お盆が過ぎ、東からの風が吹くようになり、日本列島から熱さが急速に引いていきます。金曜からは最高気温でも20度ぐらいという涼しさ、北海道では1.5度と真冬並みの寒さですって・・・
先週の日曜は、富岡八幡の3年に一度の神輿連合渡御でしたが、雲が低く冷たい風が吹き渡っていました。そういえば、前々回の02年も同じような雨のお祭りでした。
温かい麦茶の差し入れにホッと一息
それでも盛大に水を掛けます
雨と水掛けで神輿も担ぎ手もグッショリ
神輿の連合渡御は深川の町々を練り歩いて、最後に八幡様に宮入りとなります。練り歩くコースの中には狭い路地もありますので、大きな神輿では担ぎ手が多すぎて通行できません。50余基の神輿の中で一基だけ、「深濱」の神輿がそうなってしまいます・・・
で、ご覧のようにトラックに乗って静かに通り過ぎます。
ちなみに、「深濱」というのは、昔深川にあった漁師町で、現在の町名にはありません。いまでは、町内会としてではなく、(築地の)魚河岸の人たちが講を作って神輿を出しているそうです。
さすがに大きな深濱の神輿です
この神輿を担ぎ、練り歩くのには1000人(?)もの担ぎ手が必要といいます。最近は地元以外の人たちがたくさんいるということですが、伝統行事を守っていくためには、相当の人手と維持費が必要になることでしょうね。
お祭りが終わり、今週も深川には冷たい雨が降っています。天気予報でも、これから30度を超えるような日は少ないようです。