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花日記(Flowers Diary)

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2002年9月29日(日) 花電車ならぬ花シップ 

春秋のお彼岸時、下町の掘り割り、岸辺にはたくさんの人が釣り竿を出しています。

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この時期、掘り割りにはたくさんのボラの群れが泳いでいますが、狙っているのは、もっと小さなハゼです。引き潮や満ち潮時、潮の動くときには結構釣れるようです。

そんな小名木川にはこんなものも泳いで?います。

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屋根にたくさんのお花を載せた花シップ、浜離宮やお台場に向かう隅田川の遊覧船の一艘です。隅田川本川を走行する船は大型船ばかりですが、掘り割りから行くこの船は、途中の橋桁をクリアするために、高さを低く抑えて作ってあります。

<きょうのガーデニング>
・アロエベラの植え替え
・ビオラの植え付け
・ヒマワリの種採取

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2002年9月28日(土) 春の準備を始めよう(1) 

早いもので、もうじき9月も過ぎます。

最高気温も20度前後、そろそろ秋まきの種は蒔き時を迎えます。だいたいの花の種には、気温20度での発芽率が60%とか70%と書かれています。

まず、デルフィニュームの種を蒔きました。

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デルフィの種はその成長した姿の巨大さから考えると不思議なくらいに細かい種です。今年は、市販されているピートバンという商品を使用してみました。覆土は一部切り取ったピート(水苔)を砕いてかけただけです。上手くいけば1週間ほどで発芽するでしょう。

今回の種まきはこのデルフィにネモフィラ、矢車草を加えた3種類、いずれも青い花にするつもりです。

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種袋3種(下はデルフィの輸入種)

<きょうのガーデニング>
・デルフィニュームの種まき

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2002年9月22日(日) お彼岸・・・庭いじりの季節 

暑さ寒さも彼岸まで、昔の人は実に良く言ったものです。つい先日まで、暑い熱いと叫んでいたのがウソのように、涼しさがやってきました。辛い夏を過ごした植物たちも、この涼しさで成長の季節に入ります。

また、この季節は気温が23〜27度、庭いじりの秋の作業、スタートの時期です。秋の種まき、春咲き球根の植え付け、夏の暑さで休眠していた草木の植え替え・・・本来なら、気温の低下に追われるように忙しい!

でも、このところの暖冬、どうも早過ぎるようで、植物たちが徒長気味に成長しすぎになります。今年は、全体のスケジュールを2週間ぐらい後に送ろうと思います。

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そんな中で、作業第一号。ドラセナを仕立て直して1年半、順調に生育して6号鉢では小さくなったようです。一回り大きな8号鉢に植え替えてあげることにしました。

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鉢底の穴から根が覗いています

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鉢壁にこびり付いた根を定規で切り離します

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ぎっしり!まさに「根鉢」そのもの

鉢底の穴から、一本の根が出ています。これは、鉢の中が根でいっぱいになっている、根詰まりのサインです。スチールの定規で鉢の壁にしっかりこびり付いている根を切り離します。

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植え替えの用土は、赤玉土5、ピートモス3、パーライト2というところです。室内に置きますので、腐葉土は使わず、ほぼ無菌の土で構成します。

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チビさんも一緒に植え替えました

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室内の定位置に

見るからに大きく全高は1mを越えています。これからもどんどん伸びそうで、床に直に置かなければ、天井につかえてしまうのも近そうです。

<きょうのガーデニング>
・ドラセナの植え替え(6→8号鉢へ)
・クリスマスローズも植え替え
・ペチュニアを整理

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2002年9月15日(日) 夏のなごり・・・消えちゃった日記 

あれれ、大分間が空いてるな、と思いましたら、22日の日記を書いたときに、この15日の日記に上書きしちゃったようです。・・・思い出しながら、復活

つい先日まで暑い熱いと言っていたのに、このところの涼しさは植物たちにはありがたいところです。

つい先日まで寂しかったベランダで、秋バラというには少し早い、なごりの夏バラが一斉に咲いています。

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きれいに咲いた一つをご紹介すると、このシャルル・ド・ゴールなんか気に入っています。

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ベランダで花いじりをしていると、なんだか寒くなってきます。ならば、とアロエの葉を切り取り・・・

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中の葉肉を取り出した残りの葉をお料理のだし袋に入れて、浴槽にぽい・・・

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アロエ風呂で温まりました。まだ9月なのに、これも異常気象のうちでしょうか。

 

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2002年9月7日(土) 根頭癌腫病 

見るからに恐ろしげな病名ですが、バラの病気、それも不治の病の一つです。

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ラ・フランスの根元

写真で見るように、バラの根に土中の病菌が入り、徐々に癌状のコブができてしまいます。これができると、バラの生長が阻害されますが、防除法や治療法はないそうで、見つけ次第、コブをえぐり取るしか手はありません。

根元付近の土を少し掘ってみると分かりますが、きょう2株(ラ・フランス、コンラッド・ヘンケル)に発見しました。ラ・フランスの方はすごく大きいのが2つもできていました。早速掘り出しましたが、バラも大変ですね。

暑かった夏もそろそろ、ですね。植物はしっかり季節を先取りし、私たちに教えてくれます。クリスマスローズにも、そっと瑞々しい新芽が顔をのぞかせています。

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この新芽に花が咲く・・はずです

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2002年9月1日(日) 秋風に揺れるコスモス・・・!? 

とうとう、きょうからは9月です。といっても、きょうも強い日射しが容赦なく降り注ぐ暑い日でしたね。この残暑は今週いっぱいは続くと、気象庁さんは予報しています。でも、今週は外回りの予定がずっと入っているので、どうかお手柔らかにお願いしたいところです。

『いち早く都心に秋の風景が・・』という惹句に惹かれて、浜離宮庭園に出かけてみました。

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キバナコスモス(右)とふつうのコスモス(?左)

確かにいち早く、コスモスの大群落・・・それも派手なキバナコスモスが30万本(ホント?)満開となっていました。でも、私には、小径の反対側に咲いているふつう?の白と薄いピンクのコスモスの方が・・・こっちの花には、早いアキアカネが飛んでいましたし。

この「浜離宮庭園」、初めて訪れてみましたが、銀座のすぐそばにこんな森があるとは・・・それもトトロの森のようなのが、とは思っても見ませんでした。

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池、森越しに汐留再開発の巨大なビル群

とにかく広いんです、面積25ha、都心のまっただ中で青空の広さが実感できます。

東京湾から海水を引き込んでいるという大きな池の周囲に、樹齢300年というクロマツを初めとしたクスノキなどの巨木も植えられています。きょうはすごく暑い日でしたが、その樹々がつくる木陰に入れば、たちまち涼風が身体を包みます。

こんなところにこんな水と樹木のハーモニーがあったとは、まさに灯台もと暗しでした。でも、ここ正式には「駐車場なし」なんですよね、それがネックになっていました(今回行ったら、入り口の所に40台ぐらい停められる駐車場?がありました)。

きょうは少々暑すぎましたので、本当の良さは分からなかったような気がしています。もう少し涼しくなったら、また行ってみようと思います。でも、入場料300円というのは、少々高くありませんか、石原さん。

行かれる方へのミニ情報・・・
最寄り駅は、地下鉄大江戸線の築地市場駅、徒歩7分だそうです。新橋からは15分ぐらいです。クルマでは駐車場は常に満車状態ですから、首都高速汐留ランプ下の地下駐車場が近くて確実です(30分200円)。でも、もう少し涼しくなってから行くことをお勧めします。

 
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