キャブレターの構造
2・パイロット系統
パイロット系統は、アイドリングから低・中速運転時までの燃料を
供給します。

MIKUNI・PHHキャブレターには、燃料が
「メインジェットI」を通ったあと「パイロットジェットC」に
 流れる
「同系統方式(モノジェットタイプ)」と、
「フロート室」より直接「パイロットジェットC」に流れる
「別系統方式(ビジェットタイプ)」の二通りあります。

「OERキャブレター」のパイロット系統は、「フロート室」より直接
「パイロットジェットC」に流れるビジェタイプを採用しています。

・MIKUNI・PHH 同系統方式(モノジェットタイプ)
・MIKUNI・PHH 別系統方式(ビジェットタイプ)
ボディの底から、判別が出来ます。
装着されるジェットブロックの種類が違うので、
お間違えの無いように。
同系統方式(モノジェットタイプ)
S型
N40PHH
3型
N40PHH
凹はあるが貫通し
ていない
別系統方式(ビジェットタイプ)
4型N44PHH
穴が貫通しています
   
アイドリング時の「スロットルバルブH」は、極わずかしか開いて
おらずエンジンの吸入負圧は、「スロットルバルブH」を境にマニ
ホールド側に働き「バイパスF(ボディに加工済みの穴)」付近の
負圧は大気に近い状態にあります。

燃料は、下から上がってきて「パイロットジェットC」で計量され、
「パイロットエアージェットD(ボディに加工済みの穴)」で計量
された空気を混入し、「バイパスF」より再度空気を混入し、
良く微粒化された濃い混合気となって「アイドルポートE(パイロ
ットアウトレット)」に流れます。
「アイドルポートE」に流れた燃料は、「パイロットスクリューG」
の隙間より「メインボア」に流れ、「メインボア」を流れる少量の
空気と混合し最適な濃度の混合気となってエンジンに供給されます。
「Dパイロットエアージェット」
に通じるエアホールの入り口

もしこれが詰まってたりしたら、
アイドリング時に過濃混合気と
なり、アイドリング不良やエン
スト
などを起こします。
バイパスホールとアイドルポート
「スロットルバルブH」の開きが大きくなり
エンジン回転が上昇すると
「アイドルポートE」からだけの混合気では
足りなくなり、
その不足分は「バイパスF」より補充するよ
うになります。
「スロットルバルブH」のの開きが右図以上
になりますと「バイパスF」付近にも負圧が
働き混合気が噴出されるようになります。
・OER (ビジェットタイプ)