です。

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2004年4月4日(日) 授粉が、できない!・・・ 

「ふじ」の花が次々に開花しています。
でも、1本だけ・・・そうです、一本だけ咲いても、リンゴは自分の花粉では受精できないので、このままでは実が付かないのです。

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とはいっても、ほかの苗木は、まだ葉芽がかすかにのぞくばかりです。なんか、代わりはないか・・・ものの本によると、「バラ科の植物の花なら場合によっては授粉できる」とあり、例として、ぼけ、梨、花カイドウとあります。

ぼけや梨の花はとても手に入りそうもありませんが、花カイドウならば・・・と、探しに出てみました。

ありました!近所の公園の植え込みに満開の花カイドウが!すみません、花を少々ちょうだいします。

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きょうは冷たい雨で温度も低いので、この花粉、あす晴れたら授粉させてみましょう。

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2004年3月28日(日) 咲きました・・・ふじの花が 

「ふじ」の大きな方の苗木についていた短果枝、先端のつぼみがやっと開花し出しました。

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2004年3月21日(日) もうすぐ咲きそう・・・ 

「ふじ」の大きな方の苗木についていた短果枝、先端のつぼみが開て始めてから2週間、5、6個の蕾に分かれ、その先はピンクに色づいています。もうじき咲きそうな感じです。

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ほのかにピンクに色づいて・・・

でも、大ふじ以外の3本の樹は、まだ目立った変化はありません。わずかに、王林の芽が伸びてきているかな、と思える程度です。

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王林の芽、細長いのでたぶん葉芽でしょうね

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2004年3月7日(日) 春、膨らむ蕾・・・ 

「ふじ」の大きな方の苗木についていた短果枝が、春の日射しに次第に脹らみ、先端のつぼみが少し開いてきました。

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でも、ほかの3本の苗木には目立った変化はまだ見られません。根付いているかどうか、ちょっと心配になってきました。

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2004年2月8日(日) 大きなふじの木、支えも・・・ 

リンゴ園から仕入れた「ふじ」の大きな苗木(ちょっと変な言い方)は、とりあえず一本の支柱を立てて、麻紐で結わえていただけでした。

いままでは冬の北風で、南の当園のベランダには風が吹くことがなかったのですが、「東風吹かば・・・」の季節そろそろ東や南風が吹き付ける頃が近づいてきましたので少し補強をすることに・・・

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アルミ線(棒)で固めました

太い支柱を2本にして、リンゴの幹とは5mmのアルミ線をステーにしました。支柱と支柱の間もアルミ線で固めて少々の風ではびくともしません。

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仕上がりはこういう状態

 

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2004年01月18日(日) 手間掛け、その2 

といっても、年明け早々から酷い風邪を引いてしまって寝込んでしまい、ガーデニングはほとんど休業状態。幸い、真冬で手間のかからない時期で助かりました。

きょう、水遣りがてら、日清製油の配合肥料を各鉢に施肥しました。

「幼木のときには肥料はほとんどいらない」と本には書いてありますが、WEB師匠によると、この時期に少量施すとありますので、こちらを信じて、各鉢にひとつまみずつ埋め込みました。

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2003年12月27日(土) 手間掛け、その1 

リンゴには手間がかかると言われています。病気や害虫が頻繁に襲ってくるので、それらの予防と防除にたくさんの薬剤を使わなければならないそうです。

そうはいっても、都会の真ん中、しかもベランダでそんなに堂々と薬剤散布はできませんので、なるべく少なく効果的に済ませたいものです。そんなことを考えながら、第一回目の薬剤散布、石灰硫黄合剤の散布をしました。

この薬剤はバラの植え替え後に、黒点病、うどん粉病などの病害やカイガラムシなどの防除のため、これまでも散布していましたので、取り扱い方はお手のものです。

強アルカリの薬剤で腐食性が強いので、取り扱いは慎重に刷毛で、幹や枝の一本一本に塗りつけていきます。

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これはバラへの塗布です

しかし、バラと違って木が大きく枝も広がっているものがあるのでかなり時間がかかります。その上、幹に塗った薬剤は伝って鉢の土に落ちるので良いのですが、枝に塗布するとポタポタと滴が鉢の外に落ちるので、自分の足などにかからないように気を遣います。

この後も、いろいろ手間を掛けなければならないようです。さて、この次は・・・

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2003年12月7日(日) 病膏肓とは、こんなものか? 

今年3回目のリンゴを仕入れに群馬の月夜野へ行って来ました。すでに谷川岳などの上越の山々は雪化粧、冬が近づいていました。

リンゴは既にいいものは残りがほとんどなく、行きつけのリンゴ園でもやっと10kgほどを購入できただけでした。でも、そこで大収穫!!

これまでの棒苗などとはまったく違い、根元で握り拳ほどもある4年経過の苗を入手できたのです。

リンゴ園のオヤジさんとよもやま話の中で、
「東京でリンゴを作ってみようと苗を探しているんですが、この辺でないかしら」
「そんなん、うちにあるよ」
「えぇー・・・分けて、わけていただけますか」
「あぁ、自分でいいのを掘っていけばいい」

裏の畠の一部に、確かにリンゴの苗木が3列に・・・2年生、3年生、そして幹の太い4年生が50本ほど育っています。その中から、オヤジさんに教わりながら、横枝の張っているすばらしい一本を3000円で分けてもらいました。

幹の中程から大胆にカットし(もったいないけど、車に入らないし)1m80ほどにして、東京に持ち帰り植え付けました。

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根元は握りこぶし大の太さです

この木には既に花芽がふっくらと付いて、来春の日射しを待っています。

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この花芽から咲いた花に美味しいふじの実が付くのです!・・・でも、オヤジさんは
「来年は実を付けさせない方がいいぞ」
「えぇ、なんで??」
「環境が(畠から)変わりすぎるから、来年は花だけ見て我慢してな」・・・ですって

それにしても、いつのまにかリンゴが4鉢も(しかも大きな12号鉢)・・・病膏肓にいるとは、こんなものでしょうか。

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青リンゴの王林の右奥が新ふじ


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2003年11月30日(日) 早速!とほほが始まりました・・・ 

先週購入して植え付けたリンゴの苗2本は、いずれも棒苗といって、今年の春に接ぎ木したばかりなので、花咲き実がなるのは、早くて3年目になります。そこで・・・2or3年生の苗木は売ってないものか?と、千葉の方に物色に行って来ました。

そして入手したのは、かなり立派な「王林」の3年苗!これは良かったと、早速植え付けようとしたのですが・・・

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3本目は青リンゴの王林

なんと!!
根には大きなコブが2つ付いているではないですか!樹木にとって致命的、バラではおなじみの根頭癌腫病に侵されていました。しかも、コブの塊は握りこぶし大にもなっています。これでは、お店に行って交換or返金を交渉しようかと思うほどの状態です。

でも、在庫の中では、この木が一番立派で(見える限りは)最良のものでしたから、交換してもらいたい代替物はありませんし・・・我が家に来たのも何かの縁か・・と思い直し、当園に置いてあげることにしました。

一つの大きな瘤を剪定ばさみで切り取り(幹にくっ付いてる部分は細い)ましたが、もう一つの方は、幹に広がっていてなかなか取れません。カッターナイフで少しずつ削り取っていきます。

なんとかほとんどを削り取り、切り口に殺菌剤を吹き付け、乾かないうちに植え付けました。きっとまた大きな瘤が成長してしまうでしょうが、何とか枝葉を付けてくれるようになってほしいものです。

この緑のポットは横にスリットがあり、「とんでもないポット」という名前だそうで、根が鉢に沿って丸まらないので果樹には特にいいそうです。

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2003年11月23日(日・祝) 青リンゴ園の立ち上げだよ 

去年から月夜野のリンゴ園に行っています。おいしい蜜入りのリンゴを食べることができます。

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鈴なりリンゴの園内

でも、東京で、お家で、リンゴってできないのかな・・・

そんな時に、NHKテキスト「趣味の園芸」の特集記事で「リンゴの植え付け」というものが出ていました。ん?できるの?東京でも?・・しかも鉢植えでも?

ふーんと思ってしまえば、もう実行あるのみ、早速、川口の日本花卉に・・・ふじとつがるの苗木を@980円で入手しました。

そして、きょう鉢に植え付けをしました。

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植え付け完了、ふじ(右)とつがる(左)

緑の10号超鉢(果樹に最適というサイドに切れ込みのある鉢です)に赤玉土7腐葉土3の組み合わせの用土を少々堅めに植え付けて、支柱を立てて出来上がりです。

リンゴの苗といっても、一般にはリンゴの木というのは、台木(カイドウという樹木)に目的の品種の枝を接ぎ木して育てます。でも、それだと4mぐらいの大木になってしまいます。

そこで、この苗は、台木に矮性台木を一度接ぎ木し、更にもう一段目的の「ふじ」や「つがる」の枝を接ぎ木したものです。これですと成長しても2mぐらいに納まり、比較的早く立派な実がなるそうです。

でも、これでも、花が咲くのは早くて2年後、収穫できる実がなるのは3年後、だそうです・・・・うーん、いかにも気の長い話ですね。

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