3連休に待望のリンゴの収穫に、群馬まで行って来ました。
鳥除けの網が掛かった稲穂干し
群馬の山里は稲穂が実り、早い田圃では既に稲刈りが始まっていました。最近は稲刈り機が普及し、このように竹竿を組んでの稲穂干しは少なくなった風景ではないでしょうか。
鳥除けでしょうか、田圃全体を覆ったビニール網が少し異様な感じでした。そして、これが、その後の前兆になりました・・・
きょうは、オーナー樹のつがるの収穫の日です。昨年は、ちょうど台風の襲来に見舞われて、折角熟したつがるの実はほとんど落果してしまい、わずか3個だけの収穫でした。
ことしこそ、豊作・・・、幸い、2週間前にリンゴ園に問い合わせたところ、今年はたくさんの実が付いてるよ、とのこと。その後も、台風は来ていませんので・・・
ところが・・・・・
リンゴの樹にもオレンジの網が
一見、たくさんのリンゴ、・・・豊作ですが、実は・・・
2、3日前からヒヨドリの大群が襲ってきて、美味しそうな大きな実がついばまれてしまっていたのです。
ちょっとついばんでは次から次と、被害にあったリンゴが、足下に落ちています。その数、何と17個!!
オレンジの網は、リンゴ園の若主人と大奥さんが大急ぎで被せてくれたのだそうです。もし、何もしなかったら、あっというまに丸裸状態になっていたことは確実です。
気を取り直して、残った実を収穫してみましたら、およそ9kgほど、個数にして30個弱でした。2年続けての災難、どうやら、つがるにはあんまり縁がないのかもしれませんね。
でも、このりんご、やっぱり美味しいのです。樹上で完熟したりんごの味は格別です。さくっと噛むと瑞々しい香り、ほのかな甘さと微かな酸味が一緒に舌の上で広がります。先日、野辺山で買った長野産とは大違いです。
この時期はまだ、つがる、さんさと早い品種だけですが、これから、赤城、陽光、群馬名月、新世界そして最後にふじと11月半ばまでいろいろなりんごに会える楽しみがあります。