東京では、とうとう史上最も初雪の遅い記録となってしまうようです。でも、このまま雪が降らないということもないでしょう。いまから40年近く前の3月12日には、東京は大雪となり、大学入試に向かう受験生が膝まで積もった雪を掻き分けてということもあったような・・・。
雪といえば、当園ではCS放送のスカパーで日本映画専門チャンネルというのを観ていますが、この連休にあの懐かしい映画「私をスキーに連れってって」を放送していました。
この、まさにバブルの申し子のような映画、覚えてらっしぃますよね(誰に言ってるの?)。封切られたのは1987年の11月ですから、ちょうど20年前になります。
ときは86年(昭和でいえば61年)から91年のバブル景気に入ったところ、株や土地の値段が高騰する中、世の中すべてが華やかで、軽やか、そんな時代の若者のアイテムは、スキー、クルマ、お酒、そしてユーミン・・・
時代に先駆けたホイチョイ映画には懐かしい場面がいっぱい。イブスキー、4駆、スタッドレスタイヤ、アマチュア無線・・・
みんな、この映画から流行ったものでした。空前のブームに火を付けたスキーパフォーマンスの数々、
内足ターン、後ろ滑り、キックターン、スキー板を雪にさしてリクライニング、ムカデなども懐かしい。
流れる曲は「恋人がサンタクロース」「サーフ天国、スキー天国」。まさにあの時代を見事なまでにすべて詰め込んでいます。「凍ってるね」「バーン」・・・の名せりふをはじめ、若者の軽いのりの言動はいまに続いています。