本格的な梅雨が到来、って決して嬉しいわけではないのですが、この時期だけ、八百屋さんの店先に並ぶものがあります。
そうです、ウメです。それも大きな南高梅です。
左4L、右3Lサイズ
梅干しを漬けるなら、何といっても南高梅、果肉が厚くて柔らかい仕上がりは南高梅ならです。
南高梅もお店によって、大きさ、熟し度合い、お値段・・・さまざまなのです。大きさは2L程度から4Lの巨大サイズまで、少しずつ違いますし、熟成度も、まだ青いものや、いい漬け頃の黄色に熟したものもあります。
お値段もさまざまです。写真はどちらも南高梅なのですが、左の4Lものは松坂屋の地下で1kg980円(これでも安い方)ですが、右の3Lぐらいのものは、深川の激安八百屋さんで1kg400円でした。
でも、ウメは見つけたときが買い時です。来週はもっといいのが入るのではとか、あそこのスーパーならもう少し安いのが・・・などと言って躊躇してたら、1、2週間後には南高梅は一斉に姿を消してしまいます。
上のは、いずれもまだ熟し方が足りませんので、もう少し寝かせて、フルーツのような香りが部屋に充満するまで完熟させようと思います。
その代わり、もう一つ、いま出回っているもの、ラッキョウを漬けてみました。
2kgを下拵え、1.2kgのラッキョウ
ラッキョウも今が旬で、漬け頃のがどこの八百屋さんにも山盛りで売られています。あまりにお安いのは、いわゆる中国産ですので、とりあえずパスして、鳥取、鹿児島、茨城辺りの産を入手しましょう。
ラッキョウを漬けるのには、下ごしらえがちょっと面倒、上下をカットして薄皮を剥いて、いわゆるラッキョウの形に整えるのに、すぐ1時間ぐらい経ってしまいます。
漬け方は簡単、冷ました塩水をかけるだけ、1〜2週間冷蔵庫で寝かせば、塩漬けのできあがり。そのままでも結構いけますし、お好みに応じて甘酢漬けなど、好きなように味付けをすればいいのです。
でも、ラッキョウのにおいは強烈です。ほかの食物に匂い移りしないようにお気を付けください。
香りといえば、くちなしのしろい花が咲き出し、ベランダに特有の甘〜い香りが漂っています。
夏風邪、結局、治るまでに10日間もかかりました。みなさまもどうぞお大事に・・・