TRUCK
 
「サニートラック」である。
 
日産グループの愛知機械工業で生産され1994年で生産終了。

愛知機械は現在では完成車両は生産しておらず、エンジン及びミッションとかのユニット専門工場になっている。

あのR35 GT−RのGR6型デュアルクラッチトランスミッションも愛知機械製である。




国内向けのサニトラについてはいろんな人がホームページやブログをUPしているので割愛し、

輸出用のサニトラに目を向けてみたいと思います。

南アフリカ共和国で現地生産されていた「1400 BAKKIE」ではなく、あくまでも日本で造って国外に

輸出しているモデル(1200UTEと云う人もいる)にスポットをあてる。

 
輸出用のパーツリストです。

  LB120

B120の前に左(レフト)の
「L」が付いてるので
左ハンドル車用の
カタログと判る。

右ハンドル輸出用も存在するが
別のパーツリストなのか?
米国統治下時代の沖縄、

当然レフトハンドル。

いわゆる「沖縄仕様」も

OKINAWA って

このカタログに載っている。
その他、各国の語源別に

5種類の言葉で車両諸元表

が別々に記載されている。

当然私は読めない、、、、



その中でもこれは、、、

中東向けのアラビア語表記

もちろん解読不能である(爆

見た目の外観上は国内物と輸出用はほとんど変わらないが、それでも日本とは保安基準の違いで若干国内と異なるパーツがある。

このパーツリストより国内用と違う品番を見つけて部品を取ってみた。



輸出仕様にする際にでも参考にされてください。

尚、品番等の質問は御遠慮下さい。されても当方は一切回答しません。あしからず。

「フロントサイドマーカー」


国内はフルオレンジに対し、

輸出用は両端がクリアである。


これは有名ですね、

ここを交換すれば

一番印象が変わります。


但し、配線はやり直しです。
輸出国別向けでミラーが付いて

ない「ミラーレス」や、

「フェンダーミラー」か、

「ドアミラー」だったりする。
で、その「ドアミラー」である。


このドアミラー、

あんまり観(見)えない。

多少は首振るのだが、

左ハンドル用の宿命か、、、

見た目(見栄え)が良いので、

ルックス優先なら装着するのは

構わないが。
極めつけはコレ

「ストップランプレンズ」


見た目変わらないように思いますが、

リフレクター部が国内用より

ひと回り小さい。

だから何なんだと言われそうだが、

輸出仕様にこだわるなら、、、、
リヤゲートの「NISSAN」ラベル

全車に張られている訳ではない。


「黒文字」と「白文字」が存在する。


797×139mmの大きな

切り文字ステッカー(ラベル)。

純正部品だけあって値段が

少々かなりお高い、、、、、、、

輸出用のサニトラの画像はWEBで
色々拾えるけど、リヤゲートラベルが
張られてる写真ってなかなか無い。
かろうじてこれ1枚拾った。

無断掲載だけどWIKIPEDIAからだから
リンク張っとくけんいいよね。。


で、

我が車にも張ってみた。

「そんなんカッティングシートでよかろうもん」

って言われたが、あくまでも純正部品に

拘る。



う〜ん 自己満足。

どこぞの国向けにはサイドストライプも入るようだが、品番が判らないので取っていない。



以上のパーツが国内向けサニトラと異なる外観部品です。  あと、内装関係やボンネット内がどうかは調べてません。

だってこのパーツリスト、マイクロフィッシュなんです。  これマイクロリーダーで観てたら酔って吐きそうなんだもん。

そのうち調べて何か変わった物があれば採ってみたいと思います。



でもね〜  生産打ち切りからだいぶ経つから生産廃止部品がそろそろ出てきてるんです。

こないだ聞いたら「ストップランプレンズ」右か左のどっちかがOUTでした。



皆さん、(字余り) です。

コレはって思う部品は見かけた時が買い時です。

ただし、物の値段(相場)はよく勉強して高い物を握らさせられないようにしましょう。




  
  
ここまで来るとやはりコチラにも目を向けて見たくなるものである。
そう、南アフリカ共和国で現地生産されていた「1400 BAKKIE」


日本人より背が高い人が多いいのか屋根が少々高くハイルーフである。
リヤウイィンドゥが若干小さいように見えるのだが。






リフレクターが付いてるリヤバンパーラバー これ欲しい、、、、
でも向こうの生産品(MEDE IN 南アフリカ)なので無理。

この1400バッキーも2008年9月で生産終了。

後継車「NP200」にバトンタッチしている。
これはもうサニトラとは言わない。別物である。

・南アフリカ日産自動車



番外編:

日本国内のサニトラの生産が終了した後、こんなのが海外にあった。
「ADバンのトラックバージョン」 タイ?での現地生産品であり日本には無いモデル。

この写真、私が随分昔(10年位前かな?NISMOのロゴが旧型だし、95年モデルのR33GT−R LM が展示してるから1996〜8年?)
にニスモの展示会が横浜であった時、展示してました。
これってニスモがこのADピックアップわざわざ1台引張って来てデモカーに仕上げた車だそうです。
最初見た時、コレ欲しいと思いました。






(当時はデジカメがないのでこの写真はネガより電子化しました。ネガが古く変色してたので多少色修正しています。)


上記のがマイナーチェンジして顔面が変わり、少し見栄えが良くなったタイ製のウイングロードピックアップ
これ、日本国内にも投入すればよかったのに、、たぶんそこそこ売れたろうに。





なぜだか当方にコレのパーツリストも在る。
正式名称 HY10 AD−RESORT



よく見ればバンの設定も有る。

日本のADバンと違い、後部ハイルーフなので使い勝手が良さそう。


個人的にはコッチの方が上記「NP200」よりとっても素敵。
残念だがこれも既に生産が終了している。