接骨療法
当院では、接骨医学・理学療法・整形外科学に基づき診断評価・治療を行っております。
<接骨療法が適用する傷病名>
骨折・脱臼
打撲
捻挫
挫傷(筋肉、腱(けん)等の軟部組織の損傷)
<治療の目的>
疼痛を始めとする症状の緩解
腫脹(腫れ)の軽減
圧痛(押した時の痛み)の軽減
循環の改善
筋肉、関節の機能低下の改善、予防
筋力、持久力、協調性の向上
軟部組織の機能回復
神経機能の回復
<接骨療法の特徴>
運動器疾患を自然療法で治すのが専門です。
運動器官の損傷に対し、自然療法を行うのが接骨院の特徴です。
医科学的根拠に基づき、自然療法を安全かつ効果的に行ないます。
決して乱暴で急激な力を加えるような治療を、患者さんの同意なく行なう事はありません。
一つ一つの治療方法には、医科学的に意味ある治療を施し、やさしく、穏やかに症状をやわらげます。
一回で治すという事はできませんが、確実に処置する事で、初回の治療から高い確立で症状緩和を実感できます。
確かな治療を確実に積み重ねていく事で、症状は少しづつ緩解してきます。
接骨療法は、安全確実な自然療法です。
<接骨療法の具体的治療>
接骨療法では、下記の3点にフォーカスして治療を進めます。
1.整復
2.固定
3.後療法
1.整復について
整復とは、損傷組織を正常な状態に整え、復位させるということです。
組織損傷に伴う組織の変移を正常位置に戻す事が大切です。
簡単に言うと、ズレた組織を元の位置に戻すという事です。
これは、早期に処置したほうが治りも良いです。
組織損傷の程度は、マクロレベルからミクロレベルまであります。
骨折、脱臼を整復する事は、容易に想像できると思いますが、
軽度の捻挫、挫傷においても整復は必要ですし、それにより回復が早まります。
また、はっきりした大きな力が加わった覚えがなくとも、
ほんのちょっとしたことで、組織損傷が起こるケースも多くあります。
2.固定について
固定とは、損傷組織を含めた、周辺部分を固定する事で、損傷部を保護する事です。
損傷した部分に無理な負荷がかかれば、治りにくくなります。
そして、損傷した組織が、最も回復し易い組織の位置、角度があるのです。
その状態に固定して必要な期間安静にします。
そうする事で、回復が促進します。
整骨院では、固定法をしっかりと行ないます。
固定を嫌がる患者さんの気持ちもわかりますが、固定せず、無理な負担により
回復が遅れているケースも多々あります。
固定も、時と場合によっては、とても大切な処置方法の一つです。
<具体的固定方法>
@ シーネ固定
A 包帯固定
B バンド固定
C サポーター固定
D テーピング固定
3.後療法について
下記の療法を必要な時期に、必要な治療を、必要なだけ加え、回復を早めます。
<具体的治療法>
@ 消炎・鎮痛処置
A 徒手療法
B 物理療法
C 運動療法
<当院が行う損傷組織の評価法>
@ 問診、視診、触診
A 理学検査
B エコー(接骨院用超音波検査)
<当院で治療できない傷病は、病院を速やかにご紹介します。>
当院の各種理学検査で、治療できるか否か判断できます。
急性期で、レントゲン検査、MRI検査等の各種検査や投薬が必要な場合は、
速やかに、整形外科病院での検査をお勧めします。
患者さんのかかりつけの病院があれば、その病院を勧めますが、
かかりつけがない場合は、適切な病院をご紹介いたします。
紹介状も作成します。
さくら整骨院 〒290-0054 千葉県市原市五井中央東2-17-1 TEL/FAX 0436-25-5033 |
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