新緑の候、群馬のリンゴ園からオーナー契約のお知らせのハガキが届いていました。
このアップルオーナーというのものは、リンゴ園の若木の中から自分の好みの樹を選び、その樹の秋の収穫を独り占めしようというものです。
多くの木は既にオーナーさんが決まっていますが、私たちのように新規に契約しようとする場合は、花が終わり、たくさんの赤ちゃんリンゴが結実しているこの時期に、実際に木を見てお好みの木を選ぶのです。
そして、木を決めたらその場で、大きなリンゴに育てるためにとても重要な着果の減数(摘果)作業をオーナーの皆さんにさせてあげましょうということなのです。
早速、出かけてきました。
リンゴ園はまさしく新緑の中、草も木も緑のグラデーションで埋め尽くされていました。
リンゴの木には、小さな実がいっぱい
一つの花房には4つから5つの実が付いています。これをそのままにしておくと、栄養が十分に行き渡らず、りんごの実は大きくなれなくなってしまうのです。
そこで、はさみでチョキチョキ・・・
小さな赤ちゃんリンゴ
真ん中の大きめの一つを残し、ほかのはすべて落としてしまいます。ちょっともったいないけど、こうすると、残った一個の実がぐんぐん大きくなって・・・こうなります。
リンゴらしい形でしょ(実は当園のベランダの実)
で、当園のオーナー樹として選定(剪定)した木は、これです!
高さ5mあまり、幹は両手で回るほどですが、この木でも10年ほどは経っているようです。実の付いている手頃な枝が10本ほど出ています。